【7つの習慣】第1の習慣 〜主体的である〜 vol.2
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前回はこちらの記事を紹介しました。
今回は、「主体的である」の続きをご紹介させていただきます。
前回は
「一時停止ボタン」を使うことで、主体的な行動をする
というお話をしました。
今回は、もう一つの「主体的に行動する」ための方法をご紹介させていただきます。
まずはこちらの絵をご覧ください。
彼は、テストで良い点数を取るために一生懸命、勉強をしています。
次に、こちらの絵をご覧ください。
彼女は外出する予定があるのですが、雨が降っています。
彼女は「雨がやんでくれないかな...」と思っています。
さて、これらの関係のない絵ですが、1つの大きな対比があります。
結論から申し上げます。
1枚目(勉強の絵):自分で結果を変えることが出来る
2枚目(雨の絵):自分で変えることが出来ない
このような対比となります。
「主体的に行動する」とは、どういうことか。
では、本題に移りましょう。
「主体的に行動する」ということは、
「自分で考えて実行に移すことが出来る」ということを意味しています。
先程の例を取り上げますと、
自分で「結果を変えることができる」という事になります。
「影響の輪」と「関心の輪」の関係
この「自分で結果を変える事が出来る」ことを「影響の輪」とします。
反対に、「自分で結果を変える事が出来ない」ことを「関心の輪」とします。
これらを図に表すとこのようになります。
この図に具体的な例を当てはめてみますとこのようになります。
「関心の輪」にあるものは、自分ではどうしようもありません。
「影響の輪」にあるものは、自分の努力によって結果を変えることが出来ます。
少し、ややこしくなってしまいました...
簡潔に申し上げますと
「影響の輪」=「主体的に行動できる」
「関心の輪」=「自分にはどうしようもないため、主体的に行動できない」
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先程の図では、「関心の輪」が大きくなっています。
つまり
「自分にはどうしようもないこと」に多くのエネルギーを使っている状態
ということになります。
例えば、私は学生時代、よく周囲の目を気にしていました。
しかし、周囲の人が自分のことをどのように思うかは、自分にはどうしようも出来ません。
自分が努力しいても陰口をたたく人もいれば、特別な能力がなくても仲良くしていれる人もいます。
これら「関心の輪」にエネルギーを注いでも、なかなか良い方向には向かいません。
逆に「影響の輪」を考えてみます。
「影響の輪」=「自分で結果を変えることが出来る」
勉強は自分が頑張ると、きちんと成果がついてきます。
感染予防は自分が気を付ければ、感染する確率を下げることができます。
部活動などでも、技術は勝手に伸びることはありません。努力に伴って伸びるものです。
ここまで、「関心の輪」と「影響の輪」について述べました。
まとめ
最後に、「主体的に行動する」ためのお話をさせて頂きます。
それは
「影響の輪」を広げることです。
「影響の輪」とは「自分で結果を変えることが出来る」ことでした。
自分で結果を変えると、人間は自然と自信がつきます。
自信がつくと、周囲の目が気にならなくなってきます。
もちろん、「関心の輪」を「0」にする必要はありません。
「関心の輪」と「影響の輪」に使うエネルギーのバランスを変えるという風に
捉えると良いのではないでしょうか。
私もそうなのですが、
なかなか「〜したら良くなるよ」と言われても、行動に移しづらいです。
それは、「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」
と感じるからだと思います。
今回の習慣に関しても、自分の考え方を一気に変えることが
出来る人は少ないと思います。
子どもであってもそれは当てはまると思います。
ですから、まずは、一つずつ変えていくのはどうでしょう。
「ネガティブに捉えるのをやめようね」ではなく、
「なにか頑張ってみよう」という声掛けの方が良いのかもしれません。
それが結果的に「ネガティブに捉えるのをやめる」ことに
繋がる場合もあると思います。
人間の考え方・性格は千差万別です。
それぞれに合う習慣があると思います。
この記事が、「自分に合う習慣を見つける」手助けになっていれば嬉しく思います。