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【千里山教室】統計問題対策〈日本の工業〉

 千里山教室

JUGEMテーマ:教育

今回は覚えるのが大変な日本の工業についてまとめてみます。

最後には見分け方も紹介します。それだけでもぜひ見ていってくださいね。

日本の工業の基本的な特徴

基本的には機械が30%〜50%の割合を占めています。

あとは石油を利用した化学工業、金属を利用した重工業が多くなっています。

また二つを合わせて重化学ということもあります。これは非常に重たいものであるため、原料の輸送は海運です。よって沿海部に発展します。精密機械には空輸できるものもあるので、沿海部には限りません。

 

 

4つの工業地帯

戦前から発展していた4つの工業地帯について紹介します。

北九州工業地帯

名前の通り北九州を中心とした工業地帯です。

北九州はかつて、炭鉱ががあったため石炭産業が盛んでした。

また官営の八幡製鉄所を作り、地理的に近い中国から鉄鉱石を輸入し利用することで鉄鋼業が発展します。さらに造船や自動車業といった工業が非常に発展していきます。(2015年に八幡製鉄所はユネスコ世界遺産に登録されました)

しかし、鉄鉱石の輸入先が中国ではなくなると、製鉄は衰退してしまいました。また石油の台頭により、石炭産業も衰退します。

結果、現在北九州工業地帯は他の工業地帯に比べて生産額は低く、工業地域にも抜かれています。

今の特徴は半導体の工場が多いことです。そのためシリコンアイランドと呼ばれています。割合で見ると食料品の割合が高いです。

 

 

阪神工業地帯

名前の通り大阪ー神戸を中心とした工業地帯です。生産額は2位です

大阪は歴史が古く、かつては紡績業が盛んで、東洋のマンチェスターと呼ばれていました。

その後、鉄鋼業が発展し、今でも金属、つまり重工業の割合が高くなっています。化学工業の割合も高いのが特徴です。

逆に自動車業などの機械工業の割合は高くありません。

 

中京工業地帯

名前の由来は、京の中間。つまり京都と東京の間という意味です。

場所は愛知県を中心とした地域を指します。

ここには言わずと知れたトヨタがありますね。

他にも航空産業や重工業などがあり、生産額は圧倒的な1位です。

特徴はその圧倒的な生産額と、60%を超える高い機械工業の割合です。

 

京浜工業地帯

名前の通り東京ー横浜を中心とした工業地帯です。

東京には新聞社や出版社が集まっているため、印刷業の割合も高いです。

かつては生産額1位の時もありましたが、今はそこまでの生産額はありません。

他に特徴らしい特徴がないのが特徴です。

工業地域

本来は9つありますが、今回はよく出る場所のみを紹介します。

瀬戸内工業地域

名前の通り瀬戸内に広がる工業地域です。生産額は3位です。

沿海部に石油化学コンビナートが広がっているため、化学工業の割合が高いです。

生産額自体も例年高く3位か4位と高くなっています。

 

京葉工業地域

名前は東京ー千葉に広がる工業地域です。

特徴はここも化学工業が発達しています。

 

関東内陸工業地域

唯一の内陸工業地域です。

生産額は大きいものの、これといって特徴はありません。

食品の割合が少し高い程度です。

 

東海工業地域

名前の通り東海、つまり愛知ー静岡の東海道付近の工業地域です。

中京ほどではないものの、ここも機械の割合が非常に大きいです。

 

 

工業地帯・工業地域の見分け方

特徴を見分けやすい、見ていく順番を紹介します。

 

まずは化学工業の割合を見ましょう。

40%と圧倒的に大きいのが京葉工業地域です。

次に約30%と高いのが瀬戸内工業地域です。

 

次に金属(重工業)です。

20%越えが阪神工業地域のみです。

あと二つ金属の割合が高いものがありますが、それは京葉と瀬戸内で、すでに出ていますので判別できます。

 

次に見るのが機械工業です。

60%越えと圧倒的なのが中京工業地帯です。

50%越えが東海工業地域です。

 

食品工業で20%近いのは北九州工業地帯です。

 

最後の2つは他と比べるとわかりやすい特徴という特徴がありません。

しかし、この2つを比べるのであれば見極めは簡単です。

関東内陸工業地域は内陸にあり、京浜工業地帯は沿岸部です。

そして化学は海運が基本です。

つまり化学工業の割合は高くないものが関東内陸工業地域で、残った化学工業の割合が高いのが京浜工業地域です。

 

 

男性講師

このように、判別する際は、確認する手順を決めてしまうのが良いでしょう。

すべての特徴を覚えるのではなく、見極められるポイントさえ押さえておけば簡単に解くことができますよ。

 

 

統計問題対策シリーズ

 

<日本の気候と雨温図>

<日本の農業> 

<アジアの気候と農業>

<ヨーロッパの気候と農業>

<南北アメリカの気候と農業>

<アフリカ・オセアニアの気候と農業>

 

この記事はたきもとが書きました。