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【大阪公立高校入試】令和3年度入試のテスト範囲変更がどれくらいの影響があるのか考えてみた【英国理社】

 高校受験情報(大阪府)

JUGEMテーマ:教育

 

前回の数学に引き続き、今回は英国理社を考えたいと思います。

まずは範囲から除外された単元の確認

理科

・科学技術と人間

・環境と人間

 

中3の応用分野を中心に削られた形です。

従来の生物の遺伝、化学のイオン、地学の天体、物理の運動という形は残ります。

千里山教室の準拠教材の場合だと、力の範囲にあるエネルギー変換のお話も削られています。

大きい枠からは特に削られたわけではないので、大きな影響はなさそうです。

ただ、学校の勉強を進める順番によっては、力から進めている場合もあるので、学校の進度に多少の狂いは出そうです。入試に出ないからと全く触れないわけではありませんが。

 

社会

・私たちと経済

・国民の生活と政府の役割

・私たちと国際社会の諸課題

 

中3の後半の内容が減ることになりました。

経済の範囲の一部や、国際社会が削られているので、純粋に範囲が狭くなっています。

正答率などについては後述します。

 

英語

・分詞の後置修飾

 

変更点は少ないですが、分詞のの後置修飾は躓くポイントでもあるので、たった一点の変更とはいえ、大きい変更と言えそうです。また、この分野を問題に出来ないだけでなく、問題文にも使えなくなるということなので、影響は大きくなりそうです。

 

国語

・漢字

国語に関して言うと、必ずやらないと、解けない入試問題はほぼないことから、変更点は漢字のみということになりました。

特別大きい影響を与えるものでもなさそうです。

 

正答率からの変更の影響を考える

国語

あまり変更がなさそうなので、とりあえず、漢字の正答率の平均だけ載せておきます。

C問題

6問で67%の正答率です。意外と高くはありません。書きの方の1問が、大きく正答率を落としていました。それを除くと8割近い正答率になります。

 

B問題

8問で正答率は63%。全体的には書きの方が正答率は低いですが、一問だけ読みで大きく正答率が低くなっています。

 

A問題

8問で正答率は65%。正直、難しくない漢字でも正答率が低いです。点の1画があるなし等、細かいことを気にする必要があります。

 

理科

前々回の実施分では出題数は0でした。

元々、そこまで試験範囲に入る箇所ではなかったので今年もそこが出ないだけと考えて良さそうです。

漢字と同じく、影響はあまり出なさそうです。一部出題されていた年もあったとは思いますが、普通に過去問も使えそうです。

先述した通り、今までの3年のメインと呼べる範囲、遺伝、運動、イオン、天体は今まで通り出ます。変更はそこまで大きくないと言えそうなので、点数を狙いにいく科目であることは変わらないでしょう。

英語

英語に関しては、正答率のデータでは計りきれないものがあります。

設問に関係のない文章からも、分詞の後置修飾が消えることになるので、影響は大きそうです。後置修飾のパターンが関係代名詞と、分詞だけになります。その分、文章の構造が簡単になるので、問題は易しくなります。

B問題では元々の正答率が結構低かったので、良い感じの調整になるのかもしれません。

C問題では、後置修飾の使い方を問うような問題もいくつか出ていました。過去分詞の後置修飾の正答率は32%と、その中でも低いです。もし、そこが取れる問題に変わるのであれば、今でもそこそこ高いC問題の得点率がさらに上がる可能性があります。かなり難しいレベルの試験に対し、さらに安定して高得点を求められるようになるので、かなり苦しい変更と言えそうです。

 

社会

今回の範囲から外されたものは前々回に当てはめると3問です。

ただ、常識の範囲内で答えられそうな問題ではあります。

正答率は全体よりは簡単な部類の問題です。65.6%の正答率平均でした。

正答率の高い問題が減ると、難しくなるということにはなるので、元々は差のつきにくい社会でも、差がつきやすくなりそうです。

もともと範囲は広いので、後半の分野が消えたくらいでは、大きな変更にはならないと思われます。

前々回でも3問しか出ていなかったことを考えると、とりわけ多く出されていた範囲でもないですし。

 

まとめ

英語に関しては設問だけでなく、出題される文章からも消えることから、大きな変更となる。特に除かれる範囲の文法が難しい内容のため、難易度への影響が大きい。

 

国理社に関して、試験に対しては、純粋な範囲の削減と見れるので、そこまで大きな影響は出なさそう。

 

試験に出ないから、やらなくてよいわけではない

中学での学習範囲は、高校生になってからも問われる知識です。特に英語に関して言えば、積み上げていく必要のある科目ですから、途中の1つが抜けてしまうと、それが原因で文章が全く分からないということもあるわけです。試験に対する勉強も大切ですが、それがすべてではないということは、意識しなければいけません。高校受験はあくまでも、のりこえる壁の一つということを忘れないように。

 

 

この記事はたきもとが書きました

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