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【中3歴史】期末に向けた歴史の流れの確認(WWI〜WWII)

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今回は期末テストに向けて、WWI(第一次世界大戦)からWWII(第二次世界大戦)について分かりやすいように多少脚色して解説します。

教科書では世界恐慌についてはあっさりと、そこからWW2までは色々と書かれているのですが、補完しつつ、省いてWWI(第一次世界大戦)からの流れを踏まえてWWIIまでを説明します。流れのみなので、ほぼ、人物名、年は出てきません。そういうのは教科書で見てね。

社会では、流れを一通り分かった上で、詳細を詰めていくやり方をお勧めしています。

まずは流れを入れてしまいましょう。

WWIで知っていると流れが分かりやすいこと

WWIの舞台は欧州本土で、欧州は戦勝国含め、どの国も疲弊した。

(総力戦を行うと内政がボロボロになる)

 

敗戦国のドイツは実質死刑宣告を食らった。

(多額の賠償金に加え、植民地と領土の一部を失い、お金を払う当てが無い)

 

イタリアは開戦直前に三国同盟を裏切って戦勝国になったが十分な補填がもらえなかった。

(戦争で疲弊しただけ)

 

日本も直接的な関係はほぼ無し。得はしていた。

(日英同盟を理由に参戦。中国に21カ条の要求。)

 

アメリカの一人勝ち!!

(ヨーロッパに大量の物資を流した。後にドイツの輸送船誤射を理由に三国協商側で参戦。)

 

世界恐慌までの流れ

一人勝ちのアメリカ

欧州との間には大西洋があるため、直接戦火に巻き込まれることのなかったアメリカは、ヨーロッパ諸国に比べると被害は小さかった。

それだけでなく、戦争特需にかこつけて大量生産を行い、それを外国に売ることで、経済活動で儲けまくっていた。

世界大戦はアメリカの助力で三国協商側の勝利に終わったが、そのあとも、欧州の国々は戦火のため、内政(第一次産業、第二次産業)がぼろぼろになっており、アメリカの商品は売れ続けた。

WWIにより、アメリカは経済が急速に発展し、「永遠の繁栄」と調子に乗ったのだった。

 

戦争からの復興

年月がたち戦火の傷跡も治り、欧州の国々はアメリカの商品を買わなくても大丈夫になっていった。戦争特需の終了である。

しかしアメリカは調子に乗っていたので、気がついたころには在庫の山が出来上がる。

当然、大量生産して全く売れなければ作った分だけ損をする。それによりアメリカ経済は悪化。さらに調子の良かったアメリカにお金を出していた出資者(株主)たちも手を引き、銀行がつぶれ、会社がどんどん倒産するという事態になった。

戦争からの復興がアメリカ経済を破綻させた。

 

世界恐慌

調子に乗っていたアメリカは、実際世界に対する影響力も大きかったため、経済不況はアメリカだけにとどまらなかった。

景気が良く出費しまくっていた国が、急に物を買わなくなれば当然、アメリカに物が売れなくなって不況になる国が出てくる。

お金を借りていた国も多く、急に貸してくれなくなって困った国も出てくる。

特にドイツは賠償金をアメリカに借金して払っていたため、賠償金をもらっていた国も困ってしまった。

経済不況の連鎖。これが世界恐慌である。

 

※恐慌とは急激に好景気から不景気に変わること。資本主義にはつきものとされている。社会主義には関係がない。物価を決めるのは国だから。

 

※ドイツの賠償金をもらえなかったフランスはドイツの工業地帯を占領し、金を払えと言っていた。いや無理言うな。

 

第二次世界大戦への流れ

ブロック経済

恐慌に対し、アメリカは外国に売りまくるのではなく、国内での産業に注力した。貿易は一方的に儲けを得られるところとしかしなくなった。世界恐慌のさなか、自国が助かる道を模索するのである。

この動きに対し、植民地を持つイギリスやフランスのような国々も同じような政策を取った。植民地以外との貿易に多額の関税をかけるのである。

自分だけが助かれば良い。自身の国と関係のある国とだけ経済的なやり取りをしよう。

これがブロック経済である。

 

しかし、これに対して困った国々がある。

植民地をあまり持たない国々である。

 

先の大戦で植民地を奪われたドイツ

裏切りの戦勝国イタリア

出遅れの日本

 

これらの国々は他の国と思うような貿易が出来ず、疲弊するしか道が無くなったのである。

その結果、植民地獲得の動きを見せることとなる。

第二次世界大戦(太平洋戦争)へ

戦争への流れは次の三つ

 

日本の満州占領

ドイツの東方進出(旧領土回復)

イタリアのエチオピア(アフリカの国)侵略

 

日本は、満州でもめて日中戦争に発展し、口を出してきたアメリカを攻撃、アジア・太平洋戦争へと発展する。

ドイツの侵攻は凄まじく、WW1で奪われた旧領(ポーランド内にある)を取り返すだけにとどまらず、東欧を手中に収めようとした。イギリス、フランスが宣戦布告し、第二次世界大戦が始まる。

 

というわけで、第二次世界大戦がはじまるまでの流れでした。あれ?イタリアは?

本当はもっとややこしいやりとりもあるのですが、流れのみなのでこんな感じです。

 

喋りだったらもっと面白おかしくできる自身があるんですが、文章だと難しいですね。

あと、第二次世界大戦でまとめるとしたら、資本主義、社会主義、ファシズムの流れですかね。

日中戦争の流れを詳しくってのもありかもしれません。また次回に。

 

この記事は瀧本が書きました。