【高校受験】入試本番で勝つための模試の活用方法(後日編)
JUGEMテーマ:学問・学校
前回は、模試の受け方について紹介しました。
今日は、返ってきた模試の扱い方についてご紹介します。
解けなかった原因を分析しよう
まずは、解答用紙のコピーを見てみましょう。
ミスっただけ
ミスを侮るなかれ。
このままでは、あなたは本番の試験でも、同じようなミスで失点します。
普段の勉強で、どれだけミスをしないように、細心の注意を払って問題を解けるか?が重要です。
それから、ミスにも人それぞれの癖があります。
「分数の計算が苦手」とか、「マイナス書き忘れが多い」とか、「三単現のsを忘れがち」とか、自分の癖を理解したうえで、それらを普段から意識して勉強できるといいですね。
集中力の限界
1日で一気に受けた人の中には、5教科目の英語になると、もう疲れて問題を解くどころじゃなかった人も多いと思います。
そんな人は、まずは1日3時間勉強しましょう。
塾で2コマ勉強すればOKです。
やる気になるかどうかはさておき、物理的にはできそうでしょ?
やる気になれなかったら、とりあえず塾に来てください。
勉強以外にすることがなくなります。
しゃあなしでも勉強し始めれば、大概の人はそれなりに集中できます。
できない人は叩き起こします。
毎日まとまった勉強時間を確保して、試験40分×5科目の200分くらいへっちゃらになりましょう。
何を勉強していいかわからない?
今こそ、英単語を覚えましょう。
原形・過去形・過去分詞形、いくつ覚えましたか?
本当にわからない問題は?
先生に聞いてみるか、教科書を使って復習してみましょう!
社会などで覚えていない事項があれば、自分で復習です。
数学や国語で、 どう考え直してもわからないところがあれば、先生を頼ってみてください。
志望校決定に役立てよう
まだ高校について何も知らない?
さて、今回模試を受けた生徒の中には、「どこの高校がどんな学力層なのか?」「どんな校風なのか?」などは知らないけど、とりあえず志望校を書く枠が6つもあったから適当に埋めた、という生徒が多いと思います。
返ってくる模試は、「努力校」「実力相応校」など、そのときの学力に応じて近い高校をいくつかピックアップしてくれています。
参考にしてみましょう。
京都全体での自分の立ち位置
模試の結果を見ると、偏差値と順位がわかります。
定期テストでいつもいい点を取って、学年トップ級の実力を持っていると思っていたら、実はまだ上に1000人もいたとかはよくある話です。
しかも、全員が同じ模試を受けるわけではないので、もっとライバルは多いです。
志望校に行くためには、どれくらい学力を伸ばして、何人追い抜けばいいのかがわかりますね。