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【千里山教室】統計問題対策〈日本の気候と雨温図〉

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最近高校入試頻出の統計問題対策として気候について覚えておきたいことをまとめてみました。

最後には雨温図の見分け方もあります。

 

日本の気候

日本は基本的には温暖湿潤気候です。気候帯では温帯に属します。

例外として北海道のみが冷帯です。

沖縄は亜熱帯と呼ばれることもありますが、これはケッペンの気候区分には存在しません。俗称だと思ってください。

 

降水量の特徴

日本は降水量の多い国です。

しかし、日本の地形的な特徴によって違いがあるので覚えておきましょう。

日本列島の中心はほぼ山です。そのため、日本海側、太平洋側で、雨の降り方が大きく異なります。

また、梅雨、秋雨の影響もあり、5月〜9月の間は、基本的に雨が多くなります。

太平洋側の気候

太平洋側は夏に雨が多くなります。

夏は南からの季節風が吹き、山に当たることで、風上(風が吹いてきた側)に雨を降らせます。

山に風が当たると雨を降らせるということは理科にも出てきますので、覚えておきましょう。

風向きを覚えておくと雨の多い地域が分かるということです。

日本から見ると温かいのは南側ですよね。夏の風向きは、南風が吹くから夏は温かいと覚えておくと良いでしょう。

日本海側の気候

日本海側は冬に雨(雪)が多くなります。(多いと言っても夏の降水量と同じぐらいの場所もある)

冬は北からの季節風が吹き、山に当たることで風上に雪を降らせます。

寒いのは日本から見ると北側です。冬の風向きは、北風が吹くから寒くなると覚えておきましょう。

また、日本海側は夏の降水量も多いです。日本付近では偏西風が吹いているためです。

瀬戸内の気候

瀬戸内(中国地方南側、四国地方北側の地域)は年中雨が少ないです。

瀬戸内の北側には中国山地、南側には四国山地があります。

山に囲まれているため、夏も、冬も風下になり雨が少ないです。

中央高地の気候

中央高地(中部地方山間部)は年中雨が少なく、気温も低いです。

特に出てくるのは長野県です。日本アルプスに囲まれたほぼ山の地域です。

気温は標高が高くなるほど下がります。また山に囲まれているため雨もあまり降りません。

長野県は冬のオリンピックで雪のイメージが着いてしまっているので注意しましょう。

 

地域別の特徴

それでは都道府県に当てはめてみましょう。

北海道

北海道は雪がそこまで多くはありません。冷帯なので他の県よりは冷涼です。しかし、寒いだけで雪が降るかと言えばそうではありません。湿度や山の関係で日本海側のほうが降水量は多いです。地形的条件によって、降る地域と降りにくい地域があります。

東北地方

緯度が高いので比較的冷涼です。雪は比較的多いですが日本海側と太平洋側で大きく異なります。

宮城、岩手、福島は太平洋側なので、そこまで多くの雪は降りません。

関東地方

太平洋側であるので、夏は多雨で、冬は乾燥しています。

日本の首都東京があり、ヒートアイランド現象の問題が深刻です。

オリンピック開催の際にもこの問題は大きく、マラソンの開催時間が大きな問題になっていました。

中部地方

新潟、石川、富山、福井は日本海側なので雪が多く、夏も雨が降ります。

長野、岐阜、山梨は中央高地なので年間の降水量は少ないです。

静岡、愛知は太平洋側なので夏に多雨です。

近畿地方

京都北部、兵庫北部、滋賀北部は冬に雪が多くなります。

南部は、太平洋側になるので、夏に多雨です。また、台風の影響を受けるので、降水量が非常に多くなる地域もあります。

中国地方

鳥取、島根は日本海側に位置しているので冬に降水量が多いです。

岡山、広島は瀬戸内に位置しているので、年間を通して降水量が少ないです。

山口は、九州山地西部に位置しており、南西方向からの風により、太平洋側と同じように雨が降ります。

四国地方

香川、愛媛は瀬戸内に位置しているので雨が少ないです。

高地、徳島は太平洋側に位置しているので、夏に雨が多くなります。

四国には、近畿で言うところの琵琶湖のような貯水場が無いため、水不足になりやすいことで有名です。

九州地方

九州は全体的に台風の影響を受けるため、夏は非常に多雨になります。

沖縄は、南に位置してるので平均気温が高くなっています。

 

 

雨温図の見分け方

まずは降水量の多い季節で判断します。

夏の降水量と冬の降水量どちらが多くなっているか確認しましょう。

冬の降水量は、夏と同程度であれば多いと判断します。

 

冬の降水量が多くなっている場合は北海道か、日本海側の気候です。

北海道と、日本海側の気候との見分け方は平均気温で行ってください。

 

 

夏の降水量のほうが多い場合は、沖縄、太平洋側、瀬戸内、中央高地のどれかです。

降水量が非常に多い場合は沖縄か、太平洋側です。

この二つの見分ける方法は平均気温です。平均気温が高ければ沖縄です。

 

降水量が少ない場合は瀬戸内か中央高地です。

この二つの見分ける方法も平均気温です。平均気温が高い方が瀬戸内です。

 

 

まとめ

冬の降水量が多い 平均気温が高い 日本海側

         平均気温が低い 北海道

 

夏の方が降水量が多い 降水量が多い  平均気温が高い 沖縄

                   平均気温が普通 太平洋側

           降水量が少ない 平均気温が普通 瀬戸内

                   平均気温が低い 中央高地

 

以上、統計問題対策日本の気候編でした。

男性講師

統計問題では読み取りも大事ですが、事前に知っておくべきこともあるのでしっかりと覚えておきましょう。

 

統計問題対策シリーズ

 

<日本の農業> 

<日本の工業>

<アジアの気候と農業>

<ヨーロッパの気候と農業>

<南北アメリカの気候と農業>

<アフリカ・オセアニアの気候と農業>

<気候帯ごとの雨温図の見分け方>

 

この記事はたきもとが書きました。