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【仕事学】研究者(経済学の専門家)

 茨木教室

 

しばらくぶりの仕事学です。

 

今回は、少し目線を変えて「研究者になるためには?」という話題で話してみたいと思います。

 

最近はコロナによる自粛で自宅でニュースやテレビを見る機会も増えたと思います。

ニュース番組だと、色々な肩書の人たちが、それぞれの専門性を持ってお話されています。

 

大学でどんなことを勉強してこられた人なのかなども、名前と一緒に付されることも多く、

なるほどこういう背景の人が話すこの話は説得力があるな〜と感心しながら聞くことも多いです。

 

テレビで「経済アナリスト」「トレーダー」など様々な仕事を目にするに、

経済学部を卒業した人が全て経済アナリストや経済学者になるとはみなさん考えないわけですが、

その中でも研究者という道を選び、その道を究めた「学者」さんたちが仕事人として世の中に活躍する姿をみて

今回このテーマを選んでみました。

 

 

 

研究者として働くには?

 

大きく考えて二通りの道があります。

 

大学などの国の機関で研究をする方法と、民間企業で研究をする方法です。

 

理系に多いのは後者で、文系に多いのは前者であると思います。

今回は、経済学者を例に、実際にどうやって働くことが多いのかを見ます。

 

 

 

大学教員として働く

 

経済学者にかぎらず研究者として大学で働くには、大学で博士号や修士号を取得したのち、大学に採用される必要があります。

大学に就職するのは相当狭き門です。学部を卒業しただけでは、おそらく大学に採用されることはまずありません。

 

日本のみならず、海外のあらゆる大学で教員になるための門戸は開かれていますが、

それ以上に志望者はおおいため、狭き門であることに間違いはありません。

 

日本の国立大学は原則公募されることになっており、

JREC‐IN Portal(研究者人材データベース)などのサイトから求人を探し、応募、採用されるという流れになります。

 

ただし、ここでも常勤講師としての採用か、非常勤講師としての採用かで二種類存在します。

 

常勤採用とは?

 

常勤講師としての採用であれば、採用される時点では、助教授あるいは助手として採用されることが多いようです。

 

研究者の位は下から助手、助教授、講師、准教授、大学教授といった並びが一般的です(大学により異なります)。

 

とはいえ、大学に採用されたからと言って、満足に好きな研究ができるとは限りません。

 

実際、大学の先生の仕事は多岐にわたります。研究はもちろん、大学で教鞭をふるうほか、大学の運営に関する会議をおこなったり、その他事務作業をおこなう必要があります。

 

研究の合間を縫って、学生たちに授業をするので準備やカリキュラムなど、さまざまなことに時間を使うことになるので、比較的忙しい毎日を過ごすことになります。

 

 

非常勤採用とは?

 

 非常勤講師としての採用は、大学が必要としたときに、主に授業を行うために採用されるということです。

したがって、大学の設備を使って研究をすることはできませんから、今回の趣旨からはそれます。

 

ただし、大学教員として働くのが目的であれば、こういった形態も存在します。

研究者だけでなく、芸能人や実務家が非常勤講師となることもあります。

 

例えば、テレビで活躍する さかなクンは、東京海洋大学の客員教授を務めています。

 

 

大学以外で働く方法

 

経済学者(エコノミスト)とは、金融機関や官公庁に勤める研究者のことをいいます。

 

 

経済の動向や世の中のできごとについて調査、分析を行うのが主な仕事です。

 

 

官公庁、金融機関、大学、シンクタンクといった研究機関が主な活躍の場であり、

勤め先に必要な情報を収集、分析、研究を行います。

 

中には企業に勤めるケースもあり、

証券会社では情報収集だけでなく将来の予測などを提供する役割を担っています。

 

 

以下で、具体的なキャリアのいくつかを紹介します。

 

・中央銀行や官庁エコノミスト

・民間シンクタンクや金融機関のエコノミスト

・世界銀行などの国際公務員

・データサイエンティスト

(わからない用語については、この機会に自分で調べてみてくださいね!)

 

 

これらも求人が出ていますから、それに応募、採用されるというのが

民間エコノミストになる近道であると思います。

 

あくまでこれらはキャリアの一例であることに注意をしてください。

 

経済学者(エコノミスト)として働くための道はまだまだあります。

 

 

 

経済学者になるのに、近道はない。

 

では、あこがれの「経済学研究者」になるにはどうすればいいのでしょうか。

 

まずは、大学で経済学をしっかりと勉強をすることが必要でしょう。

 

そして、大学院に進学することです。

 

とくに海外の企業であれば、エコノミストとしての採用条件に経済学修士号を持っていることを挙げている企業もあります。

あとは、就職活動あるのみです。(地道な努力が実を結ぶまで・・・)

 

専門領域は違いますが、

私の大学でお世話になっていた非常勤講師の先生は、

学士・修士・博士を大学院まで進学したのち取得し、出身大学で教授アシスタントをしながら

30代初めにようやく出身大学の非常勤講師になることができたそうです。

それ以外にも複数の大学の非常勤講師を掛け持ちし、学会発表のための論文を作成したり、参考書の出版共著にと

とにかく忙しく働いていらっしゃいました。

とても優秀な方で、尊敬できる方でしたが、私が大学を卒業して10年後くらいに母校で助教授になられたのを

HPで見た時には長かったなぁ〜と感じずにはいられませんでした。

 

 

 

経済学者の給料

 

経済学者の給料は様々です。

大学教授の平均年収は平均年収10,814,900円、准教授の平均年収は8,673,400円、講師の平均年収は7,190,100円といわれています。日本銀行員の平均年収は833万円、世界銀行員の平均年収は780万円など、ばらつきもあるものの、専門性の高い仕事であることもあって、ある程度高いお給料がもらえるようです。(キャリアガーデン調べ)

 

 

この記事は おおたが書きました。

 

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