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【仕事学】栄養士(管理栄養士)という仕事 Vol.2

 仕事学

 

 

前回2月に【仕事学】と題して、世の中にある仕事を紹介するこのコーナ。

 

今回は「栄養士(管理栄養士)」について、お話ししようと思います。

 

 

早速ですが、「管理栄養士」と聞いて、

思い出すのはどんなものでしょうか。

 

私の場合ですが、真っ先に思いつくのは、健康診断や入院したときに

「食事について説明してくれる」人です。

 

 

今までも、特に女子生徒が「管理栄養士」になりたい。

と、口にすることがありました。

 

 

しかしながら、保護者の方からは・・・

 

心配母
栄養士だったら、専門学校でも勉強できるのに、大学で4年間もかけて勉強するの?

 

 

実はこの反応、結構多いです。

(私が子どもの時は、栄養士といえば専門学校というイメージもありました。)

 

 

「家で弁当箱も洗わないあなたが人のごはんを作る仕事になんかつけるの?」なんてやり取りもありました。(涙)

 

まぁまぁ落ち着いて・・・

 

というわけで、本日は栄養士(管理栄養士)になるにはどうやったらなれるのか、

お話ししたいと思います。

 

が、その前に・・・・

 

栄養士・管理栄養士を養成する大学・短大の数はどのくらい?

 

某有名進学サイトで栄養士・管理栄養士を養成する機関を検索してみまた。

 

 

146件

 

この結果を見て多いと思われますか、それとも少ないと思われますか。

 

 

ちなみに、看護師では252件でしたので

養成機関は意外と限られていることが見て取れます。

 

 

また、栄養士・管理栄養士を養成する期間のうち

女子大に限定すると

 

34件

 

うち、関西だけを取り出しましたら・・・

 

京都華頂大学
京都光華女子大学
大阪樟蔭女子大学
千里金蘭女子大学
梅花女子大学
甲南女子大学
神戸松陰女子学院大学
神戸女子大学
園田女子大学
武庫川女子大学

 

 

関西だけでも10大学ありますから、

全国的に見ても集中している様子が見られます。

 

茨木教室のお膝下の梅花女子大学はイオンとコラボして、

健康によさそうなお弁当を開発して販売したりと活発ですし、

学生数日本一に輝いた(在籍数8000人を超えます!)

武庫川女子大学は就職率が9割を超える女子総合大学です。

 

 

また、関西の共学の大学では・・・

 

大阪青山大学
大手前大学
関西福祉科学大学
畿央大学
近畿大学(※農学部で栄養を専攻)
甲子園大学
神戸学院大学
摂南大学(※農学部で栄養を専攻)
相愛大学
帝塚山学院大学
羽衣国際大学
兵庫大学(※私立大です)
龍谷大学(※農学部で栄養を専攻)

 

 

男子も25%前後在籍しているようなので、

まだまだ女子に人気の学部と言えますね。

(※少ないところだと5%という大学も…)

 

 

近年は、健康ブームですから、こういった世相を映すのも、

こどものなりたい職業に選ばれる理由なのかもしれませんね。

 

 

栄養学を大学で勉強することとは?

武庫川女子大学を例にとると、、、

 

/と健康の「今」と「未来」を考え、高度な専門教育と最新設備により、

目まぐるしく進歩する知識と技術に対応できる管理栄養士を養成する。

専門知識を基礎から学び、充実した環境で実習・実験も行う。

 

確かな食と栄養の知識に加え、豊かな発想力、企画力を備えた人材を育成する。

企業でのインターンシップや海外プログラムなどを拡充させ、

卒業研究では企業との共同研究・コラボ開発を行い、実践力を高める。

 

というわけで、管理栄養士としての勉強をしっかりと4年間で積み重ね、

かつ社会人として世の中に出ていくために「社会」とリンクする学びを展開していますね。

 

 

 

管理栄養士と栄養士の違いは?

この質問、とっても多いです。

 

日本栄養士会によりますと、、、

 

栄養士 管理栄養士
都道府県知事の免許を受けた資格で、主に健康な方を対象にして栄養指導や給食の運営を行います。 厚生労働大臣の免許を受けた国家資格です。病気を患っている方や高齢で食事がとりづらくなっている方、健康な方一人ひとりに合わせて専門的な知識と技術を持って栄養指導や給食管理、栄養管理を行います。

 

 

なるほど、こんな違いがあったのですね。

 

また、協会によりますと、、、

栄養士は、

栄養士養成施設で学び卒業することで、都道府県知事の免許を受けて「栄養士」になることができます。

 

管理栄養士は、

管理栄養士養成施設で学び、管理栄養士国家試験に合格し、

厚生労働大臣の免許を受けて「管理栄養士」になることができます。

 

なるほど、つまり栄養士は学校を卒業と同時に栄養士と名乗れるけれど、

管理栄養士は国家試験に合格して初めて管理栄養士をして仕事ができるというわけなのですね。

 

また、栄養士養成施設で学んだ人も、卒業後に栄養士として働き*、管理栄養士国家試験に合格すれば「管理栄養士」になることができます。

* 養成施設での修業年数により、受験に必要な働く年数は異なります。

 

なるほど、栄養士からキャリアアップする場合は、

実務経験の年数が管理栄養士の国家試験の受験資格になるわけですね。

いずれにしても、人の健康を預かる大切なお仕事ですね。ありがたいことです…

 

 

 

栄養士・管理栄養士になるためのステップをおさらい…

※日本栄養士会さんより


 

つまり、大学4年間でストレート卒業、合格すれば4年後には管理栄養士に。

 

栄養士から管理栄養士になるためには、学んだ教育機関によって異なり、

合算して5年間を達成する必要があるのですね。

 

 

それぞれの活躍の場で比較すると・・・

 

医療の現場

病院や診療所に勤務し、患者一人ひとりの病状に合わせて、病気の治療、再発防止、合併症の予防を目指して、患者への食事の提供や栄養の指導を通して栄養管理をします。

医療チームの一員として医師や看護師、薬剤師などの医療職種と協力して働きます。医療における栄養の専門職としての高度な知識や技術が必要になります。

学校給食の現場

小中学校(特別支援学校を含む)や夜間の定時制高校に勤務して、提供する学校給食の献立作成や成長期に必要な栄養素の計算をして、子どもたちに適切な給食を提供します。

また、子どもたちへの食育のほか、食生活の改善や食物アレルギー・肥満・糖尿病などの個別的な指導を担当することもあります。

スポーツの現場

トップアスリートからスポーツ好きな人、スポーツをする子どもたちを対象に、運動能力を高めるための栄養や食事に関するアドバイスをしています。

監督やコーチ、スポーツ団体などからのニーズも高く、栄養面からケガや疲労が起こりにくい身体づくりのサポートが求められています。

社員・学校食堂の現場

社員食堂や社員寮、大学の食堂などに勤務して、献立を作成したり、栄養についての正しい情報を提供したり、働く人や学生の毎日の健康づくりをサポートします。

対象が若い人からベテラン層まで年齢層の幅が広く、やせすぎや太りぎみなど、個人やそれぞれの集団の課題に合わせた対応が必要です。

行政の現場

都道府県庁・市町村、保健所・市町村保健センターなどに勤務し、地域における健康づくり政策の企画・立案や地域住民向けに健康づくりの講座を開催したり、栄養相談を担当したりしています。

また、「食事バランスガイド」や「健康づくりのための身体活動基準2013」などの健康についての資料を活用して、地域住民にとって健康づくりがもっと身近なものとなるように普及することも役割の1つです。

地域活動の現場

地域住民の健康づくりを、地域に根づいてサポートしています。それぞれの地域で、病気や介護の必要な方への栄養指導や調理指導、健康な方を対象とした病気にならないための健康づくりのアドバイス、料理教室の講師など、仕事は多岐にわたります。

病院や企業に勤務する働き方とは異なり、個人のライフスタイルに合わせて仕事を調整しやすいことが特徴です。

福祉(高齢者・障がい者)の現場

高齢者や障がいのある方を対象とした福祉施設(特別養護老人ホームや障がい者支援施設など)に勤務し、施設や地域で生活する高齢者や障がい者が自立して快適な生活を過ごすことができるよう、一人ひとりの生活状況、身体の状況に応じた食事の提供と栄養管理を行います。

高齢者や障がいのある方は、身体の機能が低下することによって、食べ物が食べにくく、飲み込みづらいことがあるため、少ない量でも適切な栄養が摂れるように献立を工夫することも重要です。介護スタッフらと協力をして健康をサポートします。

福祉(児童)の現場

児童養護施設や保育園に勤務し、0歳から小学校入学前の子どもたちの成長に必要な調乳や離乳食、幼児食を提供します。

食物アレルギーのある子どもも少なくないため、適切な食事提供には保護者や保育士、医師、看護師との連携も必要です。

また、小学校入学以降の子どもたちへ、食材や料理に対する興味や関心を高め、自立した正しい食生活ができるように食育を行うことも重要な仕事です。

研究・教育機関の現場

研究・教育事業部の会員は、国や大学、企業などの研究室に所属し、食に関する研究や管理栄養士・栄養士の養成を行っています。

地道な調査、実験が新しい発見を生み出し、企業では食品研究が健康に役立つ商品開発につながります。食と健康に関する科学的根拠をつくり社会に発信すること、未来の管理栄養士・栄養士を育成すること、研究教育事業部は、国民の健康に直接に間接に寄与できる活動を行っています。

 

(※日本栄養士会さまより)

 

 

また、職場も多岐に渡るため、

平均年収が算出しにくい業界でもあります。

 

民間から公務員として、幅広く働きますが、

280万円〜450万円というところです。

 

働くうえで、やりがい・人のためなど大切な部分が欠かせない仕事ですが、

一方でそこで働く人にとって給与はその後の人生を大きく左右します。

 

自分にとっての一番を決めるのはとても難しい作業ですが、

バランスを見て仕事を決定しましょう。


 

まとめ

今回は、世の中にある仕事の中から栄養士・管理栄養士を紹介しました。

 

次回も、世の中にある色々な仕事を

少しずつ紹介していきますね。

 

 

この記事は、 おおたが書きました。