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【西院教室】朱雀中の1年英語が、大学入試改革に対応しはじめた!!

投稿者:西院教室

先週行われた朱雀中の定期テストで、1年生の英語に変化がありました!!

2020年の大学入試改革のひとつの目玉である、英語4技能(Reading, Listening, Writing, Speaking)すべてを評価する方針に対応したものと思われます。

 

改革後の新学習指導要領の目標は、ズバリ英会話ができること

これを目指してか、なんと朱雀1年ではペーパーテストでSpeakingの問題まで出てきました。

さっそく詳しく見てみましょう!

 

 

1, 聞きとり問題の配点が半分以上

前半戦「聞きとり Test」だけで57点分配点されています!!

聞こえてきたアルファベットを書く問題は、L, V, M, d, qなどの間違えやすいものばかり。

スクリプトがないので問題用紙から察するしかありませんが、新傾向の「全部聞き取れる必要はないが、キーワードだけ聞き取れたら正解できる問題」も出てきたようです。

 

今回一番驚いたのは、「次の質問に自分の立場で積極的に答えなさい。(中略)英語のつづりがわからない場合は、英語の発音をカタカナで書いてもかまいません。」です。

これ、まさにスピーキングですよね!!「片言で構わないから、とにかく積極的に言ってごらん」という練習です。

しかも、模範解答を見ると、”I can play baseball.” といった習っていない文法まで出ています。

 

リスニングは、「対話を聞いて答える」や「英語で聞かれたことに自分が答える」といった会話形式が多かったです。

とにかく英会話を身につけさせたいということでしょう。文部科学省の新しい方針には合っています。

 

 

2, スペリングまで必須

テスト前に予告されていたテスト範囲によると、

曜日、月の名前、A-Zで始まる単語、教科書Unit1の単語、ヘボン式ローマ字は完璧に書けるようになっていないといけませんでした。

その前の小テストでは、数字・序数含むいろいろな単語をやっていましたし、序数はテストにも出題されています。

Good morning. などといった会話表現までバッチリ書けるようにならないと正解できません。

 

今までどこの中学校を見ても、5月のテストでこれ全て書けるようにならないといけないということはありませんでした。

しかもこれがリスニングの中で出てくるので、時間制限付きでパッと書けないといけないのです。

 

必要な書く練習の量が、今までの比ではありません。

 

 

3, ヘボン式ローマ字まで会話形式
いままでヘボン式ローマ字の問題といえば「『てんぷら』をローマ字で書きなさい」といった形で出題されました。

朱雀中では、「外国の人に『これは何ですか。』と聞かれて『てんぷら』と答えるとき。」といった形です。

答え方は以前と変わりありませんが、これも会話ができるように、会話のシチュエーションを意識していますね。

 

また、「てんぷら」「ぼっちゃん」といった、小学校以前の知識で解けない問題ばかりです。

学校ではどれだけハードな授業をしているんだろう…。

 

 

4, ボリューム満点の自由英作文

自己紹介を4文以上、「あなたは〜ですか。」の質問の文も4文以上。

ということは、自己紹介や質問に使う表現もいっぱい書けるようにならないといけないということですね。

 

ほんとこれ、どんだけやらせるつもりなんでしょう??

 

 

 

「1年1学期の英語は満点取れて当たり前」ではない!

 

いままで日本の教育では、文法重視でシステマチックに英語を理解してきました。

これからは、文法を並行しながらも、とにかく英語を使いまくって体で覚える訓練をたくさんさせられるようです。

しかも、「体で覚えた英語を全部書けるようにならないといけない」というのが朱雀中の現段階での方針のようです。

 

文部科学省の方針にはぴったりなので、これにしっかり食らいついていければ、大学入試ではかなり周りに差を付けていけるはず!!

ですが、今回の英語でつまずいてしまった生徒が、これでへこたれて英語が嫌いになってしまったら、もう大学入試まで完全にゲームオーバー。

 

実際に、文部科学省の方針に対しては「英語嫌いの生徒が再起不能になってしまうのでは?」といった意見が出ています。

朱雀中がこの批判についてどう考えているのか分かりませんが、もし今回のテストで思うように点数が取れなかった生徒は、気持ちを切り替えてもう一度「読んで、書いて、覚える!」を徹底して、次のテストに備えましょう!