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【読解力】国際学習到達度調査(PISA)で浮き彫りになったこと

 高校生の勉強法

 

「国際学力調査」ともよばれている「PISA」(Programme for International Student Assessment)ですが、

「読解力」「数学的応用力」「科学的応用力」の3つの分野で選択式問題と記述式問題が出題されます。

結果は問題ごとにコンピューターが計算するものと、採点者が添削するものの2つなっています。

 

特に採点者が採点する部分については、

解答までのプロセスや概念理解が重視されており、

正答でなくても途中までの解答内容によっては部分点が与えられる形式となっています。

 

 

 

読解力低下は、活字離れの影響なのか?

 

本などをよく読む生徒と、そうでない生徒の読解力平均点が発表されてます。

 

【雑誌】

よく読む 読まない
502 506
世界平均 494 世界平均 490

 

【マンガ】

よく読む 読まない
518 489
世界平均 492 世界平均 491

 

【フィクション】

よく読む 読まない
531 486
世界平均 523 世界平均 480

 

【新聞】

よく読む 読まない
531 498
世界平均 497 世界平均489

 

 

よく読む(読む)生徒の方が、世界平均よりもポイントが高いことが見て取れますね。

 

日本の順位はどう変わってきたのでしょう?

 

2012年 4位 (過去最高)
2015年 8位  ↓
2018年 15位  ↓

 

 

明らかに順位が下がってきていますね。

 

試験の方法については、

2015年度から導入されたパソコンによるテスト形式に不慣れなため、

順位が下がったとの声もあったそうです。

比較的記述が多いこのテストは、選択式になれている日本の生徒には難しいという分析もありました。

 

 

世界のトップはやはりあの国だった?

 

【読解力】

1 北京・上海・江蘇・浙江(中国は4会場) 555
2 シンガポール 549
3 マカオ 525
4 香港 524
5 エストニア 523
6 カナダ 520
7 フィンランド 520
8 アイルランド 518
9 韓国 514
10 ポーランド 512

 

前述のとおり、日本は圏外の15位でした。

 

 

【数学的応用力】

1 北京・上海・江蘇・浙江(中国は4会場) 591
2 シンガポール 569
3 マカオ 558
4 香港 551
5 台湾 531
6 日本 527
7 韓国 526
8 エストニア 523
9 オランダ 519
10 ポーランド 516

 

 

【科学的応用力】

1 北京・上海・江蘇・浙江(中国は4会場) 590
2 シンガポール 551
3 マカオ 544
4 エストニア 530
5 日本 529
6 フィンランド 522
7 韓国 519
8 カナダ 518
9 香港 517
10 台湾 516

 

 

中国がぶっちぎりの1位でしたね。

人口差で考えると、我々の10倍を超えているので、仕方ないかも…

 

シンガポール、エストニア、香港、韓国、台湾といった国が

どのランキングにも入っていることをみると、学習環境の整備も学力に関係しているのでしょう。

 

 

読書離れを食い止めるために、できることはあるのか?

 

日本の高校生の読書離れは進む一方で、

活字そのものに触れる機会が減っていることが原因としてあげられています。

 

スマホやタブレットを活用しているが、

SNSを中心とした利用が主立っており、文章に触れているといっても

情報を流し読みしているにすぎないわけで、本を手に取る機会が少ないのであれば、

「電子媒体を活用して、本を読む習慣」を定着していく働きかけが必要ですね。

 

小説など、紙のページを一枚一枚めくりながら

次はどんな展開になるのかわくわくする感覚はやや少なくなるかもしれない。

しかし、タブレットやスマホでも十分そういった手軽さをもって読書をする習慣が身につけば

将来的には、筋道立てて考えたりする「論理的思考」を養うことも可能でしょう。

 

 

やはり、道具は使い方次第なのですね。

 

 

この記事は、おおた が書きました。

 

 

 

 

 


【大学入試】理系プラチカ第2問のポイント解説

 高校生の勉強法

こんにちは^^

太秦教室の白石です!

 

今日は、前回に引き続いて理系受験生 必携のプラチカのポイント解説をしていきます!

 

前回の記事を書きながら、考えたことがあります。

塾の先生として高校生に数学を教えるようになってからは

数学の問題をより構造的に解くことができるようになったのです。

 

つまり、問題を一目見ただけで

・その問題のパターン

・注意して議論すべきポイント

・必要十分な記述

これらが瞬時にわかるようになったのです。

 

もちろん、高校を卒業して劇的に頭がよくなったわけでもないので

単純に問題に触れる回数が増えたこと人に教えるという作業を繰り返したこと

大きなポイントになっているのではないかと思います。

 

高校生のときに、もっと問題を解いて自分の言葉で人に解説していたらなぁ…と思います(笑)

逆にいうと、いま高校数学を学んでいる生徒のみなさんにとって最も大事なことだと思います。

この記事では、なるべくそういうポイントに照準を絞って書いていこうと思うので、

是非参考にしてください‼✎

 

では、今回解説する問題はコチラです↓↓

______________________

第1章|二次関数

No.2 [宇都宮大]

aを定数とするとき、2次関数y=x^2-2ax+2a^2について

(1) 区間 0≦x≦2 におけるこの関数の最大値と最小値を求めよ。

(2) 区間 0≦x≦2 におけるこの関数の最小値が20であるとき、aの値を求めよ。

______________________

 

ポイント

この手の問題は、非常にオーソドックスな最大値・最小値の問題です。

プラチカに取り組んでいる人なら、瞬時に解法が思いつくでしょう。

(この問題に手が出ない人は、青チャート毅p118の例題74を参照してください。)

 

場合分け

この問題も、例によって場合分けが必要になります。

最初に与式の右辺をf(x)とおき

f(x)=x^2-2ax+2a^2=(x-a)^2+a^2 と変形しておきましょう。

 

 

最大値をM,最小値をmと表すことにすると、場合分けは↑のようになります。

軸x=aがグラフのどの位置にあるかによって、最大値・最小値はこれらの4パターンをとります。

 

最小値は区間内に軸を含むか否か、最大値は軸が区間端のどちらに偏っているかによって決まります。

それらをうまく整理して漏れなくダブりなく分類できるように心がけてください。

 

よって、それぞれの場合のM,mは以下のようになります。

 

() a≦0 のとき

  M=f(2)=2a^2-4a+4   m=f(0)=2a^2

 

() 0≦a≦1 のとき

    M=f(2)=2a^2-4a+4   m=f(a)=a^2

 

() 1≦a≦2 のとき

    M=f(0)=2a^2            m=f(a)=a^2

 

() 2≦a のとき

    M=f(0)=2a^2            m=f(2)=2a^2-4a+4

 

(2)では、それぞれのmについてm=20を解くとそのときのaの値を求めることができます。

ただし、ここで絶対に忘れてはいけないことがあります。

 

解の吟味

そう、解の吟味です。

 

たとえば、

()について、m=20より 

2a^2=20 ∴a=±√10 となりますが、条件より a≦0 なので、解として使えるのはa=-√10 のみです。

 

(髻()のとき(0≦a≦2では)

a^2=20   ∴a=±2√5 となりますが、0≦a≦2には当てはまらないのでこの場合、解はありません

 

同様に、()のときは a=4 が解となります。

 

したがって、この問題の答えは a=-√10,4 の2つです。

 

 

 

まとめ

〇最大値・最小値の問題は超基本!絶対に失点しない。

〇場合分けは、漏れなくダブりなくが鉄則!

〇どんなときでも解の吟味は忘れない!

 

 

今日はここまで!

次回は、連立2次不等式の問題を扱います。

授業をしていてもここでつまづく生徒が多いように感じますので、

気合いを入れてやっていきます!

それでは今回はこの辺で〜〜

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【大学入試】理系プラチカ第1問のポイント解説!

 高校生の勉強法

 

こんにちは^^

太秦教室の白石です!

 

今回は、理系高校数学ABのプラチカを解説していきたいと思います!

 

プラチカといえば、大学受験の定番中の定番で私自身も高校生の時にはお世話になりました。

全国の大学の2次試験で出題された良問を単元ごとに取り揃えており理系の受験生は必ずマスターしておきたい1冊です。

 

そこで、このブログではプラチカの問題を解説しながら、基礎的な事項や注意すべき点などにも述べていきます。

また、必要に応じて青チャートの問題も抜粋して紹介していこうと思います。

(※青チャートは、用語の定義や公式を確認したりパターン問題の解放をおさらいしたりするために使います。)

 

前置きが長くなりましたが…

プラチカ第1章からはじめましょう!

______________________

第1章|2次関数

No.1 [名城大]

2次関数 f(x)=ax^2-2ax+b (a,bは定数)は区間0≦x≦3における最大値が3,最小値が-5である。

このとき、a,bの組をすべて求めよ。

______________________

 

ポイント

まず、この問題をパッと見たときに気を付けなくてはならない点があります。

それは、aの正負がわからない ということです。

つまり、aの正負によってグラフが上に凸か下に凸かが決まり、最大値・最小値をとる点が変わります。

なので、aの範囲について以下のように場合分けしてやる必要があります。

() a>0のとき

() a<0のとき

 

あれ? a=0のときは考えなくていいのでしょうか?

実は、"この問題では"考えなくても大丈夫です。

なぜかというと、問題文をよく見ると…

2次関数 f(x)=ax^2-2ax+b (a,bは定数)は…」

そうです。f(x)は2次関数なのです(つまり、a≠0)。

問題文に直接的には書いてありませんが、関数f(x)を2次関数に限定することで暗にa≠0という条件が付けられていたのです。

逆にいうと、問題文が「関数 f(x)=ax^2-2ax+b (a,bは定数)は…」となっている場合では、

a=0の場合も考えなくてはいけないので要注意です!!

 

無事に(?)場合分けができたところで、実際に最大値と最小値を考えていきます。

 

() a>0のとき

f(x)を平方完成して軸 x=1を求め、グラフをかくと以下のようになります。

 

このとき、区間0≦x≦3では、x=3で最大値を、x=1で最小値をとることは明らかです。

よって、最大値 f(3)=3 ,最小値 f(1)=-5 の連立方程式を解けば答えとなるa,bの組が出てきます。

※このとき、導いた答えが条件(a>0)を満たしているかを必ず確認しましょう。

 

つづいて、

()a<0のとき

 

()と同様に、x=1で最大値を、x=3で最小値をとることが分かります。

再度 連立方程式を解き、解の吟味をすれば完了です!

 

詳しい答案の記述方法はプラチカの解答編を見てくださいね。

______________________

【おさらい】

〇x^2の項の係数に文字が含まれていたら、その正負をチェックする!

〇場合分けができたら、グラフの概形を描く

〇解がでてきたら、必ず吟味をする

 

 

解説について

ここでは、問題の本質や解き方の指針に着目しています。

したがって平方完成や連立方程式の解法など基礎的な操作は端折って解説しています。

今回の問題に全く手が出なかった人や、途中でなにをすればわからなかった人は、

ぜひチャート式問題集などで復習してみてください。

おすすめ問題:青チャート p.122 例題77

 

それでは今回はこの辺で……

 

お問い合わせは、コチラから。

お電話でも受け付けています。

 

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【大学入試】国公立大学に受かりたい人の数学勉強法

 高校生の勉強法

こんにちは^^

 

太秦教室の白石です!

今回からの連載企画として、

大学入試数学必携「良問プラチカ」のポイント解説をしていきます!

個別試験で求められる「記述力」

センター試験とは違い、難関私立大学や国公立大学の個別入試で求められるのは時間内に正しく解答を記述することです。

それには問題の意図を素早く把握し、限られた時間内に必要十分の議論をやりきらなくてはいけません。

 

当然、特定の問題の解法を丸暗記するだけでは不十分です。

ある程度の難易度の問題にしっかりと向き合い、何度も記述の練習を重ねる必要があります。

多くの場合、それには相当な時間を要しますし、個別試験前の1,2か月で完成できるものではないと思います。

 

そこでこの連載では、記述解答の作成に重きを置いた入試数学のポイントを解説していこうと思います。

 

国公立大学など、数学の試験で記述解答を求められるような大学を志望している受験生に

読んでもらうことを想定しているので、基礎的な公式の確認などは省いています。

 

扱う問題集は河合出版から出ている「理系数学の良問プラチカ」(3訂版)です。

私が受験生のころにも愛用していて、各単元の良問を幅広い大学の過去問から取り揃えています。

 

プラチカを始める時期

高校2年生の終わりには、数学ABの内容はおおかた習い終わると思います。

各単元の基礎的な内容がしっかりと身についた状態でプラチカに取り掛かってください。

 

基礎に不安がある人は、学校指定の問題集で構わないので1周解きなおすことをお勧めします。

 

1周目はじっくりと悩む

1周目は、3年生の夏までにじっくりと時間をかけて解いてみてください。

今までの勉強で蓄積してきた解き方の知識・技術を試す感じで解いていきます。

すぐに諦めて模範解答を読んでしまうのではなく、15分程度はじっくりと考えるようにしましょう。

 

3年生の夏までに取り組んでもらいたい理由はここにあります。

秋・冬になってからじっくりと問題に取り組む時間はありません。

 

また、夏休み以降に行われる2次試験を意識した記述模試でも、

しっかりと基礎が積まれていないと、ライバルとは勝負すらできないのです。

 

2周目以降は最短距離で過不足ない記述を

じっくりと問題に取り組み、記述力の基礎が身についたら次はいかに速く正確に記述を完成させるかに軸を置きます。

 

実際の試験では、1問にかけられる時間はそう多くありません。

問題をパッとみてパターンや注意すべき点を把握し、必要十分な記述を素早く行う必要があるのです。

 

そこで、2周目からはそこを意識して取り組んでいきましょう。

3周目以降は苦手な問題

3周目以降になったら2周目までに間違えた問題や苦手な単元を解いてください。

3周目ともなると、「解く」というよりも「確認」という感じになってくるはずです。

 

模試や他の問題集を解いていて間違えた単元があれば、一度プラチカに戻って解き直すことをおすすめします。

プラチカの153問には必須事項が詰まっているので、入試直前まで使えるアイテムです。

 

その他の取り組み

プラチカの演習以外にも、やるべきことはたくさんあります。

 

2次試験で数靴必要な人はその勉強も進めなくてはいけませんし、プラチカを解いていて復習が必要になる分野も出てきます。

また、模試やテストを受けた後はその直しも必ずしてください。

 

間違えたところだけでなく、正解した問題も解説をよんでみると、自分の解法よりももっと簡単に解ける方法が載っているかもしれません。

解法の引き出しを多く作っておくことが肝要です。

 

 

まとめ

以上、プラチカの使い方を中心に2次試験に向けた数学の勉強法について書きました。

もちろん、他の科目の勉強の進み具合や指導する先生の方針などによって状況は異なります。

これが真理という勉強方法はないので様々な情報を参考にしながら、自分なりにカスタマイズして頑張ってください!

 

 

それでは今回はこの辺で〜。白石でした!

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【高校数学】上位校の必須アイテム!青チャートを使いこなす方法

 高校生の勉強法

JUGEMテーマ:教育

青チャートを使うことになった高1のみなさんへ

今年高校に入学したみなさん、ご入学おめでとうございます🌸

 

高校に入学して早速、青くて分厚い「チャート式 解法と演習 数学I+A(数研出版)」という参考書を持たされたという高校1年生に、「チャート式 解法と演習 数学I+A」(通称「青チャート」)とのうまい付き合い方を伝授したいと思います。

 

青チャートは、 使い方によっては、悪魔の参考書となってしまう可能性がある教材 です。

過去、多くの高校生が青チャートに追われて徹夜を余儀なくされたり、他の科目の勉強に手が回らなくなったり、苦労をしてきました😥

 

でも使い方さえ間違えなければ、高校1年時から入試レベルの問題に自然に触れられる使える教材です。

みなさんも、青チャートを味方につけて、楽しい高校生活を送ってくださいね。

青チャート

青チャートはどんな参考書?

青チャートは、次の5パートから構成されています。

青チャートの構成
  1. 単元別 基本事項ページ
  2. 基本例題
  3. 重要例題
  4. 練習問題
  5. 単元別 EXERSCISES

そして、分厚い解答・解説が付属でついています。

 

ちなみに、高校だと、問題と解答・解説が別冊になっているものを購入できるんですが、書店購入だと、解答・解説が同じ表紙の中に納まるような形式になっていて使いにくいんです。

書店で購入するしかない塾の先生は「高校生がうらやましい!」と毎年思っています。

「1.単元別 基本事項ページ」の使い方

「1.単元別 基本事項ページ」は、単元別の重要事項がコンパクトにまとまっているので、さっと目を通しましょう。

授業では習わなかった公式が載っていることがありますが、よく見てみると知っている公式の変形であることがほとんどなので、落ち着いて見てくださいね。

 

すでにわかっていることが9割ですが、たまに思っていない視点から公式の使い方を解説していることがあるので、 上位校受験者には隅から隅まで目を通してもらいたいです。

 

ただしコンパクトすぎて具体例がなく、読みにくいというのも事実。

数学が苦手な文系生は、無理に読まなくても大丈夫です。

「2.基本例題」の使い方

「2.基本例題」は、まさに基本です。

文系・理系問わず全員解きましょう!

 

解法がすぐに思いついた問題は、解いてから「解答」と解き方が同じかどうかをチェックしてください。

答えが合っていても、解き方が違う場合は見直しましょう。

男子生徒

答えが合っていればそれでいいじゃん!

と言いたい気持ちもわかりますが、解法が複数ある問題ってありますよね?

そういう問題では、ある解法を知っているかどうかが、正解・不正解をわけることがあります。

女子生徒

確かにその解き方もできるけど、計算が複雑になっちゃう😥

と、自分の解法をごり押しする高校生がたまにいますが、お勧めできません。

問題のレベルが上がれば上がるほど、解法を間違えると正答への道が険しくなることが多いんです。

ここは大人しく、「解答通り」の解法を新しくインプットして、武器となる解法を増やしてくださいね。

 

「2.基本例題」で解法がすぐに思いつかなかった問題は、付箋などで印をつけてうえで、解答をよく見て解法をインプットして「4.練習問題」を解いてください。

 

「解答」を見てもわからない問題も印をつけて、学校や塾の先生に質問して解決してくださいね。

「3.重要例題」の使い方

「3.重要例題」は、応用問題です。

たまに「こんな問題出ることあるかな?」と思うレベルの問題も載っています。

文系ならたとえ国公立大学を受験する生徒でも、いらない問題があるので難易度を見て取捨選択してくださいね。

 

理系の国公立大学を受験するなら、全問解きましょう。

と言っても、手が動かないようだったら、すぐに「解答」をチェックすることが大事です。

 

基本例題同様、解けた問題も解答は必ずチェック

解けなかった問題のうち、解答を見て理解できるものは練習問題に進む。

解けなかった問題のうち、解答を見て全然理解できない、という問題は時間をかけて考え込まずに質問しましょう。

 

高校数学と付き合うポイント

高校の数学は中学の数学と比べると圧倒的に分量が多く、勉強に時間がかかります。

中学時代と同じ勉強の仕方をしていると、高校生活が数学の勉強に独占されてしまいます。

 

解法が思いつかない、わからない場合はすぐに解答・解説を見ることがポイントです。

そして、解答・解説を見ても分からない問題があれば質問すること。

とにかく、自力で粘りすぎないことが大事です。

講師

限られた時間の中で、勉強しなくてはいけないのは、数学だけではありません。

勉強以外のことで、時間をかけたいこともたくさんありますよね。

 

解答・解説や先生を上手に使って、効率よく勉強できるようにしてくださいね!

 

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【新高1生向け】入試直前になって焦らないための高1から始める受験対策(国公立大編)

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新高1生のみなさん、高校入学おめでとうございます!

 

皆さんの中には、国公立大学の受験を目指しているという人がいると思います。

国公立大学に合格するためには、簡単には言い尽くせない努力が必要です。

 

センター試験から新しい共通テストに切り替わり、今まで以上に国公立大学受験生の負担は増えていきます。

3年生になって急に慌てることがないように、高校1年生の1年間をどのように過ごすべきか?をお伝えしたいと思います。

大学入試共通テスト試作問題

英単語はサボらない

高校1年生での最重要事項は、文句なしで「英単語」 です。

英単語は、早くから覚えておくに越したことはないですよ。

高2・高3では長文読解や英作文、和訳に時間をかけたいので、センターレベルの英単語を今から覚えることをお勧めします。

 

ちなみに、私は高校の入学式を迎える前に、センターレベルの単語帳を塾で渡されて、毎日100語ずつテストがあったため泣きながら覚えました。

とてもしんどかったですし、その方法がベストだとは思いませんが、その後英単語にはそんなに困らなかったのは確かです。

 

いつか覚えなくちゃいけないものなので、少しでも早く覚えている方が得です。

使用する単語帳は、大学入試レベルの物であれば学校指定の物で構わないし、学校でテストがあるならそれに合わせて覚えていくので構いません。

 

とにかく、 「英単語は高1で覚えきる!」という覚悟が大事 ですよ。

 

古文は文法・単語・常識の3本柱

古文は、文法・単語・常識の3つが揃わないといけない科目 です。

どれも何となくやっていても身につかないことなので、特に国公立大学の文系学部に進学したい人は、古文常識まで意識してくださいね。

 

何はともあれ、まずは文法!

動詞や助動詞の活用を覚えてくださいね。

活用というのは、中学校の国語でも習った「五段活用」「下二段活用」などのことです。

古文では、動詞と助動詞の意味を正しく捉えることが読解の第一歩ですからね!

文中に出てくる動詞と助動詞をすべtて品詞分解(活用形と意味を捉える)するくらいの勢いで読んでくださいね。

 

数学IAは1年生のうちに仕上げる

高校に入学し、驚くことの1つに数学が「数学I」「数学A」の2つになったことが挙げられると思います。

 

「数学I」と「数学A」は、高校1年生の間しか勉強する機会がありません。

高1のうちに入試レベルの問題にも太刀打ちできるような準備をしておきましょうね!

 

できれば、学校の問題集以外に、入試用の問題集を1冊持っているといいと思います。

解き方がまったくわからない問題や、解説を見ても理解できない問題もあると思います。

普段は「難しいなぁ」と眺める程度で構わないです。

大学入試のレベルを実感するだけでも、意味がありますからね!

 

夏休みや冬休みには、本格的にチャレンジしてくださいね。

 

講師

これは全部、私がやっていてよかったことと、やっておけばよかったと後悔していることです。

英単語を早い時期に覚えていたため、英語での苦労は思っていたほどはなかったんですが、数学では本っ当に、苦労しました😥

 

みなさんはあとで苦労することがないように、 今、この瞬間から受験を意識して勉強してくださいね!

2019年新年度生募集中です!

新年度生を募集しています。

定員になり次第募集を締め切りますので、まだ迷っている方も一度ご相談ください。

20年以上地域密着で培ったノウハウがあります。

 

お気軽にお問い合わせください。

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【新高1生】高1の最初から塾に行っておいたほうがいいワケ

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長い長い高校受験を終え、ついに志望校への入学まであと数日!といったところで、ある生徒は言いました。

受験生

大学受験しようと思うし、塾にも通おうと思うけど、高校生活どうなるかわからんねんなー。

しかも、高校って忙しくなりそうだし。

うんうん、ごもっとも。

それでもやっぱり、塾で継続的に勉強しておくことを強くオススメしています。

高1最初のテストは大事です!!!

中学と同じノリで行くと痛い目を見る

高校の勉強は、中学と比べると段違いに難しいです。

中学のときと同じ勉強量では、とうてい間に合いません。

 

つまり、テスト前の2週間では、どうにもならないということです。

高校のテストできちんと得点しようと思うと、普段から予習・復習をきちんとやっているかどうかが、中学生のとき以上に大事 です。

自習できちんと理解することが難しい

必要な勉強量が違うだけでなく、高校では中学よりも専門的なことを学びます。

ゆえに、「テキストを読んでもわからない」「問題の解説の意味が分からない」なんてのはよくある話。

学校の授業で理解できなかったら、もう置いてけぼりにされるしかありません。

きちんと対策すれば大丈夫!

高校は、学力層が狭い集団です。

入試を経て、同じくらいの学力をもった生徒が集まっています。

 

ということは、最初の4月・5月からきちんと予習したうえで授業に臨み、理解しきれなかったところを復習しておけば、すぐにライバルたちを出し抜いて上位層にいられます!

これは、 裏を返せばちょっとサボっただけで、すぐ最下層に転落する危険があるということでもある のですが😨

 

大学受験は、高1から始まっている!

指定校推薦、狙っていこう

まずは、 評定平均4以上を狙いましょう。

高校入試と同じで、入学した時点で次の入試は始まっています。

 

大学入試には、高校入試よりもお得なケースがあります。

「指定校推薦入試」といって、 3年間しっかり高い成績をキープすれば、実質入試を受けることなくトップクラスの大学に入学できてしまう ことがあります。

どの科目も積み重ねが大事

英数国はいうまでもありませんが、特に地歴公民は、中学とは違って覚える量がべらぼうに多いので注意が必要です。

高校受験の社会は、中3の夏からの総復習で間に合った人も多いと思います。

 

しかし、大学受験はそうもいきません。

高1からどれだけ知識を積み重ねてきたかで、受験勉強のスタートラインが変わってきます。

 

高1の1学期でこけると、挽回のチャンスがない

課題の量に圧倒される

しかも、課題になっている問題が難しくて困った…というのはよくある話ですね。

結果として、高校受験の前よりたくさん勉強することになります。

 

しかも、一度大きくこけてしまうと、次々に新しい内容の勉強をしないといけないので、復習する暇がなくなります。

塾での勉強は、学校で配布される問題集を中心に進めることもできますし、余裕がありそうなら別の教材にするなど、柔軟に対応できます。

 

自力で勉強が間に合わない部分は、うまく塾を追い風にしていくといいです。

行事は楽しい!!

復習する暇がなくなる理由は、新しい内容の勉強ではありません。

なんといっても高校では、学校行事が楽しいんです!

山城高校の文化祭や、紫野ハロウィン(正確には、学校行事ではありませんが)などなど。

 

そう、1学期にテストで地獄を見て、夏休みは部活に全精力を尽くし、秋は行事を目一杯楽しみ、そして12月のテストで現実に直面するという闇のコンボが決まる時期なんです。

高校生あるあるですが、冬にドン詰まった頃にはもう手遅れという😥

 

行事や部活を目一杯楽しみたければ、 1学期でこけると、もう挽回のチャンスはないに等しい 、と考えてください。

(まあ、部活ガチ勢が引退後に部活と同じようにモリモリ勉強して、ほかの受験生をごぼう抜きにしていく逆転サクセスストーリーもなくはないけれど…1年生のうちからそんなこと夢見てたらダメです。)

 

自力で十分に勉強できる?自分自身と相談してみよう

予習から復習まで自力でライバルよりもたくさん勉強して、しっかりと上位をキープできる生徒なら、もしかしたら塾なんて不要かもしれませんね。

自分がそういった自力で勉強できる側の人間なのか、じっくりと考えてみてください。

 

決断は早ければ早いほうがいいですよ!

講師

予習から復習まで自力でバリバリやれる自信がない…という高1生は1学期のうちから塾に通うことを検討してください。

早めに大学受験を意識した高校生活を送るのが、大学受験成功のカギです。

 

1学期から頑張る決断をしたら、You-学舎に お問い合わせください。

無料体験授業を受けてから、入塾を決められますよ!

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【古典】古文で大事なことは、その時代の「エモい」を理解すること!?

 高校生の勉強法

JUGEMテーマ:教育

 

古文の文章問題は何を言っているのか良く分からない。

そんな人のために、古文を読む上で重要なことを確認しつつ、どのように勉強をしていけば良いかを紹介しようと思います。

古文と「エモい」

 

「エモい」とは

英語のemotionを形容詞として扱うための言葉です。

この歌エモい。

などのように使われます。

新しい言葉としての「エモい」を今までの日本語で当てはまる言葉を考えてみましょう。

エモは英語のemotionからきており、emotionの意味は感情です。

「エモい」は感情が動かされるという意味で使われるとあります。

つまり「エモい」=「情緒が豊かで心が動かされる」ということでしょう。

 

若者により、SNSで良く使われ、流行語にも選ばれました。

なんでもかんでも「エモい」で片づけるのはいかがなものかと思いますが、文字数制限のあるSNSなどでは使い勝手が良いのでしょう。

それに流行っていて、皆が使っていると使いたくなる、ということもありますよね。

日本人は本当に昔から流行りに弱いです。

このような流行語は昔にもありました。

 

そう「あはれ」です。

 

「あはれ」=「エモい」!?

「あはれ」=「趣がある」

「あはれ」は「趣がある」と皆さんは習ったはずです。

さて、「趣がある」とはどういう意味なのでしょうか?

普段では使わない言葉だと思いますが、皆さんは説明できますか?

趣がある

趣とは、風情があることや、しみじみとした味わいのことを指します。

風情?しみじみとした味わい?皆さん端的に説明できますか?風情は風情ですし、しみじみとした味わいはしみじみとした味わいです。言葉として語ろうとするには例を用いて説明し、非常に長くなってしまうでしょう。

 

しかし、「趣がある」を、どのような時に使うかと言われたら、それは簡単です。

これは「良い、感動した」と思ったときに使うのです。

「エモい」を理解すれば古文が分かる!?

私たち現代人が古文を読む上で、一番理解しにくいのは、当時の人の文化、風習です。風習とは、当たり前のことであり、言い換えるならば、何が是で何が否と見ているのかという価値観です。

そして「エモい」は、何を良いと思うかの価値観を表しています。

昔の人にとっての「エモい」、すなわち「あはれ」を理解すれば、当時の価値観を知ることができます。

もちろん、「あはれ」だけで当時の価値観全てを表しているわけではありません。

少なくとも何を良いと思っているかが分かれば、話の流れがつかみやすくなります。

さらに、その時代の常識を知ることで、古文はより分かりやすくなるのです。

現代文の能力は必要ない!?

そんなわけありません。現代文を読むことができなければ、古文を読み取ることはできません。読解力は全ての科目に影響します。後回しにすると絶対後悔しますよ。

 

ただし、古文の文章はそこまで長くないので、早く読む必要はありません。

古文の基本を使って、正確に読むことが重要です。

書かれている言葉が分かれば、後は文章内容の理解です。筆者の言いたいこと、お話の流れについて理解できるようになりましょう。そのためには、その時代の常識を知る。つまり「エモい」ことを理解して読んでいくことが大切です。

 

勉強法

当然「エモい」だけでは文章は読めません。

古文の基礎は固める必要があります。

古文では単語と文法は基礎であり重要である、という点においては英語と同じです。

外国語とまでは言いませんが、今の日本語とは違うということは理解しておきましょう。

古典単語

古典単語の暗記は必須です。

とはいってもそこまで多くはありません。早々に完璧にしてしまいましょう。

複数の意味を持っていたり、現在とは異なる意味だったりするものもあるので、しっかり覚えましょう。

英語のように意味の推測をすると、意味を取り違えることになりかねないので注意しましょう。

古典文法

同じような形でも、意味が異なる場合があります。識別ができるようになるまでしっかりとやり込みましょう。

主語が抜ける文章であるということも、文法をやった方が良い理由です。主語が無いので誰のセリフかの判断が難しいのです。敬語の敬意の方向を考えることで、主語を見極めることができます。

文章読解

単語と文法の勉強が先です。これらができているのであれば、読解に取り掛かります。

品詞分解は慣れるまでは必ずやってください。訳は内容を取れているかの確認には必要です。

意外かもしれませんが音読は必ずやるようにしてください。 意味を意識しながら声に出して読む ことで言語への理解は高まります。

使う教材

単語帳は学校で用意されると思うので、基本的にはそれを使うで良いと思います。

もし、あまり有名なものでないので不安だ。と言う人は、一度先生に見せてください。もし別のものを使った方が良いと思った場合は、おすすめをお教えします。

 

ステップアップノート

文法の初学者はコレで基本を確認しましょう。学校で用意した問題集では、ここまで基礎的なものだけを抽出した教材であることは稀です。苦手意識のある人は、まずはこれをやってから、学校の問題集に取り組むようにすることをお勧めします。

これがある程度できるようになったら、次のステップに進みます。

古文上達

古典を読む練習を行うための教材です。

「基礎編」と「入門から応用」がありますが、文法がまだ少し不安だけど文章を読むというのであれば、「基礎編」をやりましょう。文法は大丈夫だと言う人は、「入門から応用」で演習を重ねていきましょう。

学校で買ったものがある場合でも、日本語訳、出典があるかどうかは確認してください。日本語訳に関しては言わずもがなと思いますが、出典が必要なのは、時代により「エモい」ことは変わってしまうので、いつの時代に書かれているかは重要だからです。時代背景が分かっているのといないのとでは文の読みやすさは別物です。

 

 

まとめ

  • 古文の基礎知識、単語と文法はマスト
  • 「エモい」ことが分かれば古文は読みやすくなる
  • 読解問題を解いたら音読は必須

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【大学受験】現代文の勉強の仕方《評論編》

 高校生の勉強法

JUGEMテーマ:教育

 

現代文はどうやって勉強すればいいのか分からない。というのは受験生に多い悩みです。

文章読解は現代文だけでなく、英語、古典にも影響するので早めの対策が必要です。

そこで今回は、お勧めの勉強法を紹介します。

現代文の能力を向上させていくには、読み重ねていくことが一番大事です。

評論文と小説では、評論から読み進めていくことをお勧めします。

入試でも物語文は出題されないことはあっても、 評論が出ないことはまずありません。

そこで、評論でまずは、論理的な思考について触れ、国語の解き方を学んでいきましょう。

 

 

評論とは?

評論は物語ではなく、あることについて筆者が論理的に思考している文章のことです。

そのため、評論にはまず、議題と結論が存在しています。

結論、つまり筆者の主張ですが、これを正しく受け取ることが重要です。

議題はキーワードと置き変えても良いでしょう。

 

筆者の主張を受け取るために必要なこと

国語も英語もまずは語彙力

語彙は当然ながら必要です。

それでも分からない言葉は出てくるでしょう。

漢字のもつ意味を分かっていると、知らない言葉でも、推測できることがあります。

漢字はそれぞれの意味まで覚えるようにしておきましょう。

熟語は訓読みにして繋げるだけでも、意味が分かる場合があります。

ただし、普段使わない言葉(例えばイデオロギーなど)は意識して覚えていかないといけません。

評論の構成を知る

評論は大体構成が決まっています。

評論は主張を人に伝えるための文章です。

そのため、読む人にとって分かりやすいようになっています。

序論→本論→結論、結論→本論(→結論)の二つがあります。

この構成を頭に入れて、文章を読むようにします。

評論の構成の例

文理によって刺さる例は異なると思うので文理でそれぞれ例を挙げようと思います。

文系向けの例

実際の評論っぽい文章を例に挙げようと思います。

どこからか引用しているわけではないので、中身(主張)はありません。(笑)

……略……と書いてありますが、そこには適当な言葉が入ると思ってくださいね。

序論→本論→結論

序論

「正しいことば遣い」とはどのようなことを「正しい」と言うのだろうか?

 

本論

昔から存在する言葉が「正しい」のであろうか。しかし、非常によく使われていた「をかし」は今では……略……

 

結論

ことばには流行があり、その時代の人の感性によって、変化していくものである。そこに「正しい」があるのだとすれば、それは……略……という点であろう。

 

結論→本論→結論

結論

かわいいは正義だ。

 

本論

二歳になるかわいい甥っ子は、目に入れても痛くないし、彼のためには普段はきつく結ばれている財布のひもも緩む。

しかし、「正義はかわいい」は、必ずしも成り立つわけではない。むしろ対立している印象さえ受ける。……略……

 

結論

「かわいい」は確かに「正義」であろう。そこから私が考えることは……略……

 

構成のまとめ

評論の場合は結論の読み取りが大事です。

文章中の筆者の主張がどこにあるのかを探すということが必要になります。

筆者の主張を理解したうえで、本論の展開を読むのと、そうでないとでは、明らかな理解の差が出ます。

行き先を知ってから行くのと、闇雲に進むのでは、当然差が出ますよね。

本論は、あくまで筆者がその主張を分かりやすくするために用意したものであり、実際にそのように考えたのかは別の話です。

本論は結論へ導くための道だと言うと分かりやすいでしょうか。

そういった性質を分かって読むことが内容の把握に役立ちます。

理系向けの例

理系向けでは、序論、本論、結論がどういうものか、数学の証明を例に触れていこうと思います。

序論→本論→結論

三角形の合同の証明

序論:△ABCと△DEFにおいて 

本論:仮定より云々

結論:ゆえに△ABC≡△DEF

 

これが序論、本論、結論の作りです。正確に言うと序論が少し微妙なのですが、、、まぁ分かれば良しです。

序論では、何について考えるのかを書き、本論ではどのように考えるのかを書き、結論でその結果考えられることを書きます。

評論もこの並びで書かれていることが一般的です。

議題を用意し、考え、結論を出す。至極当然の流れですね。

 

結論→本論→結論

結論:「連続する3つの整数の和は3の倍数である」ことを証明する

本論:nを整数とすると云々

結論:ゆえに、連続する3つの整数の和は3の倍数である

 

 

結論で何を考えたかを書き、本論でそれを確かめ、結論をもう一度述べます。

結論→本論→結論では最初に結論を持って来るので、主張は最も分かりやすい形と言えるかと思います。

ただし、最初の結論は仮定であり、本論によって否定されることもあります。その場合、逆のことが結論として最後に書かれます。

コイントスの裏表を例とすると、裏であることを否定できれば表になるということです。

構成のまとめ

序論、本論、結論のイメージは持てたでしょうか?

ただ、証明と評論では思考の重点を置く場所が異なります。

証明の場合は、結論を示すために、本論を必死になって考えます。

序論から考えられること、結論を示すために必要なことを考えて結びつけるのです。

 

評論の場合は結論の読み取りが大事です。

文章中の筆者の主張がどこにあるのかを探すということが必要になります。

筆者の主張を理解したうえで、本論の展開を読むのと、そうでないとでは、明らかな理解の差が出ます。

そういう点では、証明と同じように、前提と結論から、本論の流れをある程度推測しているとも言えそうです。

 

今までに読んだ文章量で読解力は変わる?

これ自体は間違いではありません。読むスピードが速い方が問題にかける時間が多くなるので当たり前と言えば当たり前です。

国語は直前の勉強だけでは間に合わないと言われているのは読解スピードの問題が大きいです。

 

あとは読み慣れていると、文構造を考えずとも分かることの方が多いです。

本をたくさん読んでいれば、語彙や、書いてある内容に対しての知識を得ている場合もあります。

社会学系や科学系の評論などでは、特にその可能性がありますよね。専門用語が出てきたときに、分かっている人の方が読みやすいのは当然です。

論理の展開のさせ方

論理の展開のさせ方も知っている人と、知らない人では大きく差が出ます。一応一つ例を挙げておきます

二項対立

二つのものが対立関係または矛盾していることを言います。

二つのものを比べたり、もともと一つの概念を二項対立にしたりすることで、論理を展開してきます。

「内側と外側」のようなものが二項対立です。

 

こういった、よく出てくる論理展開のさせ方も評論を読んでいくと分かってきます。

読むならこれ

読んだ量で読解力は変わるからと「何でも良いからとりあえず本を読め」とは言いません。

おすすめを書いておくので、評論の本をまだ持っていない人は参考にしてください。

ちくま評論入門

これに書かれている評論は読んでいて非常に面白いものが多いです。長さも長くなり過ぎないように調整されています。それでいて、評論の形を崩していない、非常に良い編集がなされていると思います。途中から問題もありますが、まずは読むことに注力してもらいたいですね。この本は本当に面白いのでお勧めですよ。

これが読み終わったら、ちくま評論選、ちくま科学評論選もお勧めです。

生きる現代文キーワード

評論を読んでいると、言葉の意味を分かっていないと文章が全く理解できないが、注釈にも書かれないということがあります。

そういった文を今後読むために必要な語彙を育むための本です。

一つの文章の長さも短く設定されているので読みやすいです。

勉強法

テクニックは必要?

問題を解く際のテクニックは確かに存在します。

しかし最低限必要な能力は伸ばしていかなければいけません。

テクニックは実際に問題を解き始める段階になってから身に付けていくようにしましょう。

まず始めること

問題を解くことも必要ですが、まずは書いてある内容を正確に読み取る練習が必要です。

そのためには評論文の要約をしましょう。

要約の基本は中心文の読み取りです。

段落ごとの中心文、意味段落の中心文を意識して要約するようにしましょう。

中心文を意識して読むことができるようになれば、要約はできるようになっているはずです。

ただ、要約ができているかどうかを判断するには、添削をしてもらう必要があります。

自身がどれほど文章を読めているのかを把握できるようにしておきましょう。

 

 

 

この記事はたきもとが書きました。

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【大学入試】シス単 VS ターゲット1900 どっちがセンター対策向け?

 高校生の勉強法

今回は、大学受験に欠かせない【単語帳】選びについてのお話です。

来年のセンター試験にむけて勉強を始めている新高校3年生も多いことだと思います。

 

そんな受験生を苦しめるもののひとつが、英単語です。

みなさんは、英単語を覚えるときにどんな単語帳を使っていますか??

 

有名どころで言うと、システム英単語(以下シス単)、ターゲット1900(以下ターゲット)、ユメタン、DUO、データベース……などなど

たくさん種類はありますが、ぶっちゃけどれが一番いいんでしょうか?

 

そこで、今回は生徒から聞かれることの多いシス単とターゲットに絞ってどちらを使うべきなのかを検証してみました。

 

今年の英語のセンター試験にでてきた単語のうち、シス単とターゲットに載っている単語にマーキングをして比較しました。

その一部がコチラ↓↓

 

ピンク色でマーキングされているのがシス単に載っている単語、黄色でマーキングされているのがターゲットに載っている単語です。

両方に載っている単語はオレンジ色でマーキングされています。

※手作業でマーキングしているので漏れがあるかもしれません…ご了承ください。

 

シス単・ターゲットの共通点

これを見ると、マークされたほとんどの単語がシス単・ターゲットの両方に載っていることがわかります。

 

しかし、当然ながら中学レベル、初歩レベルと判断されている単語は載っていません。

中学レベル、初歩レベルではないのに、シス単・ターゲットどちらにも載っていないという単語はほとんどありませんでした。

 

例えば、discuss、perhaps, furtherの意味は分かりますか?

もし分からないようだったら、シス単Basic、ターゲット1000から始めましょう。

 

 

シス単の特徴

・圧倒的な収録語彙数

・多義語への対応

 

実際にマークをしてみると、シス単の方が多くの単語をカバーしていることが分かりました。

例えば、シス単には「base」「basic」「basis」が全て載っています。

ターゲットにはどれも載っていないことを考えると、シス単の収録語彙数の多さがわかりますね。

 

また、シス単には一見基本的に思える単語の別用法が多く載っています。

例えば、「work」。

19年度のセンターでは、「作業する」という意味で使われましたが、

 

His plan will work. = 彼の計画はうまくいくだろう

 

というように、workは「うまくいく」という意味で使われることもしばしばあります。

このようにシス単では、中学校で習う単語のほかの意味を載せている場合がとても多いのです。

 

センター試験と併せて国公立大学や難関私立大学も受験する場合は、そちらの意味も必須になりますので

シス単をつかって隅々までチェックしたほうがいいでしょう。

 

ターゲットの特徴

・頻出基本単語に絞られている

・一語一義

 

一方で、シス単では割愛されるような比較的初歩的な単語も、ターゲットでは掲載されているケースも多くありました。

succesful、control, relax, accidentなどがその例です。

 

また、基本的に一語一義なので紙面が見やすいのも特徴ですね!

 

難しい意味で使われる単語はセンター試験では必ずしも必要ではありません

したがって、センター試験だけを考えるならターゲットを使った方が効率的と言えます。

 

初歩的な単語も多く掲載されているので、単語力に自信のない人はひとまずターゲットを完璧にしたほうがいいかもしれません。

 

 

まとめ

このように、同じ大学入試用の単語帳でもコンセプトや単語のチョイスが違います。

自分の志望校や学習進度に合わせて適切なものを選択してくださいね。

 

何よりも大切なことは、選んだ単語帳を最後まで覚えきることです。

単語帳選びに時間をかけてしまい、いつまで経っても「単語を覚えること」が始まらないのでは意味がありません。

 

単語の学習に関しては、「急がば回れ」ですよ!

いろいろな単語の意味を関連付けながら、瞬時に意味をいえるように何度も反復して覚えましょう。

 

自分に合った単語帳が分からない人は、相談してくださいね!

あなたにピッタリな単語帳をご案内します(^^)

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