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【新中1向け】「語彙力って必要?」具体例を用いて解説してみた

 千里山教室

JUGEMテーマ:教育

語彙力って必要なの?

女性

語彙力がなぜ必要なのでしょうか?

表現を豊かにするためでしょうか?

ニュアンスを正確に伝える為でしょうか?

確かにそれもあるでしょう。

私は、語彙力を身につける一番の理由を「情報を正しく読み取り、適切なやり取りを行うため」と思っています。

使えるに越したことはないですが、基本的には相手の伝えたい情報を受け取ることができれば良いということです。

なぜ、言葉を受け取ることを重視するか、中学校1年生の理科の教科書に載っている理科用語以外の熟語を例にして説明していきます。

分からないと辛い、理科の教科書に出てくる熟語
簡潔

簡潔の意味は「表現が簡単で、むだがないこと」です。

もし、これの意味が分からなかった場合、次のような文章があったとき、生徒はどのように答えるでしょうか。

「実験の結果がこのようになった理由を簡潔に表せ」

一部の生徒は簡単の簡が使われているので、正しい意味で読み取ることもできるでしょう。また、一部の生徒は少し丁寧に書いた方がいいのかなと思って、少し要らないような情報も付け加えて書くかもしれません。もしくは、理由はなるべく詳しく書く方が良いと考え、事細かに書くかもしれませんよね。熟語一つ分からないだけで、逆のことをしてしまう可能性もあるわけです。何も考えずに、簡潔にしか書けない場合も考えられますね。一つの文章から様々な行動を取る人が出てきてしまうわけです。

 

ここからは単なる推測です。実情とは異なっていて欲しいとは思います。

さて、先ほどの答えを見た先生が、「簡潔に書いてください」ともう一度赤ペンで書き入れて返却したとします。一部の人が「簡潔に理由を書くことができている」という事実から、他の生徒たちは「簡潔に」を読み飛ばしたのだと判断したからです。さて、生徒たちは、どのように答えを書くのでしょうか?

 

これは極端な例なので、邪推にすぎません。ただ、このようなすれ違いが全く起こっていないと言い切れるでしょうか?

この積み重なりによって、「わからないところがわからない」が形成されるのではないでしょうか?

普通に教科書でも使われているので、分かっているつもりになっている言葉、これが最も恐ろしいということです。

知っていて当たり前?教科書に出てくる熟語

共同

複数の人や団体が、同じ目的にいっしょに取り組むこと

 

共通

2つ以上の物事に、全て当てはまること

 

比較

比べること

 

到達

人や物が目的地に着くこと。

物が、ある一定の基準になること。

 

調節

ちょうどよい状態にすること

 

除去

邪魔なものを除きさること

 

栽培

植物を育てること

 

収穫

農作物を取り入れること。

もしくは利益を回収すること

 

効率的

物事が良い具合で進む状態

 

環境

生物を取り巻く、周りの状況

 

先端

とがった物の先っぽを指す

時代や流行の先頭のこと。

 

採取

選んで拾い取ること

 

実施

実際に行うこと

 

用途

使い道

 

廃棄 

不要なものを捨てること

 

いかがでしたでしょうか。

理科の教科書の前半部分にでてくる言葉を出してみましたが、全部知っていましたか?

あ、この程度知っていて当たり前って思ってます?

意外と確認すると言えない人、多いと思いますよ。

少なくとも言語化できない人はたくさん見てきました。

読めない言葉は飛ばす人が大半です。

 

「今は読めなくても、中学生になったら読める」なんてありえませんよ。人は学習しなければ賢くなれません。

まずは言葉を知ることから始めましょう。

別に難しい言葉を覚えろとは言いませんが、常用の熟語はしっかりと分かっておかないとコミュニケーションに支障が出ます。

コミュニケーションに支障があるということは、当然、学校の授業にも影響がありますよ。学校の先生も当たり前のように使っている熟語があるはずですからね。

分からない言葉が出てきたら必ず確認する習慣をつけましょう。

 

ちなみに語彙は大人になっても必要なものです。語彙力は磨いておくにこしたことはありません。

契約書とか、言葉を知らずに交わすと、本当に痛い目に会います。

自分の身を守れるくらいの語彙は身につけておきましょう。

繰り返しになりますが、年を重ねたからって勝手に語彙が身につくわけではないですからね。

 

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