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【中3国語】やっぱり国語の鬼門は作文(急)

 千里山教室

JUGEMテーマ:教育

序と破では文を書く上で、気をつけたいことを書いていました。

まだ見ていない方はそちらからまずは確認しましょう。

やっぱり国語の鬼門は作文(序)

やっぱり国語の鬼門は作文(破)

 

今回は作文を書く上での型をお教えしようかと思います。

これはあくまで型ですので、文章の流れに合うように文言は変えてくださいね。

 

B問題 特徴と書く内容

ここ2年連続で、題材が用意されて、それに対して考えを述べる問題が出ています。

条件が与えられている、与えられていないという違いはありますが、書く内容は大きく変わるわけではありません。

自身の意見を書く場合は、3つの構成で文章を書くことを意識するとうまく書けます。

便宜上、段落と書きますが、段落分けする必要はありません。

 

題材に対して立場を明確にする段落

題材に対して賛成、反対の意見を両方考えておきます。そして”反論を考え難い方”を自身の意見とします。自分の本来思っていることよりも、書きやすさを優先してください。

なるべく短く簡潔に書いた方が良いです。長くなると結局どういう立場なのか分かりにくくなってしまいます。

”です、ます”の敬体で書くのか、”だ、である”の常体で書くのかは意識して書きましょう。

 

自身の立場を強化する理由を書く段落

その意見を主張する理由を書きます。

ここで”逆の立場の人の意見”を書く必要があれば書きます。これに対して反論を書きます。反論を書きにくい方をこちらに持ってきてしまうと、詰ってしまいます。これが「反論を書きやすい方を自身と異なる立場にする」理由ですね。

 

もし、条件がないのであれば、自身の立場を強化するための理由や補足を書くことになります。ここでよく見るミスが、「〜できたりします。」と単独で「たり」を使ってしまうことです。注意しましょう。

あと同じようなことを繰り返しで書くこともNGです。文字稼ぎとして見られますし、まとまりのある文章として見てもらえません。

 

まとめの段落

最初に書いた自身の立場を変えないように!

立場が丸々入れ替わっていたり、一部の言葉が入れ換わっていたり、というミスはよく見かけます。

書いた後に、一度読み返すぐらいの余裕は持っておきましょう。

 

立場を踏まえる場合は、自身の立場を再度主張すると良い。

逆の立場を踏まえない場合は、〜すべきや、〜してほしい。という文章で終わらせると良い。

 

B問題 書き方の例

反対意見ありVer

××ということに対し、○○であると考えます。

なぜならば、△△からです。(「なぜなら〜から」は呼応なので必ずセットで使うこと)

□□という人もいるでしょう。しかし、●●するように注意すれば問題ありません。

また、●●という点を気をつけることで、◆◆ということもできます。

したがって、××は○○であると考えます。(最初の分の繰り返しだが、表現は少し変えよう)

 

反対意見なしVer

××ということに対し、○○であると考える。

なぜならば、△△からだ。

また、●●という点においても□□ということが言える。

したがって、××に対し◆◆して欲しいと思う。

 

C問題 特徴と書く内容

30年度はB問題のちょっと難しくしたような内容で、立場を与えられ、それに必要な資料を用意し、それがどのように自身の意見と関わるのかを論述するという内容でした。自身の意見を強化するための論理的な思考を問うような問題でしたが、B問題と基本的な考え方は変わりません。

31年度は「資料を見て、遊びについてどのように考えるか」という哲学的な質問でした。正直、条件を踏まえて、論述の体をなしてさえいれば、何を書いても点数がもらえたのではないでしょうか。

こちらに関しては、書き方例はあってないようなものになります。

最低限、主張(簡単に)→理由→まとめ(詳しく)という書き方ができていれば、流れとしては問題ありません。

 

30年度の書く内容
題材に対し必要な資料を述べる段落

ここを書く前に、まずはなぜ自身がその立場になっているのかを考えましょう。与えられた立場ではありますが、その理由をしっかりと述べられるように。

それから、その理由を強化するための内容が得られる資料を用意する。これは存在するか確かではないですが100%手に入ると考えて良いです。ただ、明らかに事実と異なる内容だと、違和感を与えてしまうので避けた方が良いでしょう。

 

自身の意見にどのように関わるのかを述べる段落

主張をどのように論理的に強化できるのかを書きましょう。最初にも書いたとおり、その主張をする理由を先に考えてあるはずなので、繋がりは特に意識する必要はありません。

 

まとめの段落

自身がその立場になって発言するとなった場合に、どのような発言をするかを書けば良いです。

つまり、用意した資料から、このように言うことができるだろう。というような書き方ですね。

 

30年度書き方例

○○と××の関係というデータがあれば良いと思う。

その関係があると△△ということがありえるからだ。

つまり、<題材>に対して◆◆ということ言えるだろう。

 

31年度の書く内容
考えたことを見た資料と合わせて書く段落

何でも良いので、考えたことを書きましょう。ただ、内容が抽象的、哲学的で分かりにくいです。しかし、このような場合、条件さえ満たしていれば、本当に何を書いても大丈夫なので、とりあえず書きましょう。

31年度を例にすると「遊び」に対して、どちらの資料から、どのように考えるかを書けば良いです。

一つで文章量が足りるようなら、一つだけで構いません。足りないなら2つ目を書きましょう。まとめることを考えると2つ書いておくとやりやすいです。

まとめの段落

考えた内容はそのままに、少し書き方を変えて、考えた理由をふまえつつ詳しく書くことになります。資料2つについて書いていると、総合して書くことができるので少し楽になるでしょう。

 

31年度書き方例

資料Aから、○○とは××であると考えた。資料Bからは○○とは△△であると考えた。

これらのことから○○とは、××でありながら△△でもあるような、◆◆であると考える。

 

 

 

以上、作文の型の紹介でした。

最初にも書きましたが、そのままの文言だと違和がある場合があるので、しっかりと練習して、適切な言葉の流れで書けるようにしましょう。

 

この記事はたきもとが書きました。

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