You-学舎は、大阪(茨木・南茨木・千里山)、京都(西院・太秦)の個別指導・学習塾です。

【海外子女】日本と海外の算数・数学で無敵に!

 帰国生向け情報

JUGEMテーマ:学問・学校

日本の算数とアメリカの算数

海外に住んでいる小・中・高校生の指導をしてきて、算数・数学のアプローチが日本と海外では色々違うなぁと感じています。

いずれ日本に帰ってきて、日本の学校で算数・数学を学ぶなら、そして今海外に住んでいて、現地校やインターナショナルスクールに通っているなら、欲張って両方のいいとこ取りをしちゃいましょう。

日本の算数

計算のスピードと正確さが重要

小学生の算数で、日本がいいなあと思うのは 徹底的な計算練習と九九 ですね。

小学生の低学年の頃には、小学校2年生で九九を暗唱するので、誰でも1桁のかけ算はスラスラ解けます。

 

また小学生の頃は、毎日のように計算ドリルから宿題が出るので、計算スピードが速くて正確になります。

だから日本人は、暗算でお釣りが計算できるって言いますよね。

でも、電子マネーが広がっていくと、「お釣り」という概念もなくなるんでしょうね…。

九九は必ず覚えよう

アメリカでは、九九は表を見て、その答えを使うのですね。

 

今年の夏、アメリカから帰ってきた小学生、現地では通える範囲に日本語補習校がなかったということで、九九を覚えていませんでした。

これは大変だ!ということで夏休みの間に九九の練習をして、大急ぎで覚えてもらいました。

日本の小学生なら九九は必須 ですからね。

アメリカの数学

現地校では掛け算を面積図で考える

では、海外の子供たちは計算力が低くても大丈夫なのか?というと中学校になったら電卓を使うようになるので、計算は電卓がするというスタンスなのでしょう。

アメリカの現地校の算数では、かけ算を面積図で考えますよね(州によっては面積図は使わないのかもしれませんが)。

 

これはかけ算のイメージが分かっていいなぁと思います。

日本国内の保護者の方には、「かけ算の面積図って?」という方がいらっしゃると思います。

45×59ならばこんなふうに考えます。

これは日本の小学生にも有効そうですね。

このイメージを持った上で、日本式の筆算を解いていくと、理解が深まりそうです。

現地校では「なぜそうなるのか?」という理屈を重視する

現地校では、面積の公式や体積の公式を学ぶときに、 「なぜそうなるか?」を重視 しますね。

どうしてこの公式が導かれたのかしっかり学びます。

 

これもいいですね。

日本の算数ではさらっと説明した後で、実際に公式を使いながら問題を解いていく(手を動かして計算してみる)のに時間をかける先生が多いように思います。

問題を解きながら、公式の意味をつかむ子も多いです。

 

現地校と日本の算数の両方をマスターすれば無敵!

現地校の学びと、日本式の算数の両方を身につければ無敵! になるのではないでしょうか?

 

現地校で理屈重視の算数を、補習校で徹底演習重視の算数を学べるのは、貴重です。

日本で中学・高校・大学入試を受験することになるなら、思考力とともに計算のスピードも正確さも求められますからね。

算数の計算をコツコツ毎日するのは大変なので、小学生のうちは計算は学習アプリを使ったり、タイムトライアルをしたりして、ゲーム感覚で楽しんでみるのもいいです。

 

アメリカンスクールの数学

論理的思考を大切に

ペルーでアメリカンスクールに通っている高校1年生のT君。

海外の大学に進学するか、日本の大学に進学するか決まっていません。

また急に帰国することになるかもしれません。

 

そんなときに困らないように、日本の高校数学をオンライン授業で学んでいます。

彼によると、アメリカンスクールの授業で公式を扱うときには、「なぜその公式が出て来たのか?」、論理的に考えることを大切にしているそうです。

中学から計算は電卓で

T君の話によると、アメリカンスクールでは、中学になったら電卓での計算を徹底的に学ぶんだそうです。

計算は人間がするよりも電卓がする方が正確で速いですから、ある程度の学年になると計算は機械に任せて、論理的な問題を解くことにシフトするのは合理的ですね。

 

だからこそ、 学力の高い生徒は、ハイスクールで大学レベルまで進む時間の余裕ができる のですね。

電卓もアリだなぁと思います。

 

でも、日本の数学は、今のところ大学入試までは手計算です。

正確さとスピードが求められるので、日本の数学問題を解くときには電卓はなしですよ!

 

日本の高校数学

平方完成って何?正弦定理って何?

T君は日本に一時帰国したときに、数学IAの参考書を買って、自分でも日本の数学を学習していました。

でも、日本の数学はアメリカンスクールとアプローチが違って、一人では混乱してしまったとのこと。

数学Iの二次関数でも、日本では定番の「平方完成って見たことがないなぁ。何のためにするんだろう?」とか、三角比の「正弦定理って何?」という感じたそうです。

日本とアメリカ両方のアプローチで学ぶと、総合力が上がる

オンライン授業で、担当の先生が 「正弦定理の公式」を証明 したところ、納得がいって、公式を使えるようになりました。

平方完成も問題演習と解説を繰り返したところ、納得できたようです。

 

授業では、基本的には日本の高校の数学の教科書と、学校でよく使う問題集(4stepなど)を使いながら数学I数学Aを学びますが、アメリカンスクールのテスト前には、テスト対策の質問も受けています。

大学進学にはハイスクールの成績も重要ですからね。

 

色々なアプローチで数学を学ぶと、理解が深まります。

海外で暮らしているからならではの、贅沢な学びですね。

講師

小学校の算数も、中学・高校の数学も海外と日本では進度も違うし、指導の仕方も違いますが、バランスを取りながら上手に学んでいきましょう。

 

「オンライン個別指導 You-学舎」へのお問い合わせはこちらからどうぞ。

この記事は、なみまつが書きました。


【海外子女】日本の中学生は、どうやって国語を勉強している?

 帰国生向け情報

JUGEMテーマ:学問・学校

日本の中学生は、国語をどんなふうに勉強している?

海外に住んでいると、日本国内の中学生がどんな学習をしているのか?気になりますよね。

 

今回は京都のある中学校、2年生の学年末テスト試験のテスト範囲と、テストに向けて生徒たちがどんな勉強をするかを見てていきましょう。

京都市の国語の教科書は海外在住の方に配布される教科書と同じ「光村図書」なので、中学2年生の教科書がある方は実際に教科書を見てくださいね。

定期テストの範囲を見てみよう

中学2年生の学年末テストの実際のテスト範囲がこちらです。

京都市のある中学校の国語のテスト範囲
  • 四字熟語(12)、(13)、(14)、(15)
  • 漢字マスターp.40〜47
  • 暗唱(百人一首)
  • 動詞・形容詞・形容動詞の活用
  • 敬語p.125〜127
  • 同音・同訓p.128〜129、便覧p.217〜221
  • 五重塔はなぜ倒れないか
  • 君は「最後の晩餐」を知っているか
  • 走れメロス

なかなかハードなテスト範囲です。

 

海外在住生は、知識問題が苦手

補習校に通っている(または通っていた)中学生の国語の授業をスタートするとき、まずは日本の国内通塾生が受ける模試と同じ問題を解いてもらって、どれくらいできるか様子を見ます。

このとき読解問題は比較的よくできていても、文法や知識問題はほぼ全滅というパターンがよくあります。

 

解説授業のときに聞いてみると、文法の勉強はしたことがないという生徒も多いです。

古文もほとんど学習したことがないという声もよく聞きます。

週1日の補習校の授業では文章(主に現代文)を読むだけで精一杯ですよね。

現地校やインター校と両立さえているんだから、それだけでもスゴイと思います。

 

今回は日本の中学生のテスト勉強について書いてみます。

日本の中学生は、テスト対策をしながら知識を増やす

さて、範囲表見ると、「五重塔はなぜ倒れないか」「君は『最後の晩餐』を知っているか」「走れメロス」以外、太字部分はすべて知識問題です。

文章読解問題だけではなく、 知識問題もたくさん出題される んです。

 

日本国内の中学生はこんな感じで発表されたテスト範囲表をもとに、テスト勉強をしながら文法や語彙力、知識を身に付けていきます。

知識問題は覚えるしかない

この中学校では、テストに向けて四字熟語プリント4枚が配られています。

これは覚えるしかないですね。

四字熟語は毎回のテストで出題されます。

 

今回は四字熟語プリント(12)〜(15)がテスト範囲なので、 1年間で15枚の四字熟語プリントを覚えてきた ことになります。

毎回のテスト勉強をしっかりすると、かなりの量を覚えることができます。

 

漢字マスター(漢字ドリルのようなテキスト)は8ページ分、これも覚えるしかないですね。

暗唱の「百人一首」は、冬休みの宿題の定番なので、その確認テストのような感じでしょうか?

高得点を取るにはコツコツと覚えていくしかありません。

四字熟語は覚えておきたい

以前中学1年から3年の途中まで、2年間をアメリカで過ごしてICU高校に合格した生徒が、高校に入ってから「四字熟語などを覚えていなかったから、学校の授業で出て来ても意味がわからなくて大変だった」と言ってました。

いずれ日本に帰って来て、日本の学校で学ぶなら何か対策をしておきたいですね。

彼女のICU高校合格体験記はこちらの記事をご覧ください。

文法は理解すればOK

動詞・形容詞・形容動詞の活用は「未然形」「連用形」などの活用形や「五段活用」などの活用の種類を学びます。

覚える分量はあまり多くありません。

効率よくポイントを押さえて教えてもらえば短時間で理解できます ので、帰国が決まってから急いで学び直してもいいですよ。

 

日本の中学生も敬語が自然に身に付くわけではない

まずは敬語について理解する

敬語では主に丁寧語・尊敬語・謙譲語について学びます。

教科書にはこんな表が載っています。

尊敬語と謙譲語の例
動詞 尊敬語 謙譲語
見る ご覧になる 拝見する 
食べる 召しあがる いただく 
問題を解きながら敬語を身に付けよう

「海外で暮らしていると尊敬語や謙譲語を使う機会はほとんどないので…」とおっしゃる保護者の方も多いのですが、実は日本国内の中学生も、尊敬語や謙譲語を使うことはあまりないです。

 

では、どうやって身に付けるのかというと、テスト勉強をして覚えていくのです。

表を見て覚えたあとに問題演習をして定着させていきます。

 

では、実際にどんな問題を解くか見てみましょう。

下線部を特定の形の動詞を使った敬語に書き改めなさい。

(1) お客様がデザートを食べる

(2) 先生から賞状をもらった

答えは(1)「召し上がる」(2)「いただいた」ですね。

こんな問題パターンもあります

次の文の敬語の使い方が誤っている部分に棒線を引き、その部分を正しく書き改めなさい。

(1)田中様は何時に参りますか。

(2)先生が廊下に並ぶように申された

(1)参りますかに線を引いて、「いらっしゃいますか」

(2)申されたに線を引いて、「おっしゃった」(言われましたでも正解)

と改めればいいですね。

 

こんな感じで問題を解きながら経験を積んでいきます。

海外在住の中学生も少し時間をかければ敬語は身に付けられます

漢字の使い方もテスト勉強をして身に付ける

同音・同訓は教科書では「侵す・冒す」「図る・諮る」など20の例が出ています。

それに加えて便覧で5ページ分プラスされていますから、かなりの量になります。

これも読書好きな生徒は感覚で分かっていますが、ほとんどの生徒は学習して覚えていきます。

 

帰国生にとって、漢字は永遠のテーマでしょうか?コツコツ覚えていきましょう。

 

海外在住の中学生に取り組んでほしいこと

今回のテスト範囲で海外在住の中学生に取り組んでおいてほしいのは、四字熟語と敬語です。

長期休みなど時間が取れるときに取り組んでみてはいかがでしょうか。

講師

日本に帰ってきてからやっておけばよかったこと、中学生は四字熟語や歴史、日本地理と答える生徒が多いです。

四字熟語、日常生活で使うことは少ないので一度時間をとって覚えておくといいですよ。

 

「オンライン個別指導 You-学舎」へのお問い合わせは こちら からどうぞ。

 

あわせて読みたい記事

 

この記事は、なみまつが書きました。


【海外子女】国語力を上げるには?小学校低学年編

 帰国生向け情報

JUGEMテーマ:学問・学校

小学校低学年で、海外で暮らし始めたら

日本語力の維持と向上に取り組もう

海外で暮らし始める年齢が低ければ低いほど、すんなりと現地校やインターナショナルスクールでの生活に慣れていきます。

必要な英語力も語彙も少なくてすむので高学年のお子様や中学生に比べたら、ずっと速く新しい環境に馴染めます。

 

その反面気を付けたいのが 国語力・日本語の維持と向上 です。

母国語が定着するのは10歳〜12歳くらいと言われていますので、日本国内の子供と同じように国語力を形成していくには意識的な取り組みが欠かせません。

 

小学校高学年の保護者の方は、【海外子女】国語力を上げるには?小学校高学年編をご覧ください。

教科書音読と書き取りは、毎日取り組もう

日本の小学生の宿題の定番

日本国内の小学生の宿題の定番は教科書の本読み(音読)です。

また、1年生ならひらがな、カタカナ、漢字の書き取りも毎日宿題に出ます。

そして2年生、3年生と学習する漢字がどんどん増えていきます。

週末の補習校での日本語の読み書きだけでは不十分なので、低学年の間は毎日教科書の音読、漢字の書き取りをすることをオススメします。

 

「教科書の音読」については、どんなペースで進めればいい?

どんどん先取りしてもいいですが、補習校に通っているなら、補習校のペースに合わせていれば問題ありません。

1日1回読む、夕ご飯の後に読むなど、ルールを決めると継続しやすいです。

スラスラ音読できるまで、何度も繰り返してくださいね。

日本国内の小学校の進度を知るアイテム

もし通える範囲に補習校がない方も、教科書は入手されていますよね?

海外在住の方がお持ちの国語の教科書(光村図書)は光村図書のHPで年間指導計画・評価計画資料を見ることができます。

例えば1年生の9月なら「ゆうやけ」や「うみのかくれんぼ」を学習しているんだなと分かります。

また、評価基準の欄を見ると、学校の先生がどんなことを基準に成績をつけるのかがわかるので、何を目標にしたらいいかが見えてきます。

 

教科書以外にするべきこと

日記や作文でアウトプットしよう

アウトプットには作文や日記が書くことがオススメです。

1週間に1つくらい、最初は短い文でかまいません。

とにかく日本語を書くことを習慣にしていきたいです。

休みの日に行った場所について、学校であったこと、きれいな景色をみたこと、スポーツをしたことなど、自分の経験を日本語で書けるようにしていきましょう。

 

学年が上がると、学んだ漢字が増えていきます。

習った漢字は必ず使うルールが大切です。

インプットしてもアウトプットしなければ定着しません。

 

少しずつ日本語で文章を書くことに慣れてきたら、自分の気持ちなども書くようにして、日本語で考える時間を作りましょう。

また、絵が好きな子なら絵日記を書くようにすると楽しんで続けられます。

遊び感覚でも机に向かう時間を増やすことができるので、自然と日本語で学習する習慣がつきますよ。

日本の文化や風習を身に付けよう

小学校低学年から、またはそれ以前から海外で暮らしている場合、日本の文化を体感する機会が少ないですね。

お正月や夏休みに一時帰国するくらいですから、日本で過ごす季節も限られてしまいます。

補習校の規模が大きければ七夕祭り、運動会や文化祭などはあるようですが、お花見や紅葉狩りを体感するのは難しいです。

海外に住む小学生たちの国語を指導していると、語彙力以外にも色々なハードルがあります。

楽しみながら身に付けよう

では、どうやって対策するか?正統派な方法は読書です。

日常会話では使わない言葉や言い回しが出てくる本 がおすすめです。

でも、海外では色々な本がすぐに手に入らない…。というのが以前は悩みの種でしたが、今は電子書籍もありますので活用していきましょう。

また、 保護者の方には懐かしい「まんが日本昔話」 を見るのもいいですね。

日本国内の小学生も国語で、ちょっと古い話だったら土間って何?囲炉裏って何?となりますから、海外在住の方にもおすすめです。

カルタやなぞなぞなども、楽しみながら日本語と日本の文化を身に付けられそうです。

 

文字を書く習慣を身に付けよう

日本国内の小学生たち、1年生のうちは字を書くことに慣れていないので、マス目からはみ出しそうな字を書いたり斜めになった字を書いたりしますが、学年が上がるにつれて読みやすい字を書けるようになります。

 

海外在住期間が長くなればなるほど、学年よりも幼い文字を書く子が多いように思います。

いずれ日本に帰ってくるなら、日本語を書き慣れておいてくださいね。

講師

漢字ドリルなど、繰り返したいときはネットで無料のプリントを使うのもいいですよ。こちらは国内生の保護者様にもオススメしているサイトです。

 

「オンライン個別指導 You-学舎」へのお問い合わせはこちら からどうぞ。

 

あわせて読みたい記事


【海外子女】国語力を上げるには?小学校高学年編

 帰国生向け情報

JUGEMテーマ:教育

海外在住時、お子さまの国語力をどう伸ばすか?

小学校の高学年から海外に住むことになり、現地校やインターナショナルスクールに通われることになったお子さまが学校の授業についていくのは本当に大変で、新しい環境に馴染むのも友達を作るのも難しいです。

でも、 国語力の向上(維持ではありません) についても意識して取り組んでくださいね。

もし、何もしなかったら、日本を離れた時点の国語力で止まってしまいます。

まずは新しい環境に慣れることを優先

小学校高学年になってから、海外で暮らし始めた場合、まずは英語が分からなくて苦労します。

先生や友達が言っていることが聞き取れない、教科書に書いてあることが読めない。

学校の宿題も辞書を引きまくって、親もできる限り協力して何とか仕上げる、という状態になります。

 

この時期は国語力向上は後回しで構いません。

通える範囲に補習校があれば、日本語で話すことがストレス発散にもなるので、補習校にはできるだけ通ってください。

 

英語が聞けるようになってきたら

子どもは大人と違って、海外で英語漬けになると、どんどん英語が聞こえるようになります。

また、語彙もどんどん増えて、自分で思い通りに英語を話すのは難しくても、先生や友達の言っていることが分かるようになります。

この段階で国語力向上に取り組み始めましょう。

漢字が書けない?

海外在住のお子様は漢字が読めても書けないことが多いです。

日本国内の子どもたちは、国語はもちろん、算数や理科、社会のノートも日本語で書きます。

先生の板書を映したら、自然に漢字を書き写すことになります。

毎日学校で、日本語を書くことになります。

 

それに比べて海外在住の子どもたちは日本語を書く機会が圧倒的に少ないですよね。

漢字が苦手なのも当然です。

日記や作文がオススメ

漢字は(そのほかの暗記事項も)せっかく インプットしてもアウトプットしなければ、定着しません。

 

では、どうやってアウトプットするか?

私の生徒には週に1本、日記や作文を書いてもらっています。

日記や作文を書くときには漢字を使うことだけでなく、自分の気持ちや、なぜそう感じたか?などを書くようにすると、 日本語で論理的に考える経験も積めるの でおススメです。

日記や作文を書いたら添削をして、書き直すとさらに効果が上がります。

漢検のテキストはもおススメ

漢字検定のテキストは、漢字の書き順も載っていますが、類義語・対義語、同音異義語、四字熟語など、日本国内の小学生たちが学ぶことを同時進行で効率よく学ぶことができます。

タイミングが合えば一時帰国のときに受験をしてもいいですし、一部海外会場でも実施しています。

漢検協会のホームページに過去問題があるので、実際に受験しなくても問題集が終わったらためしに問題を解いてみてもいいです。

 

語彙力を上げよう

学力は高くて、文章読解力もあるのに、語彙力が足りないから日本語の文章を理解できないのも、海外在住生あるあるです。

10歳ころまで日本で過ごしていたら母国語としての日本語は完成しているので、日常会話には全く困らないですが、何もしないでいると、語彙力は日本を離れたときで止まったままです。

意識して語彙力を上げていきましょう。

 

楽しんで学習するには学習マンガもいいです。

よろしければ海外在住の小学生におススメの学習マンガの記事もご覧ください。

文章の書き写しもおすすめ

教科書の文章を書き写してみましょう。

ここで、 普段使わない社会や理科の教科書の出番 です!

すべての科目の教科書が配布されてますが、補習校では国語と算数がメインで、理科や社会の学習をしない学校も多いようですからね。

小学5年生の社会の教科書の文を見てみましょう。

日本の工業には環境問題やエネルギー問題など多くの課題がある中で、持続可能な社会をめざして、多くの取り組みが行われています。

慣れないうちは、「日本の工業には」の部分を見て書き写して、次に「環境問題や」を見て書き写して、次に「エネルギー問題など」の部分を映して、というようにで、ブツ切りで文章を写すので時間がかかります。

でも、書き写しを繰り返していくうちに、少しずつ長い単位で文を書き写すことができるようになります。

文章書き写しの利点

最終的に「日本の工業には環境問題やエネルギー問題など多くの課題がある中で、」まで一気に書き写して、次に「持続可能な社会をめざして、多くの取り組みが行われています。」の部分を書き写すという感じになります。

 

日本語の文章を読んだら、すんなりと頭の中に文がインプットされて、それをアウトプットできるようになるのです。

漢字や語彙力も上がりますし、同時に 日本国内の子どもたちが学ぶ社会も学んでいけるの で、一石二鳥です。

 

家庭で持続するのは大変なので、保護者さまからの働きかけが必要ですが、やる価値は大いにあり!です。

 

日本語での学習を続けよう

海外在住の方とカウンセリングをすると、補習校のレベルは色々なんだなあと感じます。

指導者が熱心でレベルの高い補習校もあれば、海外生まれのハーフで、日本語の読み書きがままならない子が結構通っていて、授業レベルが低いという話も聞きます。

 

そんな場合は、家庭での学習がとても大切です。

また、補習校の学習だけでは、急な帰国が決まったときに、学校の選択肢が狭くなります。

選択肢を広げるために、国語力を向上させ、日本語での学習を続けてくださいね。

講師

現地校の学習も大変なのは分かりますが、いずれ日本に帰って来るなら、日本語での学習も続けてくださいね。

「オンライン個別指導 You-学舎」へのお問い合わせはこちらからどうぞ。

 

あわせて読みたい記事

 

この記事は、なみまつが書きました。


【海外子女】中学編入試験に合格したらやるべきこと

 帰国生向け情報

帰国生は、中学編入試験合格後に何をやるべき?

12月〜2月頃まで帰国生受け入れ校の編入試験(4月編入)があります。

編入試験は実施されない年度もあるし、定員も若干名で難しいので、できれば帰国生枠の中学入試、高校入試で受験したいですが、急な帰国が決まることもありますからね。

 

すでに合格されているみなさま、おめでとうございます。

また、入試に向けて受験勉強中のみなさま、ラストスパート頑張ってくださいね。

ところで、編入試験合格が人生のゴールではありません。

 

編入試験を経て、日本の中学・高校に進学した生徒の話をきくと、とにかくキャッチアップが大変だったそうです!

中1入学なら、新たな学習を同時にスタートできるので、毎日塾に通って難しい中学入試をくぐってきた国内生に何とかついていけるようです。

でも、編入の場合はカリキュラムの途中から入っていくので、今から4月まで、3カ月ほどの期間をどう過ごすかがとても大切です。

まずは、教科書・問題集を手に入れよう

中高一貫校に編入する場合は、進学先の学校が使っている教科書と問題集を手に入れましょう。

 

教科書は学校に頼んで取り寄せてもらうこともできますし、一般の書店でも取り扱っているところがあります。

特殊な教科書を使っていることも多く、問題集は市販されていないので、学校にお願いして購入してください。

新学期に近づくと教科書は手に入れづらくなるので、今がチャンスです。

帰国生が中2編入までにやるべきこと

国語と数学を最優先で

さて、帰国までに最優先で学習しておきたいのは、何といっても国語と数学です。

 

特に 現地校とは数学のアプローチが違うので、戸惑わないように日本の数学を学習しましょう。

現地校やインターナショナル校に通っていたなら、漢字を書く機会が圧倒的に少ないですよね。

中1までに学ぶ漢字は書けるように練習しておきましょう。

 

古文は教科書に載っている文を音読して、意味を確認しておくといいです。

現代仮名遣いなど、読み方が間違っていないか先生に確認してもらいましょう。

 

理科・社会は教科書を読んで内容を理解できれば問題ありません。

国内で学習している生徒たちも、理科・社会は定期試験が終わったらその単元は忘れてしまいますので(笑)。

学校の進度を確認しよう

大学受験をすることが前提の中高一貫校に編入される場合は、中1の終わりには中2の内容に入っていることが多いです。

学年末テストの範囲を教えてもらえるなら、そこまでの学習ができていると安心ですね。

 

編入先の先生に、いろいろと相談してみてください。

定期試験の問題があれば、中2最初の定期テストのときに対策がしやすいので、テスト問題がもらえないか、お願いしてみましょう。

帰国生が中3編入までにやるべきこと

国語と数学を最優先で

最優先で学習しておきたいのは、やはり国語と数学です。

特に現地校とは数学のアプローチが違うので、戸惑わないように日本の数学を学習しましょう。

 

国語については、補習校に通っていても古文はほとんど学習していませんから、古文・漢文の学習をしっかりしておきましょう。

また、漢字に加えて四字熟語など、覚えるべきことは3月末までに覚えていきましょう。

 

理科・社会も、できれば教科書は読んで内容理解をしておきましょう。

帰国生が中高一貫校の中3編入までにやるべきこと

学校の進度に注意!高校内容も学習している?

中高一貫校では、中2の終わりには中3の内容を学習しています。

また、数学では 高校の数学IAの内容をからめて授業を進めている こともあります!

中3の最初に学習する因数分解を学ぶときに、高校の数Iで出てくる公式まで理解できるように、補助プリントを使う様子もよく見ます。

 

定期テストの問題や授業で使っているプリントなどを事前にもらえるなら、それを見て対策をしておきましょう。

高校内容と連動しているかどうかなど、わからなければ先生に質問しましょう。

帰国生が公立中学に編入、高校入試受験までにやるべきこと

中学3年生で帰国する場合は、高校で帰国生入試を受験することを視野に入れて公立中学を選択する人も多いですよね。

編入試験よりも募集定員が多く、学校の選択肢も広がります。

 

この場合は、中学2年生までの数学と国語の教科書(補習校や日本人学校で配布されたものがあれば、それでOKです)の内容を学習しましょう。

社会の復習もしておこう

高校入試では、帰国後の公立中学校の評定も提出することになります。

多くの中学校では年に5回の定期テストがあり、1回目は5月に実施されます。

 

環境も変わって大変ですが、最初のテストからしっかりと結果を出さなければなりません!

特に、帰国生が苦労する社会では中3の初めに歴史の後半を学びます。

歴史の学習には地図も出てくるので、日本地理も必要です。

4月までに日本地理の復習もしておきましょう。

 

語学資格は取っていますか?

帰国生入試を受験する場合、語学資格は少しでも高い資格・スコアを取っておきましょう。

帰ってくるまでにできるだけ英語力をあげましょう!

 

英検については、「【海外子女】帰国生入試には英検何級が必要?」もご覧ください。

講師

帰国までの数カ月、現地校の学びとキャッチアップで大変ですが、4月からの新しい生活が楽しめるように、しっかり準備しておきましょうね。

 

You-学舎では、編入までのキャッチアップ講座も開講しています。

数学を受講しながら、漢字や社会の宿題を出してチェックテストも行い、暗記事項の確認もします。

 

「オンライン個別指導 You-学舎」へのお問い合わせはこちらからどうぞ。

 

この記事は、なみまつが書きました。

 

この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます


【海外子女】帰国生入試の面接対策、何をするべき?

 帰国生向け情報

帰国生入試、面接対策はどうする?

11月〜1月は中学・高校の帰国生入試のピークです。

算数や数学、国語や英語の試験がある、

または作文やエッセイがある場合は、

そちらの対策が優先で面接は後回しになりがちです。

 

でも「入試が近づいてきて、面接も気になり始めた」

という方のために、今回は帰国生入試の面接対策について。

 

 

帰国生入試の面接は重要

日本国内の生徒が受ける一般入試では、

学科試験重視で面接は参考程度という感じですが、

帰国生入試では面接も重要 です。

中学・高校の帰国生入試は、

保護者同伴の面接が多いので、

お父さんとお母さんも面接準備はしてくださいね。

 

日本の中学・高校は、

色々な国で日本とは違う経験をしてきた、

高い語学力がある帰国生を求めています。

語学力は「英検」などで証明するとして、面接では、

「海外で自分がどんな体験をしたか?」

「その体験を通じてどんな成長をしたか?」

をアピールできるようにしましょう。

 

※英検についての記事「帰国生入試には英検何級が必要?」を書きました。

ぜひチェックしてみてください。

 

帰国生入試の面接対策、何をすればいい?

では、帰国生入試の面接対策は、

どう進めればよいのでしょうか?

おススメの方法について紹介してみます。

 

まずは志望校に提出した願書の控えを見て、

志望理由書や自己推薦書に、

何を書いたか読み直しましょう。

そのために、出願書類は控えを取っておいてくださいね。

この志望理由書を見てどんな質問をされるか考えましょう。

質問リストを作ろう

志望理由や海外生活での経験・長所・将来の夢など

一般的に帰国生入試の面接で聞かれそうな質問と、

出願書類に書いた内容から、

聞かれそうな質問リストを作りましょう。

  1. 志望理由を教えてください。
  2. あなたの住んでいた国はどんなところでしたか?
  3. 日本と滞在国の違いは何ですか?
  4. ○○中学・高校で取り組みたいことは何ですか?
  5. 自己PRをしてください。
  6. 将来の夢は何ですか?

というような感じで質問リストを作ってみましょう。

質問リストの回答を作ろう

次に、1つ1つの質問に答えを書いていきましょう。

ここで注意しておきたいのは、

しっかりした原稿を作ろうとしないことです。

 

ほとんどの受験生が人生で初めての面接ですし、

入試本番は緊張するものです。

原稿を思い出しながら話すと不自然だし、

用意した言葉を忘れてしまうと、

焦って何も言えなくなってしまうかもしれません。

答えたいことを箇条書きにしましょう。

回答をチェックしてもらおう

回答作りまでできたら、

客観的に見てもらえるように

家族以外の人、できれば専門家に見てもらいましょう

自分では気づいていないことを

引き出してもらえるかもしれません。

 

私も面接対策で生徒と色々話しているうちに

「えーっ、そんなエピソードがあるのに、なぜそれをアピールしないの?」

ということがよくあります。

  • 実は学校で成績優秀者として表彰されたことがある。
  • ボランティアで小学生のアフタースクールの学習指導をした。
  • 所属しているバスケットボールチームで地区優勝した。

などはもちろんのこと、

  • 英語が話せなくて苦労したけれど、スポーツを通じて友達ができて、英語が聞けて話せるようになった。
  • 最初は英語が分からなくて現地校の授業についていくのが大変だったけれど、知らない言葉はどんどん辞書で調べて覚えていったら、成績が上がってきた。

というエピソードなんか、

帰国生なら当たり前、と思ってしまうようですが、

日本の中学・高校は、

そういう環境で努力して結果を出した帰国生を受け入れたいのです。

自信を持って語ってください。

英語の質問リストも作ろう

帰国生入試では英語の面接がある学校も多いですね。

英語でも同じように質問リストを作って、

答えを書いてみましょう。

  1. Why do you want to study here?
  2. What do you want to do in the future and why?
  3. What is the most important thing in your life?

というような感じで作ってください。

日本語と同様に箇条書きで答えを作り、

先生にみてもらいましょう

 

実際に面接の練習をしてみよう

質問リストと答えが完成したら、

実際に練習してみましょう。

 

帰国生入試でも国内の一般入試でも、

面接練習は家族でやると緊張感もなく、

揉めごとの原因になるようです。

 

できれば面接官役は先生にしてもらいましょう

日常会話で日本語を話すのと、

面接で受け答えをするのは全く違います

繰り返し練習してくださいね。

 

講師

私が面接対策をするとき、Skypeでも必ず座り方や姿勢もチェックするようにしています。

海外滞在期間が長い帰国生は、入退室から椅子の座り方や目線など、専門家からアドバイスをもらっておくと、当日安心して面接にのぞめます。

 

親子で意見を合わせておこう

帰国生入試では、中学入試・高校入試ともに、

保護者同伴の面接が多いです。

保護者も質問リストと回答を作っておきましょう

 

最後に、見落としがちですが大切なこと、

保護者と生徒で志望理由などが大きく違うことのないよう

意見を合わせておきましょう。

 

講師

帰国生入試対策のために、面接のプロに見てもらいたい方は、ぜひYou-学舎の「オンライン個別指導」にお問い合わせください。

指導実績多数なので安心です。

 

文/並松


【海外子女】帰国生入試には英検何級が必要?

 帰国生向け情報

JUGEMテーマ:教育

帰国生は英検を受けよう

急に帰国が決まって、急いで入試対策をしなければと、慌ててお問い合わせくださった方とSkypeカウンセリングをすることがよくあります。

そんなとき「困った、どうしよう」と思うのは、語学資格を取っていない方からの相談です。

 

ただ「話せる」では受験資格を満たせない

日本の中学・高校が帰国生に求めているのは何といっても語学力、そして海外での異文化経験発信力

現地校やインター校の授業が理解できても、友達や先生と自由に英語で話せても、 語学資格を取っておかなければ、帰国生が客観的に語学力を示すことはできませんし、多くの帰国生入試の推薦入試で受験資格を満たせません。

 

帰国生入試で日本の中学・高校に入学・編入する予定のある方は、語学資格(英検)を受けておきましょう。

 

 

 

英検受験のチャンスは年3回しかない

英検は年に3回(一次試験は6月・10月・1月、二次試験はその翌月)しか受けられません。

帰国が決まってからではタイミングが合わず、入試までに英検を受けられないかもしれません

受けられたとしても帰国生入試の願書提出日までに二次試験の結果が出ないかもしれません。

受けられるときにどんどん受けておきましょう。

 

ちなみにTOEICは年に10回ありますが、主に社会人や大学生が受ける試験です。

ビジネス用語やビジネスの知識なども必要なので、小・中学生にはおすすめしていません。

 

英検も4技能に

以前は文法や語法の出題が多く、普段は文法を意識せずに英語を話している帰国生はReadingで点を取るのが難しかったのですが、 大学入試改革に伴って英検が変わっています

 

4技能(Writing/Reading/Listening/Speaking)が同配点の評価

帰国生にとってはラッキーですね。

 

Listeningで高得点を取れますし、現地校やインター校やアメリカンスクールなどでエッセイを書いている帰国生にとっては英検のWritingも抵抗ありません。

国内生の苦手なListeningとWritingで点数を稼げるのは帰国生の強み です。

どんどん高いレベルにチャレンジしていきましょう。

 

帰国生高校入試は英検何級が必要?

帰国生の高校入試、編入試験では英検準1級を取っておきましょう。

ICU高校の推薦入試(入試当日は面接のみ)の出願条件
  • 英検:準1級以上
  • TOEFL iBT:79点以上
  • TOEIC:730点以上

 

のいずれか。

 

同志社国際高校の帰国生入試で特別推薦入試(入試当日は面接のみ)の選考条件
  • TOEFL iBT:79点以上、またばPBT:550点以上
  • ケンブリッジ英検:FCE以上
  • 英検:準1級以上
  • TOEIC:780点以上

 

のいずれか。

TOEFL iBT 79点と比べると 英検準1級の方が取得しやすいので、英検がおすすめです

 

帰国生中学入試は英検何級が必要?

それでは、中学入試なら英検2級でいいのかというと不思議なことに、やはり英検準1級を取っておきたいのです。

帰国生の場合、小学生でも英検2級に合格していることが多いので、帰国生入試で武器にはなりません。

 

同志社国際中学校の帰国生入試A選考専願(入試当日は面接のみ)の選考条件
  • TOEFL iBT:68点以上
  • ケンブリッジ英検:FCE以上
  • 英検:準1級以上
  • TOEIC:730点以上

 

のいずれか。

同志社国際の帰国生入試を面接のみで受験するには、中学入試も高校入試と同じく英検準1級が必要なのです。

 

英語以外のハードル

英検準1級、日本国内では主に大学生や社会人が受験します。

日常会話に全く苦労しない帰国生でも、英検準1級の語彙のレベルには達していません。

語彙力アップも必要ですが、実はそれ以外にも高いハードルがあります。

世界の情勢や時事問題にも目を向けよう

長文の内容の背景知識がなくて、何を書いてあるのか理解できないことがよくあるのです。

小学生が英検準1級の問題を解いていて「grant」という名詞が出て来ました。

英和辞書で意味を調べると「助成金」と書いてあります。

で、「助成金って何のこと?」というふうになるのです。

日頃からニュースサイトやテレビニュースを、できれば英語と日本語の両方で見て家族で色々と話をする といいですね。

 

以前、帰国生編入試験を目指す中学1年生に英検準1級を指導したときは、出てきた長文のテーマに関連することも色々と話をし、「世界の食糧問題とは?」「バイオ燃料とは何か?」「話題の社会問題にはどんな問題点があるか?」を調べる宿題も出して、知識の量を増やしてもらいました。

時間に余裕があるのなら、調べ学習もいいですよ。

 

帰国生は計画的に英検を受験しよう

もちろん、英検だけで帰国生入試に合格できる訳ではありません。

数学や国語の対策も早めにやることが肝心ですが、 いつか帰国生入試・編入試験を受ける可能性がある方は、英検を定期的に受け、準2級・2級・準1級とぜひレベルアップしていってくださいね

 

ところで、国内生と帰国生の英検の結果を見比べると、気のせいかもしれませんが、二次試験では海外会場よりも日本で受けた方がスコアが甘くついているような気がします(何の根拠もない、あくまでも私個人の感想です)。

 

講師

英検受験のチャンスは年3回しかありません。

いざ帰国生入試となってからでは遅いのです。

6〜7月に一時帰国を考えている方は、英検のスケジュールをぜひチェックしておいてください。

「オンライン個別指導 You-学舎」へのお問い合わせはこちらからどうぞ。

 

並松でした。

 

こちらの関連記事もあわせてご覧ください

【海外子女】帰国生に聞いてみた。日本に帰って来てから困ったこと〜中学生〜

 帰国生向け情報

こんにちは。オンライン担当の並松です。

 

日本に帰国して、帰国生が困ることは?

帰国生にアンケートをとってみました!

2017年から2018年に日本に帰ってきた帰国生たちにアンケートを取ってみました。

対象は中学1〜3年生の間に帰国した、つまり帰国生の中学編入試験か帰国生の高校入試を経験した帰国生たちです。

 

志望校に入学・編入した生徒たち、今はどんな様子かな?

実際に日本の中学、高校に通ってみて何か困っていることはないかな?

海外にいる間にもっとやっておけば良かったと感じていることはないかな?

などなど、色々な質問をしました。

 

アンケートに答えてくださった皆さん、ありがとうございました。

ICU高校の生徒からは、「高校生活はとても楽しいです。夢を実現するために、大学は外部受験をすることにしました。どんな学習方法がいいですか?おススメの問題集はありますか?」という相談もありました。

内部進学せず、帰国子女枠ではなく一般入試で外部受験を目指しているようです。

さすが、頑張り屋さん。

 

帰国生アンケートの結果は?

さて、せっかくのアンケート。

今まさに海外で暮らしている中学生に役に立ちそうな帰国生たちの声をお知らせします。

日本に帰ってきてから、困ったことは何ですか?

 

色々な答えがありましたが、多かった答えは3つ。

 

日本に帰ってきてから、困ったことは何ですか?
  • 思った以上に理科が難しかった。
  • 日本の地理や歴史で苦労した。
  • 四字熟語やことわざはもちろん、漢字(特に書き)が大変だった。

 

You-学舎のオンライン個別を受講している中学生は、日本の小学校や中学校に通ったことのある生徒がほとんどなので、日本の学校に馴染めなかったという声はありませんでした。

それよりも深刻なのが社会・理科・漢字の学習なのでしょう。

 

理科は現地校やインター校で同じような内容を学習しますが、日本語の用語を知らないので思った以上に大変だったそうです。

補習校では数学と国語がメインで理科社会を学んでいなかったり、中学生になると忙しくなって補習校に通わなくなったりするので、できれば理科・社会も何らかの対策をしておきたいですね。

 

理科・社会・漢字の対策方法

理科の学習方法

理科でお勧めなのは、「教科書」です。説明も詳しいですし、写真や資料も豊富です。

現地校やインター校で学んだ内容と同じ単元(アプローチの仕方が違って、なかなかぴったり同じという訳にはいかないですが…)の教科書を読んでみましょう。

内容が理解できれば、用語も何となく頭に入ります。日々取り組めばそんなに時間がかかりませんが、やるとやらないとでは大違いです。

 

社会の学習方法

社会は全く違う内容を学ぶので、ペースを決めて意識的に取り組まないと難しいです。

まずは夏休みなど、まとまった休みを使って教科書を読んで理解することから始めてみましょう。

社会の学習でも「教科書」は必須アイテムです。

 

日本の中学生がよく学校から課されるノートまとめをするのもいいですね。

暗記するまではいかなくても、流れを知っていれば帰国してからのキャッチアップが楽です。

 

実は、普通に日本の中学で学習している生徒たちも、理科・社会は1〜2年生の内容を忘れていくので、中3の夏休みに必ず総復習します。

海外在住の中1〜2年生は、内容が理解できていれば十分です。

 

 

 

漢字の学習方法

漢字や四字熟語は漢検のテキストがおすすめです。

実際に漢検を受けなくても、テキストを進めながら覚えていくといいです。

漢検テキストの王道は「漢検 漢字学習ステップ」です。

書き順や部首、漢字の意味を確認できますし、類義語・対義語なども学習できます。

6章ごとに力だめし問題でチェックできるので日本国内の生徒にもおすすめしています。

海外在住の小学生にも是非取り組んでほしいです。

 

漢検 漢字学習ステップについて、詳しくは漢検のHPをご覧ください。

https://www.kanken.or.jp/kanken/textbook/step.html

 

まずは数学・英語(英検)を

ちなみに、このアンケートに答えてくれたのはYou-学舎のオンライン受講生なので、継続して日本の数学(生徒によっては国語や英語も)を、日本で塾に通っている生徒と同じペースで学習してきた子たちです。

その対策がまだの方はそちらから先に取り組んでくださいね。

また、帰国生入試に備えて英検も受験してください。

 

帰国生が帰国後に選択肢を広げるために

中学の途中で帰国する場合は帰国する時期によって、公立中学に入って高校入試で帰国子女枠を狙うというパターンもあり得ます。

高校の選択肢を広げるために、一般入試を視野に入れて準備をする生徒もいます。

日本に帰ってから選択肢が広がるように帰国後の学習準備を日頃からしておきましょう。

 

【関連記事】