You-学舎は、大阪(茨木・南茨木・千里山)、京都(西院・太秦)の個別指導・学習塾です。

【高校入試】私立高校を見分けるポイント

 高校受験情報(京都府)

先日、保護者の方から「高校って結局、公立高校と私立高校どちらがいいんでしょう?」とご相談をうけました。

中学生のお子様を持つ保護者の方が皆さん悩まれるのが私立・公立問題です。

 

「ご家庭の方針とお子様の適性によってです」

 

…と言ってしまうのは簡単ですが、それでは意味がありませんよね。

私立高校と公立高校、それぞれどのような点に注目して適性を測ればいいのか、お話ししたいと思います。

今日はまず、私立高校を見るときのポイントからお話ししたいと思います。

 

私立高校の注目ポイント

私立高校共通の特徴は、ずばり『学費』ですよね。

いきなりお金の話で恐縮ですが、『学費』は大事です。

 

受験料、入学金、学費、制服や指定のカバンなど、学校行事費、修学旅行費、施設維持費、寄付金…。

1年間の学費はざっと80万円〜110万円くらいが相場です。

 

助成金制度や奨学金制度があるので、上手に利用すればもう少し金額が抑えられますが、

公立高校よりも学費がかかります。

 

ただ、学費が高いのには理由があります。

学費の分、ソフト面でもハード面でも充実しているのが私立高校です。

高校によってどういった面が充実してるのかが違うので、そこに個性が出るので私立を見るポイントになります。

 

1.どんな最新教育が受けられる?

・一人一台タブレットを持ち、電子黒板も完備。

・英語の授業はインターネットを使った、ネイティブ講師との個人授業。

・グループワークの成果を動画に編集して発表。

・テーマに沿って研究を行い、プレゼンテーション。

 

以上は、実際に私立高校で行われている授業の例です。

 

タブレットやノートPCを一人一台持って、授業の板書もプリントもすべてその中で管理するのも珍しい話ではありません。

また、グループワークやプレゼンテーションなどのアクティブラーニングを積極的に行っている学校が多いです。

 

ただ、アクティブラーニングに不安を覚えるという方もいらっしゃると思います。

そういった学校では、アクティブラーニングの専門家が授業を監修していたり、
学内に専門の部署を設けて授業研究を熱心に行っている場合が多いので、授業の質は高いです。

 

ICT教育やアクティブラーニングなど、私立の授業は各校個性が出るところです。

従来通りの授業ももちろんいいんですが、私立を検討しているなら新しい授業に取り組む学校は一度見ていただきたいです。

 

2.英語教育は充実してる?

私立高校について、総じて言えるのは英語教育の充実です。

 

例えば、You-学舎太秦教室から自転車で10分の花園高校。

英語の授業では、インターネットを活用して海外在住のネイティブ講師と個別で授業を行います。

 

教室では、生徒各自がタブレットに向かってネイティブ講師と話している様子を英語教師が見回りながら適宜アドバイスをしています。

各自が声を出して話しているのでにぎやかな雰囲気ですが、お互いのことを気にしている様子はありませんでした。

中学まででは決して考えられない英語教育環境ですよね。

 

また国際コースを持つ高校では、留学制度が整っています。

全員が留学するタイプの学校もあれば、希望者が留学するタイプの学校もあります。

 

例えば文教高校では、国際コースの希望者(留学条件あり)が留学できるんですが、留学先の高校は全員バラバラ。

「個人で留学したら、結局アジア系の留学生だらけで結局日本人で固まってしまった」という話はよく聞きますが、そういったことがないように配慮されているんです。

 

同じ高校の友人どころか他の日本人留学生もほとんどいない中で生活をするので、帰国後は英語力はもちろん自立心やコミュニケーション能力、判断力など様々な方向に成長しています。

高校時代にそのような経験ができるのは大きいですよね。

 

留学と言っても千差万別です。中身までよく確かめてください。

 

3.大学進学は心配ない?

大学の付属高校での内部進学制度については皆さん、ご存知のことと思います。

内部進学の制度がある私立高校では、高校3年間の成績評価で付属の大学に入学できます。

付属大学がある私立高校を選ぶ方の中には、大学にそのまま内部進学することを目的としている方もいらっしゃると思います。

 

しかし、付属の大学がない私立高校もたくさんありますよね。

その場合、大学進学はどのようになるかと言うと、大部分が下の三つのタイプに分類できます。

 

々餮立大学・上位私立大を一般受験

提携大学への推薦

指定校推薦

 

国公立大学・上位私立大を一般受験

私立高校から国公立大学への進学と言えば、洛南高校です。

毎年多くの京大をはじめとする上位国公立大学の合格者を輩出しています。

 

その他の私立高校も、最上位国公立大学や医学部受験に特化したクラスを持っている高校が多くあります。

そのようなクラスに所属した場合は、推薦は利用せずに志望の大学を一般受験して進学することになります。

 

せっかく私立高校に行ったのに大学受験をするなんて…と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

上位大学を狙うクラスでは、予備校レベルの授業が行われていることがほとんどです。

放課後の自習室利用や質問対応などを含めて考えても、公立高校に通いながら予備校に通うのと同じかそれ以上の効果は見込めます。

国公立大学を目指すために私立高校を選択するのは、実は王道なんです。

 

提携大学への推薦

提携大学の推薦は外から見えにくいんですが実はお得なことが多いので、こちらも調べていただきたい制度のひとつです。

付属高校と同じくらいのレベルで内部推薦が充実している高校もあります。

 

例えば平安女学院高校には立命館大学へ進学できるコースがあります。

進学できる学部は限られますが、今までのところ希望者全員が立命館大学に進学しています。

高校入学後の授業は大変ですが、受験の段階では立命館大学直系の付属校よりも合格しやすいので、立命館系列の付属校をお考えでしたら選択肢の一つに入れていただいてもいいと思います。

 

その他にも、京都はキリスト教系、仏教系の大学が多く、同じ宗派の大学と高校は提携をしていることが多いです。

大学受験のことを考えて私立高校を探しているという方は、付属高校だけではなく広げて探していただきたいと思います。

 

指定校推薦

付属大学もないし、提携大学もないという高校もあります。

そのような学校で充実しているのが指定校推薦という制度です。

 

高校の成績と簡単な学力テストで大学進学できます。

(大学入試改革で変わる可能性があります)

 

指定校推薦の数で定評があるのは東山高校。

毎年、1学年の生徒数よりも多い指定校推薦枠があるので高校での成績をきちんととっていれば安心して大学に進学することができます。

 

「大学のことを考えたら付属高校」と仰る方も多いですが、その他の高校でも大学進学へのフォローは手厚くされているので先入観なく色々な高校を見ていただきたいと思います。

 

4.部活動の環境は?

部活動に打ち込みたいお子様にとって、私立高校は恵まれている環境であることが多いです。

 

高校によって備えている設備は違いますが、部活動への力の入れ具合が違います。

野外の夜間練習ができるような照明設備があったり、屋内プールで一年中泳げたり、学外に練習場があったり、トレーニングルームがあったり…。

 

恵まれているのは設備だけではありません。

指導してくれるコーチや先生も専門性の高い可能性があります。

 

ただ、一つ注意点があります。

それは部活動のレベルです。

レベルを気にするべきなのは、「部活はやりたいけど、大会で優勝を目指したいわけではない」「そこまで厳しい指導を受けたいわけではない」というお子様をお持ちの場合です。

 

「部活動に打ち込みたい!」というお子様でしたら、ご本人もきっと色々な情報を集めてこられると思いますが、「そこそこ」で構わないと思っている場合、お子様自身が部活のことに無関心な場合があります。

 

「あっ、サッカー部あるんだ〜。よかった」ぐらいの認識で高校に入学して、サッカー部に入部したら厳しすぎて続ける気になれな

かった、という話はよく聞きます。

他にやってみたい部活があればいいんですが、そうでないと高校3年間帰宅部ということも…。

 

それはそれで構いませんが、これからの大学入試では部活動などの課外活動も評価される可能性がありますので、できれば3年間続けられそうな部がある高校を選んでいただいた方がいいです。。

 

まとめ

まずは、合同説明会で興味のある学校も興味のない学校も見ていただき、その中から気になる学校に直接足を運んで個別説明会に参加していただきたいと思います。

 

高校が激変しつつある今、先入観は捨てて1校でも多くの高校を検討してください。

 

尾花でした。

この記事を読んだ人は、こんな記事も読んでいます