【勉強法】国語が苦手な中学生にお勧めの家庭での勉強法
JUGEMテーマ:教育
国語が苦手、何をしたらいい?
この子、国語が苦手なんです。
今さら読書をしても間に合いませんか?
なんていう相談を夏休み前のカウンセリングで何人かの中学1〜2年生の保護者様から受けました。
「国語力」小学生から大学受験生まで、永遠のテーマです。
さて、せっかくいつもより時間のある夏休みに、何かさせたいですよね。
そこで、今回は中学生の保護者様向けに 夏休みにご家庭でもできる国語対策 について書いてみます。
よかったら取り組んでみてください。
家庭でできる国語の学習
新聞コラムの書き写しがおススメ
国語力を上げたい中学生には新聞一面のコラムの書き写しをおすすめしています。
一面のコラムは社説と並んで各新聞社の顔のようなもので、しっかり練られた文章ですし、テーマも政治・経済・スポーツ・文化・教育など様々です。
ところが、新聞を取っていない家庭が増えてきましたね。
そういう私も新聞は購読していません。
インターネットでニュースを見るだけで問題ないですし、新聞を処分する手間も面倒ですしね。。
今回のカウンセリングでも「新聞とってますか?」とたずねると「いいえ。」と答える方がほとんどでした。
京都新聞のHPでは無料でコラムが読める
以前は各新聞社のHPで読めていたのですが、今は有料会員でないと読めない新聞社が増えました。
でも京都新聞の凡語は今でも無料で読めます。
バックナンバーも読めるので、1週間に1度くらいチェックしてみるといいですね。
昨日は蝉時雨という題でした。
「蝉時雨」なんて言葉、普段の会話ではなかなか耳にしませんから、日々コラムを読むだけでも語彙力アップできます。
(京都新聞「凡語」より ※一部加工処理しています。)
おじいさんのおうちの新聞を利用する
でも、家のプリンター壊れて使ってないんですよね、というH君のお母さんが、「おじいちゃんのお家では新聞とってるから、1週間に1回くらいもらってきたらいいんですよね。」とのこと。
それ、いいですね!プリントアウトするのは面倒ですし、できれば紙を見てコラムを写してほしいです。
お近くに、新聞をとっているおじいさんおばあさんがいらっしゃったら、協力してもらってください
おじいさんに協力してもらおう
H君にも「おじいちゃんとは仲がいいの?」と聞くと「うん!」と即答してくれました。
親子で勉強をするとケンカになりがちな、思春期の中学生。
でも、おじいさんやおばあさんには少し遠慮や心遣いをするようになりますよね。
文章を一度読んだら頭に入るように
書き写すだけでいいの?
書き写すだけ?と思われるかもしれませんが、なかなか侮れないんです。
そもそも、国語が好きではないので面倒くさい書き写し作業は、できるだけ手っ取り早く済ませてしまいたいはずです。
そうすると、最初は1文を何回かに分けて、何度も新聞を見てノートに分けて書き写していたのが、 1文読んで一気に書き写すようになっていきます。
入試の国語で初見の文章を読んでも、サッと1文を読んだらその内容が頭に入るようになるんです。
この、文章を一読して頭に入れる力、国語だけではなく他の科目にも役に立ちますよ。
マス目のあるノートに書き写そう
コラムの書き写し、お子様にさせてみようかなと思ったら気を付けてほしいのは、 マス目のあるノートに縦書きに写すこと です。いわゆる大学ノートを縦書きにして写すと、読みにくいので専用のノートを用意してください。
高校入試で作文が課されることもありますから、中学1〜2年生のうちからマス目のある用紙に文章を書くことに慣れておきましょう。
この記事は、なみまつが書きました。