【西院教室】西院中1、数学のカギは「用語」
ひどい豪雨でしたね。
今回は犠牲者が100名を超える大災害でした。亡くなった方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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さて、中学生の皆さん。6月のテストの結果はいかがでしたか?
おそらくほとんどの人が、「成績が下がった!」と嘆いていることだと思います。
当然です。教科書には、後ろの方になればなるほど難しいことが書いてあるからです。
(ちなみに前回思いっきり難しい問題が出た朱雀中1は、今回は一気に易化しました。平均点は英語のみ非公開らしい…なぜ?)
なかでも今回ピックアップするのは、西院中学校1年生の数学です!
学習内容が進んで難しくなった代わりに、しっかり得点源も用意してくれました。
【得点源1】 絶対に落とせない1点問題だけで18点!
特に、語群から言葉を選ぶだけの問題で12点も稼げます。
計算問題だけでなく、もっと基本の用語からしっかりマスターした人にとっては、うれしい問題でしたね。
文字式の表し方のような、計算以前のルールを問う問題もありました。
計算問題を解く前に、こういった基礎基本をしっかり理解&暗記できているかが勝敗の1つの分かれ目になる、いいテストだったと思います。
これらの基礎基本だけでなんと18点分になります。
【得点源2】正負の数の計算問題は、実は半分以上が簡単な問題
今回は正負の数の加減乗除に関する問題が24問、48点分出ました。問題数が多くて圧倒された生徒もいることでしょう。
限られた時間の中でたくさんの問題を正確に解けるよう、しっかり演習を積んできたかどうかが問われています。
前回のテストから日が空いていないわりに学校の進度も速かったので、演習不足に泣いた生徒がいそうです。
でもでも、よく見てください。
加減乗除の混合問題や、累乗、工夫を要する問題がもし全部わからなくても、それ以外の簡単な問題で32点は稼げます。
逆に言うと、どんなに累乗や計算の工夫まで理解していても、その前の簡単な問題でミスをすると台無しです。
【得点源3】問題の難易度にかかわらずほぼ全部1問につき2点!
ここまでの得点源1・2を合わせると、なんと50点。
つまり、今回のテストの半分は絶対に誰でも解ける問題なのです。
さらに、残りの半分の問題も、前半戦と同じく1問につき2点です。簡単だろうと難しかろうと、配点が同じです。
このことから、
・よく理解していてもミスが多くては点数がとれない
・逆に点数がよくなかったからといって全然理解していないとは限らない
ということがわかります。
今一度、解答用紙を見直してみてください。
解答用紙の、左半分の正答率はどうですか?
ここで満点がとれなかった人は、今すぐ問題を解き直しましょう。
ところで、この配点のしかたは、京都府の公立入試とそっくりです。
簡単な問題で半分とれる、問題の難易度にかかわらず得点が同じ。
1年生のうちから入試を意識して勉強することの重要さを教えてくれるようなテストでした。
もちろん、後半の思考力を要する問題も重要な問題ばかりです!
特に、大問9の文字式で立式する問題は、これから先の文章題や関数に関する問題などを解くときに、とても重要です。
返ってきたテストは、自分のできないところをはっきり表してくれます。
必ずテスト直しをして、苦手を全て潰してから次の単元に進みましょう!!
どこを直していいかわからない?そんなときは、You-学舎の先生たちを頼ってみてくださいね。