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【海外子女】一時帰国が難しい今年も、夏の学びは大切!

 帰国生向け情報

新型コロナの影響で飛行機が飛ばないし、帰国時の2週間隔離、再入国時の2週間隔離もあるので、今年は一時帰国をされない方も多いようです。

オーストラリアやニュージーランドなど、日本人が再入国できない国もありますし、ビザのタイミングで臨時帰国のつもりだったのに再入国できなくなった方からのSOSも多くいただいています。

 

Withコロナと言われていますが、海外駐在の方には本当に深刻な状況です。

夏休みなら時差があっても受講できる!

去年は一時帰国時に茨木教室に通ってくれたトルコの生徒も、今年はトルコにいながらオンラインで夏期講習を受講することになりました。先月から週4回で国語と数学の授業をしています。

普段は時差の関係で、土日しか授業ができないのですが、夏休みの間は平日も受講できますね。お母さまの希望で現地時間の9時からスタートの授業となりました。朝9時からオンライン授業を入れれば、朝寝坊ができないから、とのことです(笑)

日本でも海外でもお母さま方の悩みは同じですね。

 

夏期講習内容は1人ひとりアレンジ

海外在住の日本人の方、滞在年数や補習校の有無などで、夏にやりたいことは千差万別です。

・日本国内の塾で学習している子と同じように、受験に向けて学習をしたい。

・滞在国に馴染むことを優先してきたけれど、そろそろ日本の学習をキャッチアップしていきたい。

 

短期間の夏期講習だからこそ、オンラインカウンセリングや体験授業前の事前課題をもとに、1人ひとり学習計画を立てます。

 

今回は去年の夏に、復習から先取学習へと数学と国語の学習を進めたYくんの夏期講習をご紹介します。

 

中1のYくん まずは1学期のキャッチアップから

中学1年生のYくん、小学校までは日本語補習校に通っていましたが、中学生になると習い事も忙しくなったため現地校のみで学習するようになりました。

とにかく中学1年生の1学期まで、キャッチアップをしたいとのことでした。お母さまは理科や社会も気にされていましたが、日本語補習校に通っていても中学生は国語と数学しか学ばないこともあります。

「とにかく国語と数学を優先して学習しましょう」ということで、国語10回、数学10回の夏期講習を受講することになりました。

時間のある夏に古文を学ぼう

いずれは日本の学校に戻るYくん、是非古文をきちんと学んでおきたいです。

中学1年生ですから、古文に触れるのは初めて。音読から始まり、仮名遣いなど、基本の基本からスタートです。様々な古文に触れながら、月の異名や係り結びなど、 中学1年生で学ぶ古文は夏の間に終わらせました。

 

様々なジャンルの文章に触れ、文法や漢字もテコ入れ

現代文の方は、論説文、随筆、物語など、色々な文章に触れていきました。

普段、日本語を書く機会が少ないので学習を進めるうちに、「やはり、漢字の練習は必要」ということになり、宿題で漢字を覚えてもらい、毎回漢字テストをしました。

 

女性

漢字を覚えるように言っても全然やらなくて困っているんです。

と最初のカウンセリングでお母さまが言ってましたが、帰国生にとって漢字は永遠のテーマですよね。短期集中だから頑張れたようです!

 

Yくん、読解力はあったので当初の予定の説明文、小説の問題演習も終わり、  文法の品詞分類や、詩の表現技法まで学習しました。盛りだくさんでしたが、夏の間にやれることはすべてやれました。

 

・中学生の国語については、こちらの記事もご覧ください。

現地校で学んでいた正負の数は宿題に

数学は現地校で学んでいた正負の数の問題は、夏期講習が始まるまでの宿題にしました。

男子生徒

現地校の夏休みの宿題はないし、時間はいっぱいあるからやります!

とオンライン面談で元気に答えてくれたYくん、大量の宿題を完成してくれました。

数学の初回授業は、提出してくれた宿題の解説から始まりました。現地校では電卓OKなのですが、  日本式の数学を学ぶので、「電卓禁止」です。途中式もきちんと書いてもらいました。

得意な数学はどんどん先取りを

数学は得意なYくん、現地校では上位クラスにいます。2回目以降の授業からは文字式の計算から方程式へと進めていきました。

「計算は楽勝です!」と担当講師からも報告があり、文章題へと進んでいきました。

文章題や難しい問題にチャレンジする方が燃えるようで、距離や速さの絡んだ文章題方程式、食塩水や利益率など割合に関する文章題など、意欲的に取り組んでくれました!

文章題で国語力も伸ばせるかも

複雑な立式をするのが楽しそうなので、教える側もさらにレベルを上げたいという欲が出て来てお母さまにも相談し、結局方程式の文章題を3回かけて扱いました。

しっかりと文章を読んでもらうので、数学の力はもちろん、国語の力もつきそうな授業です。海外で学ぶ小・中学生、算数や数学は好きだけれど国語は嫌いっていう子多いですよね。 複雑な文章問題にトライしたり、自分で文章問題を作ってみたりすると国語力アップにもつながるかもしれません。

 

・算数・数学については、よろしければこちらの記事もどうぞ。

【海外子女】日本と海外の算数・数学で無敵に!

 

2学期の予習へ

時差や習い事のため、普段はオンライン授業ができないので、夏の間に進めるだけ進めよう!ということで、さらに比例反比例の学習に進んでいきました。「変域」「座標」など初めて聞く言葉も多かったはずですが、何とか単元終わりまで4回の授業で進められました。

 

 

去年の夏、キャッチアップから予習へと学びを進めたYくんの夏期講習を振り返ってみました。短期集中で、効率よく学んでくれました。海外に住んでいると「日本語で学ぶ」そして「日本語を書く」機会は少なくなってしまいます。

いずれ日本に帰ってくるのなら、日本式の学びを進めておくことをお勧めします。

 

 

 

講師

Yくんのお母様からは、夏期講習後に受けた模試で数学の偏差値65、国語の偏差値68でした!という嬉しい報告をいただきました。

 

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この記事は、なみまつが書きました。