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【千里山教室】吹田一中2年のテストを分析してみた。

 千里山教室

JUGEMテーマ:教育

 

 

今回は吹田一中の2年の中間テストの傾向を分析。

 

 

 

 

 

 

期末も2週間切りましたので、ぜひ参考にしてください。

 

国語

 ・本テストの構成

 知識問題 71点(うち文法・漢字は50点)

 読解問題(文章を読んで答える問題) 18

 記述問題(文章を読み、文中のヒントをもとに考えて書く問題) 11

 

・全体の傾向

 今回は教科書からの出題が2題しかないので、文法・漢字に半分の配点が割かれている。中でも文法が盲点だった人も多いのではないだろうか。しかし、テスト範囲には書かれていたので油断は禁物。範囲の暗記を全てしっかりやっていた人は高得点を取れただろう。

 読解・記述はやや難。特に記述は「考えて書く」が多かったので苦戦した人も多いのではないだろうか。物語文の記述についてはコツがあるので、詳しくは大問ごとの分析を見てほしい。

 

 

数学

 

・本テストの構成

 知識問題(言葉の定義などを問う問題) 20

 計算問題(与えられた式を解く問題) 48

 記述・考察問題(文章を読み、立式や計算をする問題) 24

 証明問題(ある事柄が成り立つ理由を説明する問題) 8

 

・全体の傾向

 今回は学校のワーク等で必ず出題があるような言葉の定義や計算の仕方を問う問題(大問1)や与えられた式の計算をする問題(大問2〜5)が全体の約7割出題された。これらの問題は基本的かつ今回のテスト範囲で最重要な部分であるので、間違えた問題は必ず解き直しをしておきたい。また、今回のテストでは計算力が高得点への鍵となっており、特に大問2、3でミスをした人は普段から計算を合わせる練習と計算の見直しを必ず行ってほしい。

 テスト問題後半では典型的な証明問題や求式問題のほかに、考え方を問う考察問題の出題が一題あった。しかし、このような問題も考え方をおさえれば解ける問題であり、決して難問・奇問ではないので次回出題があったときには取り組めるようにしてほしい。

期末のテスト範囲も、連立方程式までになるであろうことから、同じような配点になると考えられる。基礎をしっかりと固めて、できる問題をしっかりと取るようにしよう。

 

英語

 ・本テストの構成

 基本問題 36点(学校のワークやプリントからの出題)

 長文 20点 (実力問題)

 英作 28点 (文法理解と英語表現)

 リスニング問題 16

 

・全体の傾向

 基本問題はほぼ学校のワークやプリントから出題された。長文に関しては完全に実力の問題ではあったが、時間をかければ取れる問題でもあったので、解くスピードも要求されていた。全体を読まなくても、国語のようにキーワードだけで十分に解ける問題もあったので、そういう問題だけでも正解できるように練習しておくと良いだろう。英作に関しては、語数による制限付きの問題があった。副詞の理解や表現暗記が十分にできている人であれば特に苦労はしないかもしれないが、2年生の時点でこの2点ができている人は少ないだろう。確実に対策は必要だった。

  教科書からそのまま出題されることは少ないため、基本的には学校のワークとプリントを重点的に勉強し、それから実力問題の対策に移るのが良いだろう

 

 

理科

 

・本テストの構成

 知識問題 38点(単語を問う問題) 

 技能問題 28点(記述8点)(単語以外の知識や考え方を問う問題)

 思考・考察問題 34点(文章から知識をもとに考える問題)

 

・全体の傾向

 今回は前半が火山やプレートの範囲からの出題で後半は化学分野からの出題となった。前半(大問1〜4)は暗記するだけで点数が取れる問題が8割以上だったので、ここで点数を落としている人は暗記を重点的にやるようにした方が良い。特に火山の範囲は実力テストでも頻出分野なので必ず確認をしておくこと。後半の化学分野はよく出る実験を扱った問題が多く出題された。このように化学分野では、単純暗記のほかに実験操作の手順や結果、考察などが非常に出題されやすいので、普段から実験を含む問題の演習をしておくと良い。また、今回のテストでは化学反応式を問う問題が5題出題されたが、今後もたくさんの化学反応式を学ぶことになるので今のうちに書き方と考え方はマスターしておくようにしよう。

 

 

社会

 

・本テストの構成

 知識問題 82

 図示、記述問題 14

 時事問題 4

 

・全体の傾向

 地理分野から6割、歴史分野から4割の出題となり、時事からの出題も一部見られた。上記の構成のとおり、やはり暗記により8割が狙えるような内容であった。知識問題に関しては教科書レベルの単語が多く出題されていたため、書けなかった人はもう一度言葉の意味も含めて学習してほしい。また、記述問題が6題(12点分)出題されたが、こちらは教科書には載っていない、やや難レベルのものも一部出題されており、普段の授業を聞いていないと解けなかったかもしれない。さらに、全体のうち8題(16点分)が完答問題であったため、そこでミスをした人は解答をもう一度良く確認をしておこう。

 問題集だけでの学習では、授業中に話した内容までは対策できないので、まずは問題集を解き、そのあとに、プリントで載っていないところを重点的に勉強していくようにすると良い。 

 

 

 

まとめ

今回の中間テストに関しては点の取りどころがはっきりしていた。1中のテストは難しいことで有名だが必ず取りどころはあるので、そこで落とさないように基本をしっかり勉強し、見直しを必ず行うように心がけよう。

 

こちらで大問ごとの分析を載せている。国語は解き方のコツ紹介もあるのでぜひ確認してほしい。

 

 

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