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【小学生】小学6年生の二人に一人しかできない国語の超基本がある!?

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小学6年生の二人に一人しかできない国語の超基本があることを皆さんはご存知でしょうか?

 

実はできない超基本の問題

実はできない超基本の問題、それが国語の文法、「主語と述語の関係」です。

小学6年生を対象とした全国学力状況調査 によると、半分しかできていないということが分かっています。

普段から使っている言語であるにも関わらず、主述という言語の基本ができていないということは、非常に大きな問題だと思いませんか?

 

これは国語だけの問題ではなく、他の科目の理解にも大きく影響します。

 

他の科目への影響

英語

英語には英語の文法があるから関係ないと思うかもしれません。

しかし、国語の文法が分かっていないと理解できないこともあるのです。

 

『英語の語順、主語の後ろに述語がくる』

 

さて、主述が分かっていない状態で、英語の勉強が上手くいくのでしょうか?

英語と日本語の文法は確かに異なりますが、文法用語の意味、性質を分かっていないと、説明を聞いて理解するということができなくなってしまいます。

 

つまり、国語の文法を理解していないということが、英語を理解できないということにつながってしまいます。

逆に言えば、あなたが英語を理解できないのは、説明に使われている言葉が分かっていないだけかもしれないということです。

 

帰国子女にも、一定数このタイプ、「説明に使われる言語が理解できない」という人はいます。

その場合、慣れている分、長文では点数が取れるのですが、文法問題では点数を落としてしまいがちです。

そういう場合には、文法説明に使われる言葉の説明とその性質を話していくことで、徐々に上達していきます。

このタイプの人は、英語の語彙能力は高く、一定以上の点数はとれるので、つまづきを見逃してしまうかもしれません。

あとになって、実は文法ができない。ということにならないように、留意しておきましょう。

 

数学(算数)

数学は実はとても言葉に気を使うということをご存知でしょうか?

文章というものは基本的には見る角度を変えると、幾通りもの解釈を得ることができます。

しかし、数学の問題に関しては、幾通りもの解釈があると、問題として成立しません。

そのため、数学では、言葉選びに非常に気を使っています。気を使い過ぎるあまり、普段使わないような言い回しがあるくらいです。

 

つまり、数学を理解しようと思うと、日本語の文法に加えて、数学の言い回しを理解していく必要性もあるのです。

言葉の関係を正しくとらえられることが、問題の読み取りに直結します。

これらがよく言われている、「国語力が足りないから数学の文章題ができない」の正体です。

 

大事なことなので語弊がないように繰り返しますが、国語ができないと、数学ができないというわけではありません。

最低限の国文法と、数学的な言い回しの理解が必要です。

もちろん、国語力(文章読解能力、文法能力など国語の基本的な能力)があるに越したことはありません。

数学を説明するのに言語を用いる以上、最低限理解できないといけないレベルがあるのです。

主語と述語の理解というのはその最低限のレベルであるが故に、これらを理解できていないというデータは数学にとっても重要な意味を持つのです。

理社の記述

最近、入試で多く問われるようになってきている記述問題。

ここでも、主語と述語が対応していないことを書いてしまう場合があります。

文章が長くなった際の、自動詞と他動詞の使い分けなどです。

なるべく早いうちから、正しく文章を書く練習をした方がよいでしょう。

 

家庭でまず始めるべきこと

なんだかんだと言っても、私たちが言語を使う機会は、会話の方が文章よりも多いです。

そのため、お家での会話というものをベースに言語能力は培われていきます。

そこで気を付けてほしいことが、単語のみの会話です。

単語のみでも会話、というより、やり取りは成立しますよね。何か物を取ってほしい場合に、その物の名称だけを言うとか。

家庭の中ではそういったやり取りが行われている場合があります。

なるべく文章での会話を心掛けましょう。

 

知っておきたい日本語のこと

小学生が「主語と述語の関係」を間違える要因の一つと思われる日本語の特徴があります。

それは「主語のない文章が完璧な形となることがある」ということです。

「宿題はやったの?」

主語は「あなた」もしくは、人の名前が入りますが、「あなたは、宿題はやったの?」と書くと少し変です。もし主語を入れるなら「あなたは宿題をやったの?」の方が多少違和感は薄れます。しかし、これも二人以上の相手がいて、「一人は宿題をしているが、もう一人は宿題をしているのか?」という確認として受け取ることができます。「あなたが宿題をやったの?」とすると「本当にあなたがやったのか?」という意味になるでしょう。やはり主語を書かない「宿題はやったの?」の方が自然なのです。

 

どうしても主語を書きたい場合は「あなた、宿題はやったの?」ですが、主語がないほうが、やはり自然です。これ以上書くと主題から離れて助詞のお話になるのでこれくらいにしておきましょう。

 

私たちは普段から日本語を使います。そのため外国語(英語)を使うときのように、日本語を使うために論理的に思考することがありません。上記のようなことを普段から考える習慣がないのです。

こどもと会話をする上で、私たち大人が、  意識して正しい日本語を使うこと はこどもたちが言語を学習する上で非常に大きな役割を持ちます。

 

しかし、お家での会話で、そこまで意識した会話は難しく、言語としてしっかりと学習する環境を用意する必要があるでしょう。

分からないが積み重なる前に、早めに文法の基本は理解しておくことをお勧めします。

 

 

この記事はたきもとが書きました。

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