You-学舎は、大阪(茨木・南茨木・千里山)、京都(西院・太秦)の個別指導・学習塾です。

【日本史・仏教】中学生はこれだけ分かれば大丈夫

 千里山教室

JUGEMテーマ:教育

 

歴史の中でもややこしい仏教をなるべく簡単に説明します。

多少ふざけてすべり倒しますが、仏教関係の方々は怒らないでくださいね。

 

仏教の伝来〜

仏教の広まったのは最初は身分の高い人たちだけです。

それもそのはず。文字を読める人が身分の高い人しかいなかったからですね。

文字も読めない状態で、お経を覚えられたら相当凄いです。気になる人は後で動画サイトで「般若心境」と調べてみよう。絶対何を言っているか分かんないから。

 

飛鳥時代

聖徳太子が建立した法隆寺と、釈迦三尊像という仏像を覚えておきましょう。

まだまだ広まり始めなので、そこまで多くはありません。

奈良時代

聖武天皇

仏教の力で国の立て直しをしようとしました。伝染病などで大変だったんですよね。平城京。

国を守るために全国に国分寺や国分尼寺を建てました。

東大寺奈良の大仏も聖武天皇が関係しています。

鑑真

遣唐使が中国から連れてきました。何度も日本に来ようとしては失敗し、失明までしましたが、日本に来てからは仏教を広めることに貢献します。

 

平安時代

平安時代と言えばこの二人、最澄と空海ですね。実際に唐に渡って仏教を学び、日本へ戻ってきて仏教を広めた二人です。

この頃までは貴族メインです。

最澄

最澄は天台宗を広めます。

特に比叡山延暦寺で有名ですね。主に第六天魔王に焼き討ちされることで皆さんの印象にも残っているかと思います。

天台宗は他の勢力からも何度か焼き討ちされてるけどね。

なんで寺が焼かれるようなことになるのかは後で紹介します。別に覚えなくて良いので。

空海

空海は真言宗を広め、高野山に金剛峯寺を建てます。

特に何もないので、印象には残りにくいかもしれませんが、空海は空気な真言宗と覚えましょう。

ごめんなさい空気さん。いや空海さん。

 

浄土信仰

平安時代の終わりには浄土信仰が広まります。

浄土信仰は、念仏を唱えて阿弥陀如来にすがり、死後、極楽浄土へ生まれ変わることを願うことです。

 

阿弥陀如来とか、極楽浄土って言葉が分かりにくいですね。

つまり、神様に祈ると天国に行けるって感じです。

まぁ、なんというか、普通ですね。

でもこれが当時は流行ったんですから、かなり斬新だったんでしょう。

 

阿弥陀堂として、平等院鳳凰堂を覚えておきましょう。10円玉に描かれている建物ですね。

阿弥陀堂は阿弥陀如来像を納める場所です。仏さまの像を置く場所ですね。

 

 

鎌倉時代 新仏教6つ

今までは、ある程度身分のある人たちが信仰していたのですが、一般の間にも広がり始めます。

その理由は簡単です。念仏(眠くなる呪文みたいなやつ)を一気に短くしたんです。

文字を読めない人でも、ワンフレーズを口ずさむぐらいはできます。

それが「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」です。

南無阿弥陀仏と唱えると、極楽浄土に行ける。というのが主な教えになります。超簡単。

 

浄土宗と浄土真宗

浄土宗が先にでき、それをさらに分かりやすくしたのが浄土真宗です。

具体的な違いはほぼありません。なんてったって浄土真宗の親鸞は浄土宗の人で、別の宗教にするつもりがなかったと言われているくらいですから。ええ。

 

浄土宗が法然、浄土真宗が親鸞。えぇ。分かりにくいです。本当に紛らわしい。

浄土真宗と親鸞、しんしんがセットと覚えます。

 

もしくは、10回唱えてください。大した差がないのでごり押しです。

 

ちなみに大きく広がりを見せたのは浄土真宗。後に第六天魔王さんに逆らって攻撃されます。

 

時宗

南無阿弥陀仏を、もっとキャッチーに分かりやすくしたのが、時宗の一遍です。

念仏に合わせて踊っちゃいます。レッツダンシング。踊念仏。

念仏に合わせてブレイクダンスとか踊っているのを想像するとちょっと面白い。

あとは念仏の札を配るなど、めちゃくちゃ簡単に布教する方法を取ります。

広める上で、分かりやすいってのは大事ですよね。

 

 

日蓮宗(法華宗)

この宗教のことでふざけてはいけない。怖い。

日蓮という人が広めました。南無妙法蓮華経とちょっとお経が違います。題目といいます。

前の三つと違い厳しい修行をします。流行りがカジュアルだったから、逆張りした感じですかね。

 

 

臨済宗と曹洞宗

この二つは禅と呼ばれるものです。さとりを開くことを目指します。

分かりやすくするなら、あの座禅を組んで、うとうとしちゃったらたたかれる奴です。

武士の間で主に広がります。島津の座禅撃ちの印象が強すぎて、武士が禅をやることには危険なイメージがありますよね。ないですか?

 

臨済宗と曹洞宗はほぼ同じです。

幕府に気に入られたのが臨済宗の栄西。りんざいしゅうのようさい。ざいさい

 

北陸で流行ったのが曹洞宗の道元。そうとうしゅうのどうげん。どうとう

 

偶然か故意かは知りませんが、名前と同じような音を入れてくれているのでまだ覚えやすい。

 

まとめ

飛鳥時代

法隆寺

釈迦三尊像

 

奈良時代

聖武天皇ー国分寺ー東大寺ー奈良の大仏

鑑真

 

平安時代

最澄ー天台宗ー比叡山延暦寺

空海ー真言宗ー高野山金剛峯寺

極楽浄土

阿弥陀如来

平等院鳳凰堂

 

鎌倉時代

法然ー浄土宗ー南無阿弥陀仏

親鸞ー浄土真宗ー南無阿弥陀仏

一遍ー時宗―踊念仏

日蓮ー日蓮宗ー題目(南無法蓮華経)

栄西ー臨済宗ー禅

道元ー曹洞宗ー禅

 

最後に息抜き、信長と仏教

とりあえず極悪非道のイメージ強すぎの第六天魔王信長さんですが、焼き討ちした理由はちゃんとありますので一応紹介。

仏教の事情

仏教は中国に行った遣唐使がいたり、ある程度土地や、財を持っていたりしたので、狙われることが昔からありました。

それに対抗して出来たのが僧兵です。お寺を守る専門の武士、戦うお坊さんです。

お坊さんが戦うイメージをできないかもしれませんが、実はめっちゃ有名な人がいます。

武蔵坊弁慶です。源義経の従者として有名な彼ですが、比叡山の僧でもあります。

あとは宝蔵院胤栄なども有名ではあります。安土桃山時代の人で、僧でもあり槍の達人でもあります。

 

別に守っているだけなら何もされないのですが、明らかに過剰な人数を集め、戦に干渉しうる存在になったため攻撃されるようになります。

特に比叡山なんて、京都でめちゃくちゃ良い場所にあるので、まぁ攻撃されます。寺同士でやりあったり、天皇からも討伐命令が出たりするくらい。

 

信長の話

信長に関して言うと、比叡山側が敵対勢力(浅井・朝倉)の味方をしたから徹底的にやり返した。という形です。ちゃんと降伏の勧告もしています。内容的にも、奪った所領を返すなど、めっちゃ譲歩しています。ただ比叡山側が受け入れなかったので焼き討ちされました。信長さんはやり過ぎですが一応理由はあるのです。ちなみに、みっちーこと明智光秀さんも普通に攻撃しています。むしろ一番張り切っている。

 

他にも仏教の勢力として有名な話、本願寺の浄土真宗が扇動して一向一揆をおこしています。

信長に対しても、本願寺側からしかけています。時期的に信長包囲網に協力したと見られます。

また、元将軍の命令で挙兵もします。戦国大名のような一面もあったわけですね。

石山本願寺は比叡山のような悲劇にはなりませんでしたが、場所を信長に譲ることになりました。