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【新中1・中2】英検を戦略的に受けると高校受験が楽になる!

 西院教室

英検を戦略的に受けよう

昨年末の中学1〜2年生のカウンセリングで英検について質問を受けたり、受けるべきかどうか相談されたりしました。
英検の先取り受験をしていくと、高校受験のときに色々いいことがあるよ!と今までに先取受験をした生徒の話をすると
女子生徒

なるほど。ちょっと頑張って挑戦してみようかな!

という反応が多かったので、新中学1〜2年生の保護者様向けに英検の戦略的な受け方についてご紹介します。本当にいいことだらけなので、是非チャレンジしてみてください。

高校受験に英検を活かそう

大阪府の公立高校入試では 英検2級を取得していると80%の得点率に換算され、英検準1級を取得していると100%の得点率に換算されます。

京都の龍谷大学付属平安高校では 英検3級を取得していると10点の加算、英検準2級を取得していると30点の加算があります。 確かにお得です。
でも、英検2級って高校生が受けるレベルだし、2級に合格している子なら当日の試験も8割普通に取れるのではと思いませんか?実はその通りなのです。それじゃあ英検2級にチャレンジする意味がないのではと思うかもしれませんが、 80%の得点が保証されていたら、受験前に英語の勉強をしなくていいわけです。そこがお得なのです! その時間を他の科目の学習にあてることができるのです!!

中学1・2年生から計画的に取り組もう

中学のうちに英検2級や準2級を取得するためには中学1・2年生からの計画的な取り組みが必要です。
英検協会のホームページによると5級が中学初級程度、4級が中学中級程度、3級が中学卒業程度、準2級が高校中級程度となっています。普通なら中1で5級、中2で4級、中3で3級取得が目安になるのでしょう。
でも、せっかくですからどんどん背伸びをして計画的に受験していってください。小学生で英語を学んでいる人は小学生の間に5級、4級と進めていますが、今回は英検中学デビューの方にお勧めの受け方について書いていきます。
中学2年生で2級合格の生徒もいます。よろしければこちらの記事もご覧ください。

新中学1年生の方へ

10月に英検5級を取ろう
小学校のときに学校の授業で英語に触れただけという場合、6月に英検5級は少しハードルが高いです。学校に慣れなくてはいけないですし、初めての定期試験もありますし。そのあたりについてはこちらのリンク集をご覧ください。科目別に小学校と中学校の試験の違いや知っておいてほしいことについて書いています。
では、いつ英検5級を受けるべきなのか?中学1年生終了程度だから1月の受験を考える方や中学2年生の6月を考える方も多いのですが、是非中1の10月で取得を目指しましょう。
英検対策は夏休みにスタート
10月の受験には夏休みの対策が必須です。9月、10月は体育際や文化祭などの学校行事があり、定期試験が10月にある学校も多いのであまり時間を取れません。英検対策は夏休みにスタートしましょう。
去年の10月に英検を受けた生徒たちは、夏休み(正確には1学期の期末テスト後)から英検対策用のテキストや過去問題、単語帳などを使ってどんどん、先取りで学習を進めていきました。部活もあるし、夏休みの宿題もそれなりにあるし、英語漬けの日々を過ごせるわけではないので、文法の先どり学習を進めても、なかなか演習量をこなせませんが文法をがっちり固める必要はありません。実は今の英検では文法を問われる問題は少なくなりました。そのかわり会話表現や単語量を増やすことが大切です。どんどん単語や熟語を覚えていきましょう!!
学校の英語が楽々理解できる!
中学1年生の秋に英検5級を合格できたら、そのまま先取り学習をして1月に英検4級にトライ、もし不合格だった場合でも2年生の6月には合格できる力をつける。というように学習を進めていくと、どんどん先取りで文法を学び単語を覚えて長文や会話文を読み、リスニング対策をすることになります。すると、日々の英語の学習(学校の教科書レベルの学習)が本当に楽になります。定期試験対策では単語や表現を覚えるくらいですみますからね。是非是非トライしてください。

新中学2年生の方へ

まずは4級を取ろう
中学1年生の間に英検5級を取得していたら、迷わず英検4級の対策を始めていきましょう。中学1年生で英検受けていなかったら、まずは6月に5級から受けようかな?という方も多いのですが、その場合は4級とのダブル受験をするか、5級はパスして4級の受験から始めてみてください。英語が苦手でなければ中学2年生の6月に5級は受かるはずです。
4級の対策をして文法の先取り学習と、単語や熟語の先取りをどんどん進めていきましょう。文法の先取りは普通の問題集で構いません。単語については教科書の先取りではなく英検対策用のものをお勧めします!
対策スタートは2月の学年末テストが終わってから春休みの間がおススメです。 学校の試験がないので、英検対策にまとまった時間を割けます。
夏休みから3級対策を
6月に4級を取れたら、夏休みにしっかりと3級の対策をして10月、1月に3級取得を目指しましょう。中3の夏休みは高校入試に向けて理科や社会の復習もしなければいけないので、中2がチャンスです。3級の対策を進めて文法や単語のレベルを中3まで上げておくと、普段の学校の授業は余裕を持って理解できますし、定期試験の対策も単語や連語のチェックくらいですみます。定期試験前に他の科目に時間を使えますので、内申点も上げていけます。

中学3年生で英検2級・準2級にチャレンジ

大阪の公立高校での優遇措置を考えると英検2級以上が必須のように感じますが、準2級に挑戦する価値は十分あります!
高校英語の先取りをしていくので、単語覚えは大変だし、中学校では学ばない文法も出てきます。でも、英検で文法そのものを問う問題は本当に少なくなりました。英検準2級に向けて語彙力を上げて長文読解の練習をすることで公立高校入試は軽やかに超えていけます。
たとえ英検に合格できなかったとしても公立高校受験レベルなら安定して7割を超える点数を取る力はつきます。京都の公立高校、前期の独自入試の問題や、大阪の公立高校のC問題でも指導要領を超える単語には注がついていますが、長文を読むときに何度も注を確認していては時間がもったいないです。単語を知っていれば注を確認しなくても読み進めていけますので、時間の余裕もできます。いいことだらけです。
講師

計画的、戦略的に英検を受けて、定期試験対策で高校入試も、周りより有利に取り組めるようにしたいですね。

 

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この記事は、なみまつが書きました。