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【3学期小6】中学に向けて、今やるべきこととは?

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JUGEMテーマ:教育

 

今回は3学期小6生に向けて、この時期に行う内容について紹介します。

もうすぐで中学生ですからね。しっかりと準備して新しい環境に備えましょう。

今のうちに完璧にしておきたいこと

中学での数の扱い方が違う!?

小学校と中学校では数に対する扱いが若干異なります。

小学校で習ったことが間違っているわけではありませんが、数を扱う上で少しでも楽になるように考える必要があります。

分数と小数はどっちも必要?

小学校では分数と小数の両方を使ったと思いますが、中学で使うのは基本的には分数です。

分数の方が、かけ算、わり算を行う際に計算がラクに行えるため、小数ではなく分数を使うのが普通です。

分数がきらい?では分数の方が楽だということをお見せしましょう。

分数の方が計算がラクに出来る例

明らかに下の方が計算はラクですよね。

ただし、この計算をぱっとできるようになるには、0.25=1/4を当たり前に使える必要がありますね。

小数であれば、小数点の位置に気をつける必要があったり、単純に計算する回数が多くなったりするためミスが非常にでやすいです。もし分数がきらいなのであれば、中学にあがる前に克服しておきましょうね。

仮分数と帯分数とかややこしい

分数を基本気に使うとは言いましたが、帯分数を扱うことは全くと言っていいほどありません。帯分数は分数の概念を理解するためには必要な考え方ですが、計算には毛ほどの訳にも立たないからです。答えを書くときも仮分数で答えて問題ない場合がほとんどです。分母で分子を割ったときの商は整数の足し算として前におくことができるぐらいで覚えておきましょう。帯分数そのもので何かすることはないので忘れて構いません。

かけ算はやることがなくなってから

分数の計算のときには分母分子のかけ算の形を残しておくことは割と重要なことです。かけ算を計算してしまうと、約分できるかどうかが分かりにくくなってしまいます。最終的な答えを出す段階になるまで、かけ算のみの計算は後回しにしましょう。計算の順序を考えるだけで面倒な計算をしなくて済むこともあります。他にもかけ算は計算を後回しにした方が楽な場合もあるので、かけ算はやることがなくなってから。と覚えておきましょう

今からでも十分理解できる中学校数学

正負の数

正の数が0よりも大きい数のことで、負の数が0よりも小さい数のことです。

正負の数の四則計算は、中学以降の数学の基礎中の基礎です。

これができれば、中学で行う計算の半分は出来るようになったと言っても過言ではありません。

文字式

計算の基礎、其の2が文字式です。

小学校でも現在ではxを扱いますが、それを発展させて考えていきます。

文字であらわし、文字のルールを踏まえて計算できれば、計算の基礎は完璧です。

あとは計算パターンの練習だけで済みます。

身につけておきたい国語の能力

お堅い文章はどんどん増える

説明文の問題を解くための読み方、設問に答える時のポイントを学びましょう。

小学校では読み方に重点を置くことが多いので、解くための読み方を学んでいきます。

説明文における表現技法も考えられるようになると尚良いですね。

 

選択問題において選択肢を吟味し、キーワードを見つけることで問題に答えたり、表現技法からその文章がそこにある意味を読み取ったりとテクニカルな文章の読み方、答え方を身につけましょう。

 

塾では小学生の文章ではなく、中学生向けの文章を読んでもらいます。

少し背伸びをした問題を読むことで、これから必要とされる語彙に触れてもらいます。

国語の文章を読むには慣れも必要です。「本を読むと良い」と言われるのはそのためですね。

漢字は書ける、音が分かるだけではダメ

漢字に関しては、ただ覚えるだけでは小学校と同じです。漢字の持つ意味に気を配り覚えるようにしていきましょう。

日本語の持つ特性として、漢字から意味を推測することが出来るというものがあります。

初めてみた熟語でも、一つ一つの漢字を知っていると、なんとなく意味が分かってしまうのです。

夢現

さて、この言葉の意味は何でしょうか?

夢は寝ているときに見るユメですね、現は現実や今確かに存在していることを表す言葉です。ということは、それぞれが表しているものは逆ということになりますね。

そうすると、夢現とは夢か現実の両方を表すか、夢か現実かどちらか分からないということになりますね。

ちなみに読みはユメウツツです。

読みは後からでも入れていくことはできます。まずは読む力を上げるために、漢字の持つ意味に着目して読むようにしていきましょう。

つまり……を考えることが大切

これからは文章を書くことにも力を入れていく必要があります。

いきなり自分の考えを書くことは難しいので、文章を読んで、それを要約してもらいます。

要約にも必要な文章、書かなくてよい文章を見分けるポイントがあります。それを押さえながら要約をしていきます。

また、要約が出来るようになると、文章を読む際に、大意を取るうえでは読む必要のない文章が分かるようになります。

中学生の間は基本的には文章全体をしっかりと読む、つまり、精読をする方が良いです。しかし、精読をしている時間がないときには、文章の大意を取る速読も必要となってきます。そのときになって急に速読が出来るようになるわけではないので、しっかりと準備はしていきましょう。

 

まとめ

6年内容の復習なら
  • 分数に慣れよう
  • 漢字の持つ意味を覚えよう
予習をするなら
  • 中1の1学期で習う計算の基本を徹底しよう
  • 説明文を読めるようになろう

 

それでは、良いスタートができるように頑張っていきましょう。

 

この記事は瀧本が書きました。

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