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【2020年大阪高校入試】令和2年度大阪公立高校一般選抜 英語B解説・全文訳

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JUGEMテーマ:教育

2020年度大阪府公立高校入試英語B問題

長文も会話文1題と説明文1題でレベルも大きな変更はなく、出題数も変更ありませんでした。

作文も時事的ではあったものの、書きやすい内容だったと思います。

長文2題の和訳、解説を作成しましたので、どんな内容だったのか確認してみてください。

大問1 さくらとエリック、ホワイト先生の会話文

設問解説

(1)現在完了形の文と分かるので、haveの過去分詞形を選びましょう。

(2)エリックに抹茶を勧める文を選びましょう。

(3)文を入れてみて不自然がないか確かめるようにしましょう。

ちなみに、ここでの「one」は「飲み物についての習慣や伝統」を指すことが分かります。

(4)続くホワイト先生の言葉から、エリックは「イギリス人はアフターヌーンティーを毎日飲むか」という内容の質問をしたことが分かります。

(5)thatより前の箇所に着目です。

(6)スウェーデン人はフィーカのための時間を、大切なものと考えています。

(7)関係代名詞の文で、whichが省略されています。

(8)「AにBしてほしい」という構文を思い出しましょう。

(9)本文に書かれていないので、イ、ウは誤りです。オは、サクラの最後の言葉に反しているので誤りです。

和訳 お茶について

なるべく直訳になるようにはしていますが、多少読みやすくはしています。 たとえば、指示語のままだと分かりにくいところは、指す内容に変更したり、文末を少し会話に寄せたりしています。そのつもりで読んでください。

 

さくら:

こんにちは。ホワイト先生。金曜日ですね。放課後、茶道クラブに来ますか?

 

ホワイト先生:

はい。私は行きますよ、さくら。私は本当に日本の茶道が好きなんです。

 

エリック:

こんにちは、ホワイト先生、さくら。何について話しているの?

 

さくら:

やぁ、エリック。私たちは日本の茶道について話しているのよ。

 

ホワイト先生:

さくらは茶道クラブの一員で、時々私はその活動に参加しているんだよ。エリック、あなたは今までに日本の茶道の経験をしたことはありますか?

 

エリック:

いいえ、ありません。でも、それは面白いと聞きましたよ。

 

ホワイト先生:

はい、その通りです。茶道は単にお茶を飲んだり、作るのではありません。日本について多くのことを学ぶことができます。

 

さくら:

エリック、今日私たちと一緒に茶道クラブに来てみてはいかがですか?楽しいですよ。あなたは抹茶を飲むことも楽しむことができます。 

 

エリック:

なるほど、私はそれに興味があります。でも、実は、私は抹茶が好きではありません。それは私にはとても苦いのです。

 

さくら:

もし、あなたが甘いものと一緒に抹茶を飲むと、それはおいしくなりますよ。あなたはそれを好むでしょう。そして、もしあなたがその味を好まないのであれば、抹茶を飲まなくても良いです。だから、来ませんか?

 

エリック:

はい、それについて考えてみますね。

 

さくら:

ホワイト先生、私はイギリスの多くの人々はよくお茶を飲むと聞きました。英国のアフタヌーンティーはイギリスの伝統の一種ですよね?

 

ホワイト先生:

はい、私はそう思います。人々は様々な食べ物と一緒にお茶を飲んだり、会話するのを楽しんでいます。

 

エリック:

イギリスの人々は毎日アフタヌーンティーを楽しんでいるのですか?

 

ホワイト先生:

いいえ、ほとんどの人はそうではありません。それは昼食と夕食の間の食事のようなもので、時々数時間かかります。だから、私は毎日アフタヌーンティーを楽しむのは難しいと思います。

 

エリック:

なるほど。

 

ホワイト先生:

スウェーデンではどうですか、エリック?飲み物についての習慣や伝統はありますか?

 

エリック:

はい。ありますよ。私たちはそれをフィーカと呼んでいます。

 

さくら:

フィーカ?それは何ですか?

  

エリック:

フィーカの考えを表現することはとても難しいです。もし、単純な言葉でそれを説明したら、フィーカはコーヒーを飲むための時間を意味するかもしれません、しかし、スウェーデンの多くの人々は、それをコーヒーを飲むための時間以上の意味をもつと思っています。フィーカを楽しむことはスウェーデンの人々にとって、とても重要です。

 

さくら:

なぜフィーカがとても重要なのですか?教えてください。

 

エリック:

はい。スウェーデンの人々はフィーカには良い点がたくさんあると考えています。フィーカを楽しむことは彼らをより幸せにさせるのに役にたちます。だから、ほとんどの人々は一日に様々な時間フィーカを楽しんでいます。彼らは家族や友達とゆっくりするためにフィーカの時間を活用しています。またフィーカは同じ時間を共有する良い理由になります。人々はお互いをより理解し、話すことができます。

 

ホワイト先生:

それはいいですね。

 

エリック:

人々は職場でもフィーカを楽しんでいます。スウェーデンのいくつかの人々は働いている人はフィーカを楽しむことによってより多く生産するだろうと言います。働く人は彼らの考えを交換し、落ち着くことができるのです。

   

さくら:

彼らは忙しいですよね?なぜスウェーデンの人々はフィーカの時間を楽しむことができるの?

 

エリック:

スウェーデンの人は忙しいですが、私の意見では、忙しすぎてフィーカを楽しめないことは決してないと思います。

   

さくら:

どういう意味ですか?

  

エリック:

スウェーデンでは忙しい人でさえフィーカを楽しむ時間を作るのです。スウェーデンの人々はゆっくりするためにフィーカの時間をつくることはとても重要だと考えています。

 

ホワイト先生:

それはとても良い考えですね。

   

さくら:

フィーカの時間ではみんなコーヒーを飲んでいるのですか?

  

エリック:

いいえ。コーヒーだけでなくお茶を飲んでいる人もいます。人々は、自分たちが好きなどんな飲み物でも楽しむことができます。フィーカにルールはありません。フィーカを楽しむための方法はたくさんあります。フィーカに費やした時間は飲み物より重要なのです。

   

さくら:

わぉ、良いですね。私はスウェーデンに、そしてその文化や社会にとても興味があります。

  

エリック:

もしあなたがフィーカの経験をしたら、あなたはスウェーデンについて多くのことを学ぶことができるかもしれません。

 

ホワイト先生:

フィーカについて私たちに教えてくれてありがとう、エリック。とても面白かったです。

   

さくら:

エリック、今、私はあなたが抹茶を好きではないことを知っていますが、私はあなたに一度、茶道部の活動に参加してもらいたいと思っています。重要なことは飲み物ではない、ですよね?私は日本の茶道でも同じ考えだと思います。

 

ホワイト先生:

その通りです。それは日本について多くのことを学ぶ良い機会になるでしょう。エリック、一緒に行きませんか?

  

エリック:

そうですね。わかりました。行きましょう。

 

大問2

設問解説

(1)写真に写る鳥の年齢についての話をしているので、ウを選びます。

(2)一行前の文に着目しましょう。

(3)受動態の文と分かるので、sendの過去分詞形を選びましょう。

(4)リングには国名が書かれています。

(5)「〜によると」という意味を表す熟語を思い出しましょう。

(6)先行詞であるinformationを後置修飾しているという構造を捉えましょう。

(7)接続詞などに注意しながら、文を並びかえましょう。

(8)関係代名詞whichを省略した文です。

(9),蓮第一段落後半に着目しましょう。△蓮∈埜紊涼瞥遒瞭麒弧椶肪緻椶任后

和訳 シギ・チドリについて

 こんにちは、皆さん。昨年の夏、私は日本の研究者による野鳥についてのおもしろいレポートを見つけました。写真1を見てください。これはシギ・チドリ類の一種です。多くのシギ・チドリ類は毎年移動し、そしてそれらはよく湿地で見つかります。この写真の鳥が何歳か推測できますか?この写真が撮られた時、この鳥は20歳を超えていました。わたしはこれを知り驚きました。私は野鳥がそんなに長生きしているとは知りませんでした。そして、ある疑問が思い浮かびました。研究者はどのようにしてこの鳥の年齢を推定出来たのでしょうか?

 この写真では、鳥の足の周りにリングがあります。鳥の年齢を推定するために、それが鳥に関するいくつかの情報を与えたためそれは日本の研究者を助けました。

 この鳥の写真は2015年3月19日に日本で撮影されたもので、それは日本の研究者によって送られました。研究者はリングに国の名前があるのをを見つけました。それはオーストラリアでした。彼らはまた、鳥に与えられた個体識別番号を見つけました。だから、彼らは鳥についている番号についてオーストラリアの研究者グループに尋ねました。そのグループによると、その鳥は1994年12月10日にオーストラリアで放たれました。したがって、これらの2つの情報から、日本の研究者はこの鳥が20歳以上であることを知ることが出来ました。

 この1羽のシギ・チドリは20歳以上でしたが、同じ種類のシギ・チドリ類が何年も生きることができるという意味ではありません。これを含むシギ・チドリ類のいくつかの種類が絶滅の危機にあることを知って衝撃を受けました。したがって、シギ・チドリ類を保護するために、多くの国の研究者が研究を行っています。現在、研究を行うために、研究者はリングだけでなくプラスチックの旗も利用しています。写真2を見てください。これは、2つのプラスチックの旗を持つ別の種類のシギ・チドリを示しています。

研究者は、それらを見るときリングまたは旗でシギ・チドリについて報告するように人々に頼みます。世界の様々な場所から集められた情報を繋ぎ合わせることによって、研究者たちはシギ・チドリ類について多くのことが分かるのです。例えば彼らはシギ・チドリのいくつかの種類の飛行ルートを含む、移動の方法が分かりました。

 多くのシギ・チドリ類が地球の北部を飛ぶ時、春に日本を訪れます。彼らはまた、南に飛ぶとき秋に日本を訪れます。この地図を見てください。2種類のシギ・チドリのルートの例を示しています。彼らは移動するために非常に長い距離を飛んだことが分かります。シギ・チドリ類がこれら2つのルートのようなルートで移動するとき、彼らの多くは日本を含むアジアの東部の湿地を訪れます。なぜ彼らはその湿地を訪れるのでしょうか?彼らは移動する長旅の間、食べ物や休憩が必要です。しかし、アジアを含む60%以上の湿地が1900年以来無くなっています。この環境の変化がシギ・チドリ類の難しい状況の原因となっています。これらのことを学ぶ前は日本の湿地がシギ・チドリにとって重要であることを知りませんでした。私はシギ・チドリ類がどのように生きているのかを知ることが彼らを保護するためにまず第一に私たちがすべきことであるということを学びました。

 私はシギ・チドリ類についてもっと学びたいと思ったので、祖父に家の近くの鳥類保護区域に連れて行って欲しいと頼みました。彼は去年の11月に私をそこに連れて行ってくれました。いくつかのシギ・チドリがいました。彼らは南への長旅の前にそこで休憩していました。私は観れて嬉しかったです。もしわたしが旗やリングを見つけたら、研究者に情報を伝えると思います。私たちの情報はシギ・チドリ類を保護するのを助けるかもしれません。ご清聴ありがとうございました。