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【京都高校入試】2020嵯峨野こすもす英語長文全訳 だまされやすいMichael Greenの話

 高校受験情報(京都府)

今年も嵯峨野こすもすの英語長文は、一癖も二癖もあるお話でした。種明かしは最後までとっておくのでまずは本文の内容を確認してくださいね。

 

マイケル・グリーンという男

昔々、イギリスに単純な男、マイケル・グリーンがいました。マイケルはとても単純だったので、人々が話すことをほとんど信じていました。彼は、彼が会ったほとんどの人を信用していました。

 

彼はいつも、週末でさえも働いていました。彼はいつでも、とても疲れていて仕事を休む必要がありました。ある日、彼は休暇を取り祖母に会うためにドイツのヘレンシュヴァントへ行くことにしました。

 

ヘレンシュヴァントは、たくさんの木と美しい景色のある場所で、彼が子供の頃に両親と何度もいったことがありました。実は、彼のお母さんの生まれ育った町なんです。その街にはそんなにたくさんの人はいませんが、彼の祖母はまだそこに住んでいます。

ジュディの話

彼が祖母を訪ねたとき、彼女はマイケルのことをよく理解していなかったので、隣人に自己紹介するように言いました。彼は、大人になっていました。彼女は、その街の住民から彼が見知らぬ人と思われるかもしれないと思いました。だから、彼はまず隣人の家に行くことに決めました。その家で、彼は一人の女性、ブラウンさんに会うことになっていました。しかし、代わりに女の子がドアを開けて彼を歓迎しました。

 

「おばさんは二階にいるの。」ととても落ち着いた10歳の女の子は言いました。「私の名前はジュディよ。彼女が下りてくるまで、私とおしゃべりしない?リビングルームに入って、おばさんを待ちましょう」彼らはリビングルームに入りました。マイケルは部屋の奥にドアがあるのを見つけました。「このあたりの人をたくさん知ってるの?」と姪っ子は突然聞きました。

 

「実は、全然知らない。」とマイケルは言いました。「僕の小さな弟が4年位前にここに滞在していたんだ。彼は、山の小さな町での生活を経験するために来たんだ」。

 

「それなら、あなたは私の叔母について何も知らないのね?」大人びた小さな女の子は続けます。

 

「名前だけはね」彼は認めました。彼は、ブラウンさんが既婚者か未亡人かどちらかだと思っていました。この家には、たくさんの道具や機械があるので男性が住んでいたと思いました。

 

「彼女の悲しい話は約4年前に起こったの。」女の子は言いました。「あなたの弟がここにいる頃ね」。

 

「彼女の悲しい話?」とマイケルは聞きました。この平和な田舎町で、彼は悲しい物語を何も想像できませんでした。

 

姪っ子は、大きなドアを振り返って言いました。「あなたはなぜ10月の午後に庭へのドアが開いているのか不思議に思ったでしょう」

 

開いているドアを通して、彼は大きな庭と美しい風景を見ることができました。「この時期にしては少し暖かいけど、あのドアはその悲しい話に関係があるのかい?」とマイケルは答えます。

 

「約4年前、あのドアを通って彼女の夫と二人の息子と彼らの茶色い犬は近くの山にキノコを探しに出かけたの。彼らは二度と帰って来なかったわ。たぶん、野生の犬か他の危険な動物に襲われたの。きっと、あなたのおばあちゃんから聞いたことがあるんじゃないかしら。10年前まで、秋の間動物たちが鶏を食べに私たちの田畑によく来たの。でも、突然彼らは現れなくなり、私たちの地域は安全な場所になったわ。だから彼らはどれだけそれが危険なことか考えていなかったの。これは、悲しい物語の最初の一章よ。

 

ここで、女の子の落ち着いた声は力を失い弱々しくなりました。この悲しい物語のもう一つの部分は私の叔母がいつも彼らがいつか帰ってくるとおもっていることよ。そして彼女は、彼らが以前のようにあのドアを通って入ってくると思っているの。だからそのドアは今も開いているのよ。私はそのキノコ狩りのことをよく彼女から聞いたことがあるので、彼女の気持ちをよく知っているの。彼女は、だんなさんや二人の息子のこと、そして彼らの飼っていた犬のことを話したわ。あなたは、今日みたいな夕方に時々……知ってる?私は、彼らがあのドアから入ってくるのを感じるわ。」

 

彼女は、少し震えて話すのをやめました。ちょうどその後すぐ、おばであるブラウンさんが突然部屋に駆け込んできて遅れたことにお詫びを言いました。マイケルはほっとしました。

ブラウンさんとの会話

「ジュディと話して楽しんでくれていたらいいんだけど」と、彼女は言いました。

 

「とても」とマイケルは言いました。しかし、実のところ彼はその話を少し怖いと思っていました。

 

「ドアを開けておいてもかまわない?」とブラウンさんは言いました。「私の夫と息子たちが山から家に帰ってくるの。彼らはいつもそこから入ってくるのよ。彼らは今日は山へキノコを探しに行ったわ。彼らはとても疲れると思うの」

 

彼女は、山とキノコについて話し続けました。マイケルにとってそれは恐ろしいことでした。彼は、他のことに話題を変えようとしましたがうまくいきませんでした。彼は、前にいる女ん子がブラウンさんが話している間彼のことを見ていないことに気が付きました。ジュディの目は、開いたドアと大きな庭を見ていました。彼は、違うことについて話そうとしました。「僕は、仕事を休むためにここに来たんだ」と彼は続けます。

 

「わかっているわ」とブラウンさんはとても低く小さな声で言いました。そして、彼女はマイケルの言葉には関係なく、突然幸せそうに見えました。「ついに彼らが来たわ!」彼女は大きな声を出しました。「夕食に間に合ったわ。彼らはみんなとてもつかれているようだわ!」

 

マイケルはとても怖くなり、姪っ子を見ました。彼が彼女の顔を見たとき、若い女の子は、開いているドアを見て、口を大きく開けて、何も言っていませんでした。彼は、更に怖くなり、同じ方向を見ました。

 

美しい位オレンジの夕焼けの中、3人の人影が歩いていました。彼らは大きな庭に入ってきて、ドアの方に動いています。彼らはみんな手に大きなバッグを持っていました。一匹の疲れた茶色い犬がいっしょにいます。音もなく彼らは家に向かってきて、小さな男の子が「ただいま!」と言いました。

 

マイケルは急いで自分の帽子をとって、表のドアに走って向かいました。そして、彼は素早くその家から走って離れました。道に沿って自転車に乗っていた人は、マイケルが彼のそばを素早く走りすぎたせいで、垣根に突っ込んでしまいました。

マイケルの恐怖体験

「ただいま」と夫が言いました。彼は、開いているドアを通って入ってきました。「たくさんのキノコを見つけたよ。ここへ来るとき、誰かが家の外に走り出ていったよ。あれは誰だい?」

 

「とても変わった人なの。彼はミカエルグリーンと言っていたわ。」とブラウンさんは言いました。「私は、彼にあなたのことを話そうとしたんだけど、彼は違う話をし続けていたの。そして、突然走って出て行ってしまったの。さよならも言わずにね。もしかしたら彼は幽霊か何かを見たのかしら。」

 

「それは、犬があなたと一緒にいたからだと思うわ。」姪っ子が落ち着いた声で言いました。「彼は私に犬がどれだけ怖いかと言っていたの。(  あ  )彼が感じたことを理解できると思うわ。」

ジュディはお話を作るのが得意で、毎日新しい物語を作って楽しんでいるのでした。

 

まとめ

マイケルがブラウンさんの家にお邪魔していると、4年前に出かけたっきり帰ってきてなかったというブラウンさんのだんなさんと息子さん、犬が帰ってきました!もう亡くなっているかもしれない、という話をブラウンさんの姪っ子のジュディから聞いていたマイケルは、3人と1匹の影を見て逃げ出します。それはそうですよね。でも、ブラウンさん一家は冷静です。ブラウンさんの家族が山に行ったまま帰って来ないというのは、すべてジュディの作り話だったんですから。

 

嵯峨野の問題らしいユーモアのある物語でした。最後の一行を読んですべてがジュディの嘘だったことに気が付かないと、内容を完全に理解することが難しかったですね。問題(1)、問題(2)は、ジュディの作り話に気が付かなくても十分答えられる問題だったかと思います。(1)の7は少し難しいかな?

 

ただ問題(3)だけは作り話だとわかっていたかどうかで、英作の方向性が違ってしまったと思います。配点の高い英作文での失点は痛いですね…。最後の一文まで気を抜かずに読むことが大切ですね。

 

 

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