【千里山教室】中1英語の伸び悩み?
中学1年生、2学期になって定期テストの点数が下がっていませんか?
特に、英語で思った以上に下がりませんでしたか??
私の経験上、
7割の人は点数が下がります。
2割の人は現状維持です。
1割の人は点数が上がります。
つまりほとんどの人は点数が下がります。
勉強をしていなかったり、勉強のしかたが甘かったり、原因はそれぞれです。
しかし、
原因は生徒本人だけでなく、テストの難易度が急に上がるところにもあります。
吹田一中の英語のテストを例に、どんな問題が出たのかを簡単に分析してみましょう。
<大問1>
英単語のスペルを答える問題。暗記していれば簡単。
<大問2>
人称代名詞の表の穴埋め問題。暗記していれば簡単。
<大問3>
会話文の穴埋め問題。日本語のヒントなし。やりとりを理解できて、しかも表現のしかたが分かっていないとだめ。
<大問4>
文法的間違いを訂正する問題。これまでの文法が全て理解できていないとだめ。
<大問5>
日本文に合うように英文の穴埋めをする問題。教科書にでてきた表現を暗記していれば解ける。
<大問6>
短い対話文を読んで問題に答える。対話の内容が読みとれていれば解ける。
<大問7>
教科書本文の対話文を読んで問題に答える。教科書内容の復習がきちんとできていれば簡単。
<大問8>
やや長めの対話文を読んで問題に答える。文法知識があること、内容読み取りができていないとだめ。
<大問9>
授業で扱った曲についての問題。曲のタイトルや歌詞を覚えていたら簡単。
<大問10>
条件に従って、自分で会話文をつくる問題。そもそも問題の意味が理解できたかどうか、そして適切な表現が思いついたか、文法的ミスなどなく書けたかどうか。
<大問11>
会話が成立するように質問文を自分でつくる問題。条件がほとんどないので、書き方に幅があって迷いそう。
<大問12>
条件英作文。場面をまず簡単な日本語で言い直してから英語になおす、というステップを踏めたかどうか。
<大問13>
絵の内容に合うように特定の文法をつかって表現する問題。文法的ミスなどなく書けたかどうか。
<リスニング>
6問程度
・・・いかがでしたか?
まず、問題の数がかなり増えています。前からゆっくり解いていたら時間切れになります。
次に、表現問題が難しいです。単純な和文英訳(日本語を英語になおす)ならマシでしたが、今回の条件英作文は正直3年生でも書けない人はいるでしょう。
中学校によって問題の難易度に差はありますが、共通して言えるのは、
2学期以降は問題が難しくなる!それに合わせて自分の勉強の量と質を上げないといけない!
ということです。
最初にも話しましたが、
ほとんどの人が2学期に点数が下がってしまいますが、コツコツ勉強していればまた上がりますからね。
まだ苦手意識をもつことはないですよ。
それではまた来週〜
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