2020史上最短の夏休みを完全燃焼!You-学舎の夏期講習
JUGEMテーマ:教育
今年は誰も経験をしたことのない短い夏休みになります。
別に誰が望んだわけでもないのですが、結果的に長〜〜〜い春休みになってしまった3〜5月の埋め合わせと言われれば、従うしかありません。
この短い夏休みの意味合いは「受験生」と「受験生以外の学年」でだいぶ違ってきます。
そこで「受験生」と「受験生以外の学年」に分けて、この夏の過ごし方をお話ししていきます。
かわいそう(不利)な今年の受験生
確かにかわいそう(不利)だと思います。
しかし、世間で言うところの「かわいそう」とは何に対してなのでしょうか?
「授業が遅れると受験に必要な勉強ができなくなる」(中3)
「受験に必要な」の部分は、京都、大阪の中3生については出題範囲を狭めているので、ここは特には不利ではないでしょう。
むしろ、「受験に関係ないから」と出題範囲から削除された内容(しかもけっこう重要な単元)が手薄になることの方が心配です。
だって、他の学年は中学で学ぶべきこととしてちゃんと学んでいることが、今年の中3生だけあまり時間をかけられないのですから(たぶん)。
「授業が遅れると受験に必要な勉強ができなくなる」(高3)
科目によります。特に不利になるのは理系科目でしょう。
高校入試は基本的に同学年内の戦いですから授業が遅れるのなら全員遅れてむしろ平等ですが、大学入試には「浪人」がいます。
浪人生は昨年学校で授業を受けているので必要な情報は得ていますし、なんなら今年2巡しているわけです。
文系科目でいうと社会は若干不利です。不利ですが努力で自学出来る余地はあると思います。
英語、国語については「新しい情報」というものは殆どありません。高3の英語、国語は今まで学んだ内容をさらに高度なものにしていくことが目的です。浪人生に比べて不利なのは「情報量」ではなく「演習量」です。この点は休校があろうがなかろうがあまり変わりません。
「授業のスピードが速くなる」
確かに学校は授業を急がなければなりません。いつもの倍速とは言わなくても1.2倍速くらいにはなるでしょう(根拠はない)。
十分な理解をする前に次の説明がどんどん進んでしまう。確かに学習環境として不利です。
しかし、これも他の学年と比べれば言えることで、同学年で考えれば同じ環境です。
本当に不利なこととは
それはまとまった受験勉強の時間が極端に減ったことです。
例年も学校の授業が進んでいる間は、どうしてもその内容に力を入れて勉強せざるを得ませんでした。
夏休みになって学校の授業が無いからこそ、丸一日思う存分受験勉強に専念できるようになるわけです。
高校受験生の場合
特に1〜2年生の復習と学力の底上げはこの夏休みが最大にして最後のチャンスと言えます。
2学期が始まれば学校の授業が始まりますし、学校行事(今年は例年に比べると規模は縮小されると思いますが)も重なり落ち着いて受験勉強はできません。そして2学期の終わりにはほぼ受験校が絞られていくのです。
大学受験生の場合
同じく夏休み中に大学入試に必要な基礎の見直しを一巡しておく必要があります。
特に公募推薦を考えている方は夏が終わればすぐに出願、過去問演習が控えています。
運動部に所属していた生徒さんは気持ちを切り替えて、夏に今までの遅れを取り戻すことが出来ます。ここで猛チャージをかけられた生徒さんはかなりの確率で良い結果を出しています。
短い夏休み、それでも貴重な時間
高校入試については出題範囲が調整されますが、高校、大学受験とも今まで学んだことについては例年と変わることはありません。
つまり、1〜2年の内容をしっかりと復習することは、やはりこの夏の間に進めるだけ進めておかなければなりません。
限られた時間を効率的に(受験基礎確認コース)
毎年学校から出される中3生宿題は結構な分量です。内容はもちろん受験に必要な1~2年の復習内容がメインです。
例年You-学舎の夏期講習でも自習時間を設けて学校の宿題を仕上げてもらって、授業は塾独自の受験勉強をしてきました。
しかし、今年は休みが短いので学校のこと、塾のことを同時進行で進めると混乱する恐れもあります。
そこで今年は思い切って、学校の宿題を使って受験勉強を進めていくという、新しい試みというか、他人のふんどしというか…
まあ、一石二鳥を狙おうということになったわけです!
信頼はするが管理も必要(テスト徹底管理)
大学受験は目指す大学、学部、入試方式で必要な勉強については現状と合わせて個々で設定していく必要があります。
大学の受験勉強は高校のそれとは比べものにならないくらい覚えるべきことが多くあります。
大学受験生にもなって…と本人にすべてを任せることになりがちですが、人間は基本的に他人の目と励ましがなければ怠けてしまいがちです。
手取り足取りはさすがにどうかと思いますが、ちゃんとやったのかどうかの確認は必要です。
You-学舎の受験校講座
詳しくは
茨木教室 :072-638-0804
西院教室 :075-315-5248
千里山教室:06-6380-3135
南茨木教室:072-632-3088
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受験生以外はこの夏は勉強する必要なし?(小4〜6年・中学、高校1〜2年)
別に子供たちがさぼったわけでもないのに「遅れてる!」といつもよりスピードを上げて授業は進められます。
復習に時間をかけていられません。
学校の役割
そもそも学校は未知の内容を学ぶ場所であり、復習や定着をする場所ではありません。(今回の休校中に再認識しました)
学校の悪口ではありませんよ。
学校だからこそ、誰もが平等に、様々な分野の知らないことを学ぶことが出来るのです。
小学校に入って漢字を知り、九九や円の面積の公式を知る。中学校に入って英語の文法を知り、理科のオームの法則を知る…
もちろん塾でも予習はしていくので、ゼロの状態から新しいことを教えることもしますが主要科目に限られます。それに対して学校は副教科も含めて9教科、高校になるともっと多くなりますよね。
あらためて「学校すげえ!」と思いました。(もっと早く気づけば私の人生も変わっただろうなあ)
せっかくのチャンスを活かすには
ちょっと脱線気味ですが、とにかく学校の授業は常に新しい知識を子供たちに与えることが主目的です。
特に義務教育とは、すべての子供に平等に与えられた「新しい知識を得るチャンス」といえるでしょう。
よく「学校の授業をわからないわけではないけれど、テストで点数がとれない」という話をお子さんから聞きますが、それは至極当たり前のことなんですね。
授業を受けただけでは知るチャンスを与えられたにすぎないからです。
せっかく獲得した新情報も使わなければすぐ頭から抜けてしまいます。
だから、自力、それが無理なら他人の力(塾やアプリ)を利用して練習を繰り返す必要があるのです。
なるべく一石二鳥を狙おう!「夏休み宿題完成コース」「課題サポートコース」
短い夏休みとはいえ、そして差し迫った受験がないとはいえ、コロナ休校の影響を少しでも改善するために、最低限の復習は必要です。
しかし、出来るだけ効率よくしたいですよね。
そこで今年は学校で出された宿題を使って復習をしてしまおうと思います。
You-学舎の小・中・高校生講座
子供も大人も今しばらくはコロナの影響から逃れることは出来ません。
誰が悪いのでもなく、理不尽極まりない災難ですが、避けられないのであれば受け止め方を変えるしかありません。
今年の夏は「レアもの」であると。
史上最短のレアな夏休みを、思いっきり楽しく、充実したものにしていきたいですね!
こちらもお読みください!
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