【本部】塾視点の私立高校紹介 大阪高等学校の取り組みとその評判
今回は私立高校紹介ということで大阪高等学校(大阪高校)の評判や取り組みを紹介します。
大阪高校について
まずは簡単に大阪高校の紹介をします。
簡単な紹介では月並みなことしか書かないので既に知っている人は一つ下の独自の取り組みから読んでください。
大阪高校は阪急相川駅のすぐ側に位置しているので、阪急沿線の人からするととても通いやすい場所にあります。
偏差値は50弱程度です。コースは文理特進、総合進学に加え、探求コースが新設されます。
英検、漢検の受験を生徒にしてもらっており、授業でも合格のためのサポートをしてくれます。
情熱とチャレンジを応援。ということを掲げており、生徒の頑張りを暖かく見守ってくれる高校です。
大阪高校へのアクセス
千里山駅からの通学時間 27分
千里山駅ー(阪急)→相川ー(徒歩)ー大阪高校
茨木市駅からの通学時間 17分
茨木市駅ー(阪急)→相川ー(徒歩)ー大阪高校
南茨木駅からの通学時間 15分
南茨木駅ー(阪急)→相川ー(徒歩)ー大阪高校
大阪高校独自の取り組みと評判
「 地方、夜間の国公立大学やアジアの大学を目指す 」という一風変わった取り組みをしています。
奨学金を使って私立に行くよりも地方の国公立を狙ったり、「私立大学に通う金額と同じくらいの金額で海外の大学に通うことができる」ということから、海外にも目を向けたりという試みのようです。確かに、グローバル志向は高まっていますし、アジアの大学のレベルは年々上がっているので、面白い試みなのではないかと思います。29年度の生徒のニーズにも合っていたようで、何人かの生徒が海外や地方国公立大学に行くことになったそうです。
しかし、大阪高校がこの取り組みを始めてまだ日が浅いため、まだまだ分からないことが多いのが現状です。地方の大学に関しては、その地域での就職には有利だとは言えますが、それをアジアの大学に当てはめると、海外(現地)での就職ということを考えることになります。もちろんそのつもりでアジアの大学に行ったとしても、いざ始めてみれば現地の生活が合わないということもあるでしょう。海外の大学に行くということには、それなりの覚悟が必要です。ただ今後の評判によっては海外への進学は増えていくでしょう。
大阪高校の過去問の分析
数学
計算だけでもかなりの配分があり、40点はあります。絶対に間違えない事!!
他の基本的な問題を解くことができれば60点は確実に狙うことができます。
特待生を狙うのであれば、応用問題のパターン暗記はしっかりと行いましょう。
英語
文の穴埋め問題が多いです。選択肢がないものもあるので、完全な英作とは言わないまでも、ある程度は文を書く力をつける必要があります。会話形式の問題がそこそこあるので、会話問題の形式には慣れておきましょう。
国語
語彙、文法問題で20点強あるので、しっかりと得点できるようにしましょう。
古文の問題が現代語訳なしに出てきています。しかし文の内容を問う問題はそこまで多くないので、知識で答えられる問題はしっかりと正解させましょう。
大阪高校を併願受験する場合の公立高校と評判
吹田高校、北摂つばさ高校、柴島高校、吹田東高校
併願で受験したとしても特待生の権利が貰えたのであれば、大阪高校に行くという選択はあると思います。
大阪高校の進学先とその評判
地方大や海外の大学
島根大学、キリロム工科大学(カンボジア)、祥明大学(韓国)
大阪高校のこれからの動きに注目したいところです。
関関同立
大阪高校の最上位の人たちが行くレベルです。関西大学は多いですが他の3つの大学はあまり多くありません。関西大学の指定校枠がいくつかあるのかもしれません。
産近甲龍
大阪高校の上位の人たちが行くレベルです。このあたりの大学を目標にして、一番のボリュームゾーンの摂神追桃に合格する。という人が多いと考えられます。
塾から見た大阪高校のポイントと評判
大阪高校にオープンスクールに行った生徒からの評判はなかなか良いようです。
私たちも塾関係者向けの説明会に参加しますが、現場の先生の人柄の良さは伝わってきます。
もともと併願で受験したけど特待生の権利がもらえたので行くことにしたという人も今までにはいました。
また、海外の大学への進学に取り組んだり、探求コースを新設したりしたことは、大学入試改革や時代の変化を意識した柔軟な対応をしていると言えるでしょう。生徒のために何が必要なのか、常にアンテナを張っているという印象です。
もし、大阪高校に興味がわいた、他に興味がある高校があるという人はお気軽にお尋ねください。