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【大阪府・高校帰国生入試】帰国子女は一般入試を受けられるの?

 高校受験情報(大阪府)

JUGEMテーマ:教育

 

今回は帰国子女は一般入試を受けられるのか。ということについてお話したいと思います。

大阪府の私立入試、公立入試についてのお話ですので、他府県に関しては、きっちりと調べてください!!あくまで大阪のお話です。

公立のお話がメインです。公立の一般を受けようと思うと特殊なケースがあるので、注意が必要です。

 

 

私立入試について

私立入試に関しては、帰国生入試、一般入試、基本的にはどちらでも受けることができます。

帰国生入試を選択すると、その特殊性からどうしても専願になるケースが多いです。公立高校をメインに考えているという場合は、一般入試を併願で受けることになります。一応、帰国生入試でも併願可のところもあるので、そちらを受ける方法もあります。

 

一般入試を利用する場合、秋に行われる実力テスト、中3生の成績は意識して取るようにください。また、帰国生入試の場合は試験科目数が2〜3教科になることが多いですが、一般だと5教科の試験を行う学校がほとんどです。ですので、理社の勉強をする必要も出てきます。理社は高校生になってからも勉強する科目なので、中学生の内にしっかり勉強しておく方が良いとは思いますけどね。

 

 

公立入試について

公立帰国生入試について

特別選抜の日程で受けることになります。

こちらには、内申点が必要ありません。試験と自己申告書、面接で合否を決定します。

試験は数英の二教科のみです。自己申告書は面接のために書くので、面接で聞かれることを意識して書きましょう。

一般入試よりも問題は易しい傾向にあり、問題も2段階のみです。

 

公立一般入試について

帰国生の一般入試についてお話しする前に言っておきますが、これは帰国生が優遇されるようなお話ではありません!あくまで一般入試を受けられないということが無いようにするための処置です。一般入試を受ける場合は帰国生であっても、それ相応の実力が必要です。

一般入試を帰国子女が受けると考えられるパターン

一般入試を帰国子女が受けるパターンとして考えられるのは2つです。

一つは、北野高校、茨木高校や、春日丘高校といった大阪府北部で偏差値が高い高校を目指すパターン。

もうひとつが、帰国生入試はチャレンジで自身のレベルより高い高校を受けて、不合格になったパターン。

公立の帰国生入試に受かった場合は、その公立高校に行くことになるので一般入試は受けられなくなります。

 

一般入試を帰国生が受けることにおける問題点

※昨年度までのお話を元に書いています。大阪府が10月頃に確定情報を出すはずなので、必ず確認してください※

帰国生が公立の高校を一般入試で受験すると、一番ネックになるのが内申点(5段階評価によって決まる点数)です。

しっかりと海外の学校から評価をもらっていたとしても、評定がないとするしかない場合もあります。

その場合、一般入試の点数にどういう影響があるのか説明していきたいと思います。

ちなみに、今から説明する扱いを受けるためには、申請を行う必要があります!絶対に10月に出る大阪府の入試要項を確認してください!

 

合否判定が3回

1回目は成績をとりあえず1として扱う

まず1回目では、評定が無い期間の成績が全て1の扱いになります。その状態で合否判定を通常通り受けます。

これで合格ライン(募集人数の9割)に入っていた場合は、合格です。

 

実感が持てるように、例を出して説明していきます。

入試倍率は多くの高校が採用している入試:内申=7:3としましょう。

このとき、内申点は270点が満点です。

内訳は1、2年生がそれぞれ54点、3年生が162点です。

2年生の間、海外にいて評価がないとします。そうすると、その間の9教科(全教科)が1点になり、2年の内申点が10.8点という扱いになります。つまり、1、3年が満点だとしても226点ということですね。

1,2年の評定がない場合でも、同じように考えて、3年が満点でも183点です。

 

偏差値の高い高校を狙うとなると、内申は250点程度持っている人が多い中で戦うことになるので、かなり不利になることが分かるかと思います。

その状態で、上位の9割に入ろうと思うと、当然、当日入試でしっかりと点数を取る必要があります。

ただ当日の点数でカバーしようにも、25点〜65点ほど多く点数を取る必要があり、現実的ではないかもしれませんね。

理社に関して言うと、元々7割〜8割は取りたい科目なので、25点分のカバーをしようとすると満点近い点数を取ることになりますし、英数国に関してはC問題であれば、点数を取ることがそもそも厳しいです。B問題にしても、余裕で取れるわけではないので、一回目の合否判断で合格するのは厳しいと言わざるを得ません。

2回目は当日試験のみの勝負、ここが本命

合格の決まっている募集人数の9割を除いた全員を試験の成績順に並べて、その中から募集人数の1割までの成績上位者(理由があって評定のない人)のみを合格とします。成績順に並べて、募集人数の2割までの成績の人は、3回目のボーダーゾーン判定に回ります。上位2割に満たなかった場合は不合格となります。

 

例えば、募集人数が200人の場合、180人の合格者を除いてから、当日の成績順に並べ、20位までに入っている帰国生(理由があって評定のない人)は合格となります。40位までの人は次の合否判断、ボーダーゾーン判定に回ります。それ以下の人は不合格ということになります。

 

最初にも述べた通り、これは帰国生を優遇する話ではないので、一般入試で受ける場合は、相応の実力が必要です。つまり、成績があれば、本来は受かっている実力が必要ということです。その実力を持っているのであれば、合格している人たちを除くと、当日の点数で上位に入ることは難しくないはずです。本命と言ったのは、実力を出すことができれば十分に受かる可能性があるからです。

3回目、ボーダーゾーン判定

ここからは内申点のある人たちと同じくボーダーゾーン判定になります。

評定があって、成績順に並べた時の募集人数の90%〜110%と、評定が無く2回目の判断でボーダー判定になった人は自己申告書を元に合否を判断されます。

帰国生入試と違って、面接を前提にしたものを作る必要はありません。というよりも、面接で聞かれることを意識せずに、自己申告書の中で完結してるものを書く必要があります。

自己申告書は先に書いて提出するものなので、しっかりと大人に見てもらってから提出しましょう。

 

 

講師

以上が、帰国生一般入試が一般入試を受けようとした際の流れです。

正直に言えば、帰国生入試で受かっておきたいですね。一般入試は優遇されているわけではないので。

海外にいた間の勉強もフォローすることも考える必要があるので、科目が少なく、問題の難易度も低い帰国生入試の方がオススメできます。

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この記事は瀧本が書きました。