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【2020年大阪高校入試】令和2年度公立高校一般選抜入試 社会解説速報!

 高校受験情報(大阪府)

 

2020年度(令和2年度)公立入試、社会科は大きな傾向の変化はあまりなかったように感じます。

社会は、特に気になった問題について解説していきます

 

大問1【歴史・公民】

 

解答

⑴.┃▲⑵ⓐイⓑエ⊃靴靴ぞ襪鮑遒辰討呂い韻覆きカ⑶.Νⓐイⓑ18⑷〆嚢睨ゝ▲

 武家諸法度の内容に関する問題で、しかも記述です。

武家諸法度自体は知っていても、その内容まで抑えている受験生は少ないのではないでしょうか。

条文の大雑把な内容まで、覚えておく必要がありそうです。武家諸法度の内容ですが、教科書を見てみると、本文にはさらっとですが、欄外の図に詳しく載っていました。

 

 出来事をおこった順番に並べ替える問題です。大阪では、毎年この形式の問題が出題されています。

歴史の勉強をする際は、語句を暗記するだけでなく、そのつながり、つまり流れを意識して暗記する必要があります。

本問では、顱鬚僚侏荵が起こった年号を正確に覚えている人は少なかったのではないでしょうか。ですから、歴史の流れに注目して考えます。

 

ペリー来港から倒幕までの流れは、おおざっぱに考えて・・・

 

1853年ペリー来港

 

不平等条約の締結

 

K詆楹宛鬚鉾紳个靴涜魂攘夷運動

 

せ摩・長州の対外戦争

 

セ摩・長州は攘夷の困難を悟り、薩長同盟を結び倒幕を図る

 

β臉奉還・王政復古の大号令

 

 

の順です。

 

 

 

以上のように考えると、問題の選択肢鵑廊△法鬚廊い法颪廊イ砲△燭襪海箸分かります。

したがって、答えを導くことができました。

 

 日本国憲法の条文の空欄補充問題です。

令和二年度大問4⑴ ∧神30年度大問4⑴,覆鼻△海該廼瓩呂海亮蠅量簑蠅毎年2問程度出題されています。

教科書の巻末に付属している日本国憲法条文を参照するなど、対策が必要です。

 

大問2【地理・公民】

 

解答

⑴ア⑵エ⑶エ⑷ⓐアⓑ世界人権宣言▲廛薀ぅ丱掘⑸.汽鵐戰襯鉢▲皀離ルチャー経済ウ、エ

 

 資料の読み取り問題です。

 

参照すべき表が1つ、グラフが2つあるうえ、正しいものをすべて選ぶ必要があるため、難易度がとても高くなっています。

 

選択肢を検討します。

 

アは表気反洵気鮖仮箸靴泙后ヨーロッパと北アメリカを比較すると、ヨーロッパの方が北アメリカより一人当たりGNIが低いにもかかわらず、普及率はヨーロッパの方が高くなっています。よって誤り。

 

イは表気反洵兇鮖仮箸靴泙后オセアニアとアフリカを比較すると、アフリカの方がオセアニアより料金が低いにもかかわらず、その普及率はオセアニアの方が高くなっています。よって誤り。

 

ウはすべての資料を参照します。前半、「北アメリカの方がオセアニアより固定ブロードバンドの普及率が高く」は表気茲蠕気靴、後半「一人当たりGNIに対する固定ブロードバンドの料金の割合が低い」については、ブロードバンド料金を一人当たりGNIで除した値を比較することで求めることができます。北アメリカは、およそではありますが400/40000×100=1、オセアニアは850/38000×100≒2。したがって北アメリカの方が値が低く、ウは正しいことがわかります。

 

エはすべての資料を参照します。前半「アフリカは、六つの地域のうち、固定ブロードバンドの普及率が最も低く」は、表気茲蠕気靴、後半「一人当たりのGNIに対する固定ブロードバンドの料金の割合が最も高い」については、6か国のブロードバンド料金を一人当たりGNIで除した値を比較することで求めることができます。

 

アフリカの値は、330/2000×100=16.5。ほかの計算は省略しますが、分数は分母が小さければ小さいほど、分子が大きければ大きいほど値が大きくなることを考えると、アフリカの分母(一人当たりGNI)が極端に小さく、直感的に後半の文が正しいことが分かるのではないかと思います。よって、エは正しい。

 

ア、イでは、全体を見てしまうと間違えるような気がします。例外を1つ見つけることを考えましょう。

 

大問3【地理】

 

解答

⑴)務て鮫▲↓エ⑵.きⓐ扇状地ⓑウ積雪が多いため、農作業ができない⑶.↓▲ぁ▲

 

⑴´↓

 国内外における小麦の生産量の最も多い地域をあてる問題です。

中国、北海道で小麦の生産が盛んなことは基礎的な事項ですから、おさえておきましょう。

また、を解くには世界地図を覚えておくことが必須です。前年度以前も、日本地図を見て県を答えさせる問題や世界地図を見て国名を答えさせる問題がでていますから、地図は確実に覚えておきましょう。

 

 資料の読み取り問題です。Pは図犬ら正しい。

Qでは、食料自給率が与えられていますから、一人当たり農地面積(農地面積÷人口)を計算し比較すればよいです。

計算し、比較すると、Qが正しいことが分かります。一人当たり〜は、〜を人口で割った値ですから、覚えておきましょう。

 

 一人あたりGDP  =  GDP   ÷  人口

 

 

大問4【公民】

解答

⑴(顕重ⓐイⓑ製造物責任⑵ⓐアⓑウⓐイⓑウⓒ日本銀行ⓐ累進課税ⓑウ、エ⑶ⓐ所得が低くなるほど所得に占める税の負担割合が高くなるⓑ景気の変動による影響を受けにくい

 

 権利の問題です。毎年、社会権や自由権の内容を問う問題が出ています。

それぞれの権利の内容をただ丸暗記するだけでなく、人権思想の発展の歴史をしっかりおさえておけば、ド忘れをしてもある程度対応できると思います。また、日本国憲法何条においてどのような言葉で保障されているか、有名なもの(生存権など)だけでも構いませんから、確実に抑える必要があると思います。

 

⑵ⓑ

 介護保険制度という名前は知っていても、その内容や具体的な年齢まで抑えている人は少ないのではないでしょうか。適用される年齢や属性は、しっかり覚えておきましょう

 

⑵ⓑ

 資料の読み取り問題です。参照すべき資料は少ないものの、こちらも正しい選択肢をすべて選ぶ必要があり、難易度は高いといえます。

 

選択肢を検討します。

 

は後半、所得が最も低い年齢は75歳以上とありますが、再分配所得が最も低くなるのは29歳以下です。よって誤り。

 

は、当初所得が再分配所得を上回っている年齢(=29歳から59歳まで)において、年齢階層が上がるごとに当初所得から再分配所得を引いた値は大きくなる。ですが、50〜54歳、55歳〜59歳に注目すると、50〜54歳にくらべて55〜59歳の方が当初所得から再分配所得を引いた値は小さくなっています(計算をするか、2本のグラフの離れ具合で判断します)。よって誤り。

 

は、再分配所得が当初所得を上回っている年齢(=60歳以上)において、年齢階層が上がるごとに再分配所得から当初所得を引いた値は大きくなる。です。イと同じ方法で検討出来ます。こちらは正しいです。

 

は、再分配所得での最大値と最小値との差と、当初所得での最大値と最小値との差を比較すればよいです。前者は720(50〜54歳)−150(75歳以上)=570、後者は600(50〜54歳)−250(29歳以下)=350.したがって前者の方が大きく、エは正しい。

 

 

まとめ

今回は気になった問題の解説をしました。

ほとんどが資料の問題になってしまいましたが、最近は資料を用いた問題が多く、そして難易度も高くなっています。

暗記が苦手な人にとってはうれしい傾向かもしれませんが、難しいことには変わりがありませんし、時間もかかってしまいます。

どれくらい時間をかける余裕があるのか、「捨て問」ではないか、戦略をもって試験に臨む必要があると思います。